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「ファクトフルネス」を読み終わったので紹介してみる。

世の中で評判になっているので読んでみましたが、噂に違わぬ良書でしたね。後書きにも書いてあるように、この本を読むことで人生が生きやすくなったな、と感じました。

この本の素晴らしさは色んな人が語っていると思うので、私が改めて語ることはあまりないのですが、この本が言いたいことは「思い込みに至る様々な罠があるため、それに気をつけた方が良いよ」という事かと理解しました。

人々が思い込んでいる事は何か、については書くとネタバレになるので是非、本書を読んでもらいたいのですが、ビルゲイツが、この本の電子書籍版を全ての大学生に無償で配りたい、というような事を言っていた意味がよく分かりました。

ほんと、これから社会に出る人は知っていて損はない内容だと感じました。若い世代が様々な思い込みを持たないことで、世の中をフラットに見ることが出来、その結果、世の中が良い方向に向かうんじゃないかな、と思ったりしました。

もちろん、偏見に満ちた中年(私も含め)も読むと良い本だとは感じました。決裁権限があるような(お金をたくさん動かせる)人が読んでも、世の中が良い方向に向かうんじゃないかな、ということも感じました。

私がこの本を読もうと思っていた契機は、noteで編集者のエントリを読んだ事ですね。1冊の本が出来る過程が追体験できて面白かったです。

また、翻訳者のエントリもすごぶる面白く、購入する大きな後押しになりましたね。このエントリは一つの物語を見るようでした。また、本を読み終わった読者から来た批判に対するカウンターエントリーも非常にすばらしく、1冊の本にここまで情熱を傾けるって凄いな、と思ったりしました。これだけの熱量がある方が翻訳した本なら間違いないと思っていましたが、その通りでしたね。

あと、直近の編集者のnoteによると、50万部突破ということで、問答無用のベストセラーになっていますね。未読の方は、是非読んでみてください。読んで損はない1冊かと思います。

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