2024 第75回 NHK紅白歌合戦 出演者予想

 9月半ばを過ぎても残暑とも呼べない猛暑が続いていますが、今年も残すところ三ヶ月と少し。紅白歌合戦の放送時間も正式に発表されました。そのうち、紅白歌合戦の内定報道が聞こえてくるでしょう。趣味の範疇ですが、今年も現時点での紅白予想をまとめていこうと思います。紅組26組、白組26組、特別企画6組としました。例年よりやや多いですが、現時点ではこの組数で予想します。

 現時点でNHKはSTATRO社所属のアーティストの新機起用は取りやめている状況です。今回はSTATRO社所属のアーティストは含めず予想しています。また、以下の投稿は基本的に敬称略とします。


司会者

2021年(第72回)以降は紅白に分けず司会者を設けているため、両軍関係なく「司会者」として予想しました。

芦田愛菜
 
今年、20歳を迎えた女優。NHKでのレギュラー番組や朝ドラ、大河への出演が近年あるわけでもないが、知名度、好感度は抜群。紅白には2011年に史上最年少の紅組歌手として、2022年には審査員として出演。司会起用となれば、20歳の若さで歌手、審査員、司会を務める事になる。

有吉弘行
 
昨年の紅白司会者。藤井フミヤとの共演も大いに話題になった。例年通り、各局の番組に出演。今年も続投は有り得そう。

今田美桜
 
来年の朝ドラ「あんぱん」のヒロイン。ドラマ、CMへの出演歴は多数。「ひよっこ」の有村架純、「なつぞら」の広瀬すずのように、朝ドラヒロインが一足早く紅白司会を務めた例もあり、司会を務める可能性は大いにあるだろう。

高瀬耕造アナウンサー
 昨年の紅白司会者。現在は大阪放送局勤務。報道を中心に数多くの番組を担当し、安定感は抜群。女性司会者が二人となった場合は、高瀬アナが続投となるのが第一候補として予想する。

次点での司会者予想

川島明(麒麟)
 「ラヴィット」での司会をはじめ、数多くの番組に出演。2023年のテレビ本数出演ランキング(ニホンモニター調べ)では1位となる。生放送での司会経験は抜群で、かつてはNHKの音楽番組「シブヤノオト」ではMCも務めており、司会でなくともウラトークでの起用もありそう。

谷原章介
 長年「うたコン」の司会を担当。平日は「めざまし8」の司会も務めている。経験、安定感は抜群。いつ紅白司会の起用があってもおかしくない。

橋本環奈
 昨年、一昨年と司会を担当。今年は朝ドラ「おむすび」のヒロインとなりスケジュール的にもかなり厳しいか。審査員での出演が有力と考える。

伊藤沙莉
 今年の朝ドラ「虎に翼」のヒロイン。昨年の浜辺美波をはじめ数多くの朝ドラヒロインが司会を担当してきたことから、可能性はありそうだが、審査員で呼ばれるのでは。

浜辺美波
 昨年、紅白司会を担当。石川県出身。能登半島地震復興へのエールを込めて続投する可能性もあるが、曲紹介等のゲスト出演の方が現実的か。

赤木 野々花アナウンサー
 うたコンの司会担当。週末の「おはよう日本」のキャスターも含め、数多くの番組を担当。女性アナウンサーが司会に入る場合は赤木アナの登板は多いに有り得そう。

紅組

aiko(15)相思相愛
 
 
前回の出場は2019年(第70回)。2000年(第51回)の初出場以降、計14回出場している。今年は2本のツアー、サザンビーチちがさきでのフリーライブ、アルバムリリースと例年以上にアグレッシブに活動。何より「相思相愛」が「劇場版・名探偵コナン」の主題歌となり大ヒット。MVの再生回数も過去の代表曲に匹敵する。アニバーサリーの昨年も返り咲きはなかったが、今年のヒットは昨年以上に返り咲きの可能性は高いのではないか。

あいみょん(6) 会いに行くのに

 昨年は朝ドラ主題歌を担当。今年も多くのタイアップを担当し、アルバムリリース、来年まで続くアリーナツアーを開催予定。公演数はかなり多いものの、年末年始はのスケジュールは空いていおり、例年通り出場することが濃厚では。未披露の代表曲もあるが、今年リリースの楽曲も多く、そちらを歌唱すると予想。

