見た目の良さor面白さどっちが重要?

先日、リスナーさんと、

「ライバーって見た目がいいか、面白くないとフォローされないよね」

という話になったので、この話を掘り下げます。

これはその通りだと思っていて、ライバーとして売れるには、

・見た目が良い
・面白い

のどちらかの要素が必要になってきます。

さらに分けて考えると、

1⃣見た目が良くて面白い
2⃣見た目が良くないけど面白い
3⃣見た目が良いけど面白くない
4⃣見た目が良くないし面白くない

という感じで分けられると思いますけど、Pocochaで言うところのA帯やS帯に行ける人は1⃣のタイプの人だけだと思います。

もちろん、

突き抜けた見た目の良さ(モデルレベル)
突き抜けた面白さ(芸人レベル)

があれば2⃣や3⃣の人でも上に行けますが、普通レベルだと厳しいと思います。

ここで考えなければならないのは、見た目の良さというのは、生まれ持ったものが大きいので、努力によってクオリティを上げるのは限界があるということです。

さらに言うと、ライバーの多くが夜の配信なので、常に見た目が良い状態をキープするというのも酷な話だと思います。

ということで、現実的に考えると、面白さを追求していくべきだということになります。

「面白さが求められる」と言われると、「わたしそんなに面白いこと言えないしなぁ…」と思ってしまうと思いますが、必ずしも

面白いことを言う人間=面白い人間

というわけで張りません。

面白いにも種類があって、大きく分けると、

・笑える
・ユニーク

の2つに分けることができます。

笑えるほうの面白さは、それこそ見た目の良さと同じで一長一短で身につけるのは難しいと思います。

ライバーとして追及するべきなのは、ユニークな面白さでしょう。

じゃーユニークって何なんだという話になるのですが、

自分の想像を超えてくる

のがユニークかなと思います。

鬼滅の刃を例に出しますが、僕は全く面白いと思わなかったのですが、それは想像を超えてこなかったからなんですね。

強い敵が現れる→負けそうになる→強くなって仲間と倒す

の繰り返しだったじゃないですか。(いわゆる王道のジャンプストーリー)

柱が鬼に寝返ったり、鬼が柱に寝返ったりするような裏切りが無かったので、僕の想像は超えてきませんでした。

逆に、好きなところで言うとレオンというバッドエンドの映画が好きなのですが、「えっ?その結末なの?」って思わせたところに面白さがあると思うんですね。

以上を踏まえると、ライバーが上にいくにはユニークさを追求していくのがいいのかなと思います。

考えるべき視点は、

・他のライバーがやっていないことをやる
・自分が普段やらないことをやる

です。

前者に関しては、自分が思いついたアイデアなんて、だいたい他のライバーがやってるよって思うかもしれませんが、リスナーはそこまでたくさんのライバーを見ているわけではありません。

先ほど書いた通り、リスナーの想像を超えればユニークだと感じてもらえるので、思いついたものは色々と挑戦してみましょう。

後者に関しては、自分の好きなことや得意なことだけをやろうとするライバーが多いですが、よほど突き抜けない限りそこにユニーク性は生まれません。

自分がやりたくないことや、苦手だと思っていることをやるからこそ、ユニーク性が生まれます。

本質的なことを言うと、リスナーはできないであろうとことを挑戦する姿を応援してアイテムを投げます。

できることをやっている姿を応援したいとは思えないので、そこは勘違いしないようにしましょう。

歌枠が一瞬でのし上がって、すぐに落ちていく原因もここにあるのですが、この話はまた別の機会に…。