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ITの仕事がつまらなくなっているのは確か

なかなかいいことが書いてある。

業界の閉塞感が詰まっている。

クラウドが出てくるまでは、ソフトウェアは単なるバイナリーデータであって、システムエンジニアがコンピューターにインストールし、設定を正しく行って始めて成立するものだった。

それが今はどうだ。ソフトウェアはすでにクラウドの上にある。使おうと思えばAPIキーを入手し引数を放り込めば結果が返ってくる世界となっている。どうつなぎ込むか、だけがポイントとなった世の中に、更にAIが盛り上がって来た。AIだって同じで、プロンプトを放り込めば結果が返ってくるのは同じだ。そして、このAIなるものも、クラウドの中に機構がありデータがあり、結果を返すものがほとんどだ。

つまり、システムエンジニアの仕事から、ソフトウェアはもちろんのこと、それを動かすハードウェアのことまで切り離されてしまったということだ。もし、純粋にソフトウェアそのものを扱いたければ、SaaS事業者に飛び込んでいくしかない。

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■orangeitemsとは クラウド専任の40代インフラエンジニア。新規事業マネージャー。20世紀…

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