見出し画像

献血3回目。あることが起こった。

昨日、バンクシー展に行って買い物して、その後に人生3回目の献血に行った。予約せずに行ったけど、ほぼ待たずに案内してもらえて、検査も順調で、すぐに終わった。針を刺されていたのはほんの5分くらい。

でも終わったあと、なんだか胃のあたりが気持ち悪い。まぁ大丈夫かも?と思ったけどすぐには収まらなくて、何かあったら怖いし実際に吐いちゃうのは嫌だったから、一応看護師さんに訴えた。

するとすぐにベッドを横に倒してくれて、足を上げてしばらく寝て様子を見ることに。そしたら、すぐによくなった。徐々に体勢を戻していきますね、ということで、まず足を上げていたのを下ろす。そしてベッドを起こす。そしたら、吐き気復活。あらあら…とまた横になって足上げる体勢に戻る。そこからかれこれ30分くらいは横になって、血圧を何度も測ってもらって、気分がどうか聞かれて、水分めちゃくちゃ摂って。次に身体を起こしたときは、もう大丈夫だった。

寝ている間には、いろいろ様子を見てくれて、いくつか質問もされた。思い当たることありますか?食事は十分食べた?水分はどれくらい摂れた?生理前とかでもない?なんて確認を看護師さんとしたけど、そのときは何も思いあたることがなかった。ひとつあったのは、針を刺されるのは苦手?って質問。確かに、得意ではない。針を刺す瞬間は見ていられないから。苦手なのにすごく我慢してがんばって献血をしちゃって体調悪くなる人もいるらしい。でも大丈夫だから2回目、3回目もしてるんだよー。と思いながら。

その後、もう一度お医者さんに血圧を測ってもらった。私としてはすっかりよくなってた。でもまだちょっと心配だから帰せないですね〜。と言われてしまう。血圧が低すぎたよう。さらに待合室で15分ほど休んで、もう一回血圧測って、無事に帰宅できることとなった。きちんと家に着いたかが心配だからと、ちょうど家に着くころにお電話いただくこととなり。少しの吐き気があっただけでとても心配かけてしまって申し訳ない気持ちと、手厚く看護していただいてありがたいという気持ちでいっぱいだった。

まぁ自分では大丈夫って思ったけど、夏場で無意識に水分不足だったのかもしれないし、睡眠時間は十分とれていても深く眠れていないとかもあったかもだし、食事は昼はしっかり食べたけど朝は食べてなかったから栄養的には足りてなかったのかもしれないし。献血前の問診では、血圧は低いねって言われてたし。血圧に関しては健康診断とかでもいつもそう言われるし、過去2回もなんともなかったから大丈夫でしょ!って思ってた。

それから、ちょうど私の隣で献血をしていたおじさんも偶然、体調不良を訴えていた。点滴を打っていたようだったから、私よりももう少し大変だったのかも。聞こえてくる会話から推測するに、その人は過去に何度も献血の経験があるようで、こんな風になったのは初めてだということだそうだ。だから回数の問題ではないことがわかった。でも、その人も少し休んで順調に回復しているようだった。

今回のことで、いつもと変わらないって思っていても、よくよく考えたらいろいろな要因や環境なんかは日々違っているわけで、何事もいつもと全く同じだってことはないんだよなって気付かされた。帰り道はなるべくゆっくり歩くようにと念を押されていたので、なるべくゆっくり歩いて帰った。そうすると、普段いかにせかせか歩いているのかと考えさせられた。健康が当たり前ではないことを、自分をきちんといたわるということを、改めて考えるきっかけになった。

これから献血をしようと思っている人がこのnoteを読んで不安な気持ちになってしまったら申し訳ないけれど、決してそう言いたいわけではない。私が初めて献血に行く前、実際に経験された方のnoteをいくつか読ませてもらって、安心して行くことができた。だから、私もそんな経験談のひとつとして残しておけたらと思って書いた。お医者さんも看護師さんもとても心配してくれたのが伝わってきたし、私の不安がなくなるように適切に丁寧に対応してくださったし、アフターケアもしっかりしていた。その後、帰り道も家に着いた後も大丈夫だったし、次の日の今日ももうすっかり元気だから、心配ないよと伝えたくて書いたつもり。今回のことで献血に行くのをやめたいとは思わないし、これからもきちんと体調管理をして、次に行くときはできる限り万全の状態で行こうと思わされた。

もしサポートいただけることがありましたら、また他の方へのサポートに使わせていただき、循環させられたらと思っています!