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キッズケアラボ

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医療ケアが必要な子どもたち(医ケアキッズ)の活動・発信拠点。彼ら彼女らが活動すると、大人も地域も変化していく。ソーシャルイノベーターなキッズたちの活動を紹介します!
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#久米島キッズケアラボ

医ケアキッズフライト✈️プロペラ機編

琉球エアコミューター(RAC) 那覇発、久米島行き。RAC0883便。 帰りは 久米島発、那覇行き。RAC0872便。 使用機材は ボンバルディアDHC8-Q400CC。 ボーイング737編に続き、気管切開・人工呼吸器、加温加湿器、酸素ボンベ、サチュレーションモニター、胃ろう、吸引、導尿、電気毛布、カフアシスト、アンビューバッグ、吸入、などの医療処置やケアを使いながら、今度はプロペラ機にチャレンジする、あすかさん(18)のフライトをレポートしたいと思います。 機内最後方に

医ケアキッズフライト✈️ボーイング737編

日本トランスオーシャン航空 小松発、那覇行。JTA037便。 また、帰りは那覇発、小松行。JTA036便。 使用機材はボーイング737-800。 ストレッチャーを設置してもらい、搭乗するのは、あすかさん(18)。気管切開・人工呼吸器、加温加湿器、酸素ボンベ、サチュレーションモニター、胃ろう、吸引、導尿、電気毛布、カフアシスト、アンビューバッグ、吸入、などの医療処置やケアが必要です。これら全てを持ち込んでのフライトの細かい実際をまとめて行きたいと思います。 ストレッチャー

久米島キッズケアラボ

医療ケアが必要な子どもたち。通称、医ケアキッズ。 病院と自宅の往復だった彼ら彼女らに、3つめの居場所として2012年に福井で立ち上がった“オレンジキッズケアラボ”。“友だち”と“遊び”を得た子どもたちは、病気や障害を理由に“無理”だと決めつけられてしまっていた「成長」を取り戻していきました。間近で見てたら、びっくりすることいっぱい起きました。病院では座れないって言われた子が座れたり。喋れないって子が喋れたり。 やがて、ケアラボだけでなく、公園へ、山へ、海へ、どんどん活動場

移動を躊躇すること、させないこと

○○に行きたいなー。でもなー。 なんて、行くのを躊躇しちゃうことがありますよね。 遠いしなー、高いしなー、時間かかるしなー、予約とかめんどくさいしなー、呼吸器あるしなー、医療機材いっぱいあるしなー、途中で体調悪くなると困るしなー。 でもなー、の後にくっついてくる言葉はたくさんある。 医ケアキッズなんてなおさらたくさんある。 それらを一個一個潰して行くことで、「でもなー」を減らせばいいんだ、 と思うかもしれないけど、意外と大変。 結構途中でくじけちゃう。たくさんあるし。

医ケアキッズフライト✈️搭乗編・機内編

飛行機の入り口のギリギリまではいつものバギーで行くことができます。 いよいよ搭乗編 そして、そこから飛行機への乗り込みは、 バギーから、担架・ストレッチャーに乗り換えて。 と言われましたが、 いろいろ身につけてるものも、姿勢の工夫も必要なので いつもお馴染み、人間担架・ヤマニシを活用することに。 安心の安定感 そして機内編① 乗り込むと、あすかさんの席は 機内最後部、6席分の完全フルフラットシート。カーテン付き。贅沢なビジネスクラスシートのよう。しかも、シートの固定

医ケアキッズフライト✈️準備編・空港編

久米島キッズケアラボ。福井からは2人のキッズが参加。よっちゃんとあすかさん。今回は、気管切開、人工呼吸器、加温加湿器、カフアシスト、吸引機、胃ろう、電気毛布、というフル装備のあすかさんのフライトを密着紹介します。 右があすかさんと、お母さんのひろみさん。ちなみにあすかさんはJK、18歳です。 今回はJAL系列の飛行機。小松→那覇JTA037、那覇→久米島RAC883。と乗り継ぎました。小松-那覇は2時間40分、那覇-久米島は35分間のフライトです。 まずは準備編 JA