ITの仕事がつまらなくなっているのは確か
なかなかいいことが書いてある。
業界の閉塞感が詰まっている。
クラウドが出てくるまでは、ソフトウェアは単なるバイナリーデータであって、システムエンジニアがコンピューターにインストールし、設定を正しく行って始めて成立するものだった。
それが今はどうだ。ソフトウェアはすでにクラウドの上にある。使おうと思えばAPIキーを入手し引数を放り込めば結果が返ってくる世界となっている。どうつなぎ込むか、だけがポイントとなった世の中に、更にAIが盛り上がって来た。AIだって同じで、プロンプトを放り込めば結果が返ってくるのは同じだ。そして、このAIなるものも、クラウドの中に機構がありデータがあり、結果を返すものがほとんどだ。
つまり、システムエンジニアの仕事から、ソフトウェアはもちろんのこと、それを動かすハードウェアのことまで切り離されてしまったということだ。もし、純粋にソフトウェアそのものを扱いたければ、SaaS事業者に飛び込んでいくしかない。
ここから先は
1,299字
いつも読んで頂きありがとうございます。 これからもよろしくお願いします。