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「The Millennials」で考える「ミレニアル世代」

京都に来たのに、実家に帰りませんでした。
ここに泊まってみたかったから。

京都の繁華街のど真ん中にあってアクセスよし
カプセルホテルっぽいけど設備(スマートポッド)は最新
一人ひとりのスペースは広くはないけど、でもベッドはゆったり
共有スペースは広く取られていて、コンセントたくさんある
誰かと繋がりたい人も、一人で過ごしたい人も共存できる
ゆったり過ごすことも、黙々と作業することもできる
外国人の方が結構多く英語が飛び交っているので、交流もできそう

うん。とても良い。レビューとか書くのはちょっと苦手なので、細かくは書きませんが、興味のある方はHP見てみてください。京都に一人で泊まることがある方、または友人とでも寝床が別で大丈夫という方は、利用してみてほしいです。また来たいと思うし、渋谷の方も今度行ってみようと思います。

このホテルの名前でもある「ミレニアル」って、言葉は聞いたことがあったけれどあんまり意識したことがありませんでした。でも、ちゃんと読んでみたら私ガッツリその世代でした。

ミレニアル世代
「ミレニアル世代」とは、2000年以降に成人、あるいは社会人になる世代を指す言葉です。ミレニアル(Millennial)は、英語で「千年紀の」という意味。おもに米国で1980~2000年頃に生まれた若者を「ミレニアル世代」「新千年紀世代」と呼び、それ以前の世代とは異なる特性を持つと注目されています。デジタル機器やインターネットが普及した環境に生まれ育った最初の世代で、“デジタルネイティブ”と呼ばれることも。SNSなどを利用した情報の収集・発信を得意とする一方、共同体(コミュニティ)への帰属意識が強く、仲間とのつながりを大切にする傾向があるといわれます。

確かに、私たちの生活はもうインターネットやデジタル機器ありきで成り立っています。このホテルはその良いところを存分に活かしている場所です。とても快適だと感じるし、もっといろんな場所にここの考え方が広まればいいと思います。でも、私より少し上の世代、デジタル機器の操作が苦手な人には、むしろかなり不便でしょう。そういう方は、既存のビジネスホテルや旅館に泊まることになるでしょう。

ちょうど今、仕事上のある一面でも、学生とスマホ(ケータイってもう若い人は言わない)の共存の仕方について考えなくてはならないことがあります。私たちより上の世代の方たちは、学生にスマホなんて考えられなかった時代で生きてこられました。だから、その時代には起こり得なかった問題に遭遇するとすぐに、インターネットやスマホを排除する(使わせない)方向で物事を考えがちだと日々感じていました。

でももうこれから先、インターネットやデジタル機器がない時代はこないのだから、どう排除するかではなく、いかに共存していくかを考えるべきであるのは言うまでもありません。それを訴えていかなければならない、発想を転換させていかなければならないのが我々の世代なのではないかという、ちょっと責任というか、義務みたいなものを、感じています。

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