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タリスカー10年を久しぶりに購入したら、骨太で美味しくハイボールにも最適でした

タリスカーはシングルモルトウイスキーなのですが、イギリス(スコットランド)のスカイ島にある唯一の蒸留所で作られています。シングルモルトウイスキーといえば、同じくイギリス(スコットランド)のアイラ島が有名ですが、スカイ島はアイラ島よりはるか北にある島で、より環境が厳しい中で作られたウイスキーとも言えますね。

タリスカーはアイラモルト(アイラ島のウイスキー)と同様に、磯臭い香りがベースとなっており、非常に好き嫌いが分かれるウイスキーでもありますね。また、磯臭さに加えてスパイシーさを感じるような香りもあり、非常に切れ味の良いウイスキーとも言えます。

個人的にタリスカーは結構好きなウイスキーでして、昔はよくボトルで10年を購入して飲んでいたのですが、昨今はウイスキーを飲む量が減っており、自然とタリスカーを買うことも無くなっていました。

一方、最近、ケースで炭酸水を購入して様々なお酒(ジン、梅酒等)をソーダ割りで楽しんでいたのですが、ふと「ハイボールに合うウイスキーを購入すれば、自宅でハイボール飲めるんじゃ無いかな?」という事を思い立って、ネットで「ハイボール ウイスキー おすすめ」で検索をしてみました。

色んなHPをチェックしてみたのですが、その中で「タリスカー」の文字を発見し、懐かしくなってタリスカー10年を購入してみた次第。

「宝島」や「ジギル博士とハイド氏」などの著書があるR.L.スチーブンソンが「King o' Drink(酒の王様)」と絶賛したタリスカー蒸留所を代表する商品。10年の熟成を経たタリスカーは正にスカイ島のラギッドな自然をそのままボトルにしたような強烈な個性を持っている。

ウイスキーは同じ年数のものでも、昔のウイスキーの方が圧倒的に美味しいため、今回もあまり期待値を上げずにストレートで飲んでみたのですが、「あれれ?昔飲んだタリスカーと同じような味がする!」と驚いた次第。昔気質の職人が、昔通りの製法でウイスキーを作っているのでは?とか想像の翼を広げてしまいました。

その後、ハイボールにしてみたのですが、ハイボールに無茶苦茶合うウイスキーだ!と思いました。ウイスキー自体に炭酸に負けないくらいの力強さがあるというか、磯臭さとスパイシーさが炭酸とよくマッチするというか。私は、ハイボール自体はあまり好きではないのですが、タリスカーのハイボールは凄く好きな味でした。


まだまだ暑い日が続きますが、晩酌の楽しみが増えて嬉しいです。

余談

タリスカー10年のAmazonレビューを読んでいたら、「余市を濃くしたような味」と書いてあって、非常に膝を打った次第。私、昔の余市がものすごく好きだったのですが、最近の余市には首をかしげる事が多く、すっかり余市は買っていませんでした。

言われてみると、タリスカーは確かに「昔懐かしの余市」を彷彿する味だと感じました。スカイ島と余市町の気候風土が似ているからかも知れません。

ともあれ、最近の余市にがっかりしている人は、タリスカーを飲んでみるのをおすすめします。古き良きウイスキーの味が堪能できると思いますよ。

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