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「病気」よりも「生活」をみる、医者のシゴト

母校であり、子どもが通っている順化小学校の「未来体験」に参加した時のお話。


「未来体験」
子どもたちに、地域の大人が様々なレクチャーを行う楽しい企画です。

5人のグループへのレクチャーを2回行いました。
いろんな話をしましたが、みんなでワークを一つしました。

テーマは、
ある日、友達がケガをして学校にやってきました。
その子は、
・右手をケガしてギプスをしています
・右足もケガしていて、ゆっくりしかあるけません
・顎もケガをしていて、大きな口を開けることはできません。


医者は、処置をして痛み止めを出すことはしてくれましたが、そこまで。
さて、その子にみんなができることは何?


子ども達からの答えは・・・
・励ます
・どんなケガかを知っておく、分かっておいてあげる
・荷物を持ってあげる
・食べ物を小さく切ってあげる
・怪我をしていてもできる遊びをする
・しゃべる、体を使わなくてもできるから
・ひとりぼっちにさせない
・ノートを書いてあげる
・守る。他のクラスの子は事情を知らないから
・大丈夫?困っていることない?って聞く
・歩くペースを一緒にする
・着替えを手伝う   


なんか、感動しました。


知ること、手を貸すこと、一方的でないこと、一緒に困ること。


大切なことは子どもたちから教えてもらいました。


病気やケガをしたとき、その人を元気にするのは、医療者だけではできませんからね。

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