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やりかけの仕事をなるべく作らない


楽しく仕事を進めていく上で「やりかけの仕事をなるべく作らない」というのを意識した方が良いと思います。やりかけの仕事が多いと、自分の精神を蝕むことが多く、その結果、仕事に対するパフォーマンスが落ちるという悪循環に陥ることがよくあります。
 
やりかけの仕事が多いと「覚えているコスト」「改めて思い出すコスト」「出来ないと思い悩むコスト」が発生し、精神を疲れさせる結果となります。

覚えているコスト


仕事をする上で一番やってはいけない事は「仕事自体を忘れる」事だと思います。このため、やりかけの仕事を忘れないために、「仕事があること」を覚えておく必要があります。一つ二つなら良いのですが、たくさんになると覚えているだけで疲れてしまいます。

このため、仕事を前倒しでどんどん処理することで、この覚えているコストを減らすことが出来ます。

あと、外部ツール(Excelや各種todo管理ソフト)を使って、仕事を管理する手もあるのですが、たまった仕事が多ければ結局、脳みその容量を使うことになるため、早めに仕事を進めるのが一番の解決策になります。

改めて思い出すコスト


仕事を受けた時(口頭、電話、メール等)が、その仕事に対する意識が一番高く、その時に手をつけるのが一番仕事が進む事が多いです。一方、受けた仕事を後日開始しようとする際には、改めて各種確認を行う必要があり、手間がかかることが多いです。また、仕事自体を面倒に感じちゃうことも多いです。

このため、5分で終わるような仕事はその場で終わらせてしまうのが一番良いです。また、電話はまとめて後回しにする、メールは時間を決めて読む(午前1回、午後1回等)にしておき、電話を受けた際やメールを読んだときに仕事を処理する、と効率が良いです。

一番効率が悪いのは都度メールをチェックする時で、メールを見ることで現在の仕事が止まる、直ぐに出来ない仕事の場合は後でメールを見なおす事になりメールを二回読む事になる、現在の仕事に戻る際にも仕事を思い出すコストが発生する、と結果としてものすごいロスになります。

話は若干ズレますが、メールを見るタイミングを少なくすると驚くほど仕事の効率が上がるのでオススメです。

出来ないと思い悩むコスト


やりかけの仕事は、やるのが面倒でたまることも多いです。この結果「ああ、あの仕事やらなきゃ」と必要以上に思い悩み、疲れることも多いです。ただ、やるのが面倒な仕事というのは、手をつけてしまえば意外と早く終わったりもします。このため、思い悩む時間があるのならば、何も考えず(ある意味馬鹿になって)手をつけるのが良い事が多いです。


やりかけの仕事を進める秘訣

また、仕事を進める上では、
・クオリティよりスピードを意識する
・自分の手元にあるボールは最小限とする
・ペンディング仕事は毎日5分でも良いからやる
事も大切です。この件については、改めて書きますね。


余談

仕事のスピードが上がると、どんどん自分の所に仕事が回ってくるという「仕事が仕事を呼ぶ」という状況になることが多いです。当たり前ですが、仕事をこなしてくれるところに仕事が回るというのは世の常です。

これを成長の契機と捉えて、ガツガツ仕事をやるのもありです。間違いなく、自分の経験値は上がりますので、仕事の幅が広がることに加え、将来的な昇進・昇格等にも繋がると思います。

ただ、自分の体調維持も大切ですので「捌ききれないな」とちょっとでも感じたら、無理はせずに仕事のペースを落としたり、「ちょっと今は抱えている仕事が多いのでできません」と言う勇気は、きちんと持っておいた方が良いと思います。

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