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過去・未来の自分からの警告

昨晩は、久しぶりに体調が思わしくありませんでした。
夜中に目が覚め、30分ほど苦しんだのちに一段落。
再び目覚めたらわりとスッキリしていたので
これは大丈夫なやつだ。と判断しそのまま出勤。
力が入らない感じはありましたが何とか1日終わりました。

なぜこれは大丈夫なやつと判断したかというと。
大丈夫じゃないやつを経験したことがあるからです。

あの夜。同じ様に目が覚めました。発熱と嘔吐と痙攣に苦しみました。特に手の震えが尋常でなく、電話をかけるのもやっとでした。夜中2時ごろ。救急医療情報センターに電話して、空いている病院を聞きました。「自分で来られますか?」という質問に、普通に歩ける状態でもないのに「ハイ」と答えていました。何を思ったか、家が駅まで徒歩で数分なので、そこでタクシーを拾うほうが救急車より早いと判断したのです。

そして駅前まで何とか移動したけれど、なんせもう夜中の2時半過ぎ。タクシーなんているはずもなく、駅に人がいるはずもなく、駅前の公衆トイレで一人しばらく倒れ込むことになります。その後、本当に偶然、たまたま通りかかった1台のタクシーに助けられて何とか病院へ。

病院に着いても吐き気と痙攣が収まらず、移動は車椅子に乗せてもらっていました。翌朝、職場に電話するにもスマホの操作が簡単にできないほど。あれがガラケーだったら、ボタンを押す力もなかったと思います。触れるだけで反応するスマホすごい。と思ったことを覚えています。

レントゲンにエコーに脚の付け根からの採血に、いろーんな検査をしてもらったけれど原因不明のまま、5泊6日の入院を余儀なくされました。熱が下がり、食事もとれるようになったため退院しました。その後、数回に渡って通院し血液検査をしてもらい、消化器内科と膠原病内科にかかるも、異常なしということで診察が終了しました。

あれから約5年が経ちますが、その後大きな病気をすることもなく現在にいたります。結局、本当に全くの原因不明。大きな病気でなかったことは不幸中の幸いでした。でも原因がわからなかった以上、またいつあぁなってもおかしくないという静かな恐怖を抱えたままです。

あのとき、日頃の不摂生や生活習慣を見直したはずなのに、時が過ぎるにつれ忘れていくものなのですね。今回のことは、自分の身体がSOSを出しているのかもしれません。以前にも書きましたが、自分に起こることには何か意味があるのではないかと考えています。今回のことも、大きなことになる前の予兆、過去の自分・未来の自分からの警告だと思って、大人しく養生したいと思います。

まだまだ厳しい寒さが続くようです。
皆様も、どうかお身体ご自愛ください。

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