ILLIT(初) Magnetic

 今年、HYBE傘下の事務所よりデビューした日韓5名によるガールズグループ。デビューEPのリードトラック「Magnetic」はストリーミング、MV再生回数共に1億回再生を超える大ヒット。日本デビューはしておらず、1st EPリリース以降カムバックしていないが、NHKの音楽番組にも出演している事から、紅白出場の可能性は大いにあるだろう。

Ado(2) 新時代~私は最強

 昨年は東本願寺からの中継で「唱」を披露した。今年はアルバムリリース、全国ツアー、ワールドツアー、国立競技場でのライブと引き続きの大活躍。そもそもテレビ出演が少ない事もあり、可能性は低いかもしれないが、NHKとしても出場して欲しい歌手の一人であろう。

石川さゆり(47) 能登半島

 出場すれば、紅白合わせても最多出場となる。昭和、平成、令和と出演を続ける紅白の顔とも呼べるレジェンド。2007年(第58回)以降は「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」を交互に歌唱するのが恒例となっているが、今年は元日に発生した能登半島沖地震への復興への願いを込めて「能登半島」を披露するのでは。(「能登半島」も代表曲のひとつであり、過去に紅白では2度披露されている)

宇多田ヒカル(2) First Love

 朝ドラ主題歌を担当した際、2016年(第67回)に1度だけ出場している。今年はベストアルバムの発売、久々の全国ツアーと日本で精力的に活動。NHK MUSIC SPECIALにも出演。例年よりは出場の可能性は高いと考える。

HY(3) 366日

 過去に白組として2度出場。2008年の発売以降、長年に渡り支持されてきた名曲「366日」をモチーフとしたドラマの放送もあり、各局の音楽番組への出場が相次いだ。この曲では仲宗根泉がメインボーカルを務める事から、出場となれば紅組になるのでは。

倉木麻衣(5) 名探偵コナン30周年メドレー

 前回の出場は2017年(第68回)に「渡月橋~君想う~」のヒットで出場。今年はデビュー25周年のアニバーサリー、数多く主題歌を担当してきた「名探偵コナン」が放送開始より30周年の節目。代表曲のひとつである「Secret of my heart」を含めたメドレーで予想する。

坂本冬美(36) 能登はいらんかね

 石川さゆりと同じく昭和、平成、令和と出場を続け、昨年は紅組後半トップバッターで9回目の「夜桜お七」を披露した。歌唱の位置からみても、まだまだ今年も出場するだろう。「能登はいらんかね」が披露されれば、1990年(第41回)以来34年振りの歌唱となる。

櫻坂46(4) 自業自得

 昨年、返り咲きで出場。欅坂時代も含め7回出場している。クールなダンスパフォーマンスに重きを置いたステージは他の坂道グループとは一線を画している。今年に入ってもグループの勢いは止まらず、ライブ・フェスへの積極的な出演もあり、連続出場を予想する。

椎名林檎(9)と新しい学校のリダーズ(2) ドラ1独走

 昨年は久々に椎名林檎として出場し、「丸の内サディスティック」と「歌舞伎町の女王」をメドレーで披露した。初出場は2011年(第62回)であり、それ以前の楽曲の歌唱は初であった。今年は女性アーティストをゲストボーカルに迎えたアルバムの発表、アリーナツアーの開催も決まっており、紅白も例年通り出場するのでは。前述のアルバムの中から新しい学校のリーダーズとの楽曲を披露すると予想。

Superfly(8) 愛をこめて花束を

 昨年は満を持して「タマシイレボリューション」を披露した。今年はツアー、新曲リリース、NHK「SONGS」「うたコン」の出演もあった。キャリア、実力を考えても、トリを務める可能性も大いにあるのでは。となれば代表曲「愛をこめて花束を」を披露となるか。

天童よしみ(29) 道頓堀人情

 昨年は大阪からの中継で出場。今年70歳を迎える大ベテラン。近年は前半での歌唱が定位置になっている。今年、来年と出場すれば30回連続出場となる為、それまでは出場を続けるのでは。来年の大阪万博に絡めて、今年も道頓堀人情を披露すると予想。

TWICE(5)DIVE

 昨年は日本人メンバーが「MISAMO」として出場。今年もMISAMOの活動が発表されており、そちらの可能性も拭えない。今年は国内スタジアムツアーを成功させており、人気は申し分ない。スケジュールの都合もあるが、過去の出場歴からも今年も出場と予想する。

西野カナ(10) Kana Nishino 2024紅白SP

 今年発動再開を発表。初出場から9回連続で出場し、平成後期の紅白を彩った常連歌手。現時点でテレビ出演はなく、出場は未知数だが、11月には復活ライブが横浜アリーナで予定されており、その頃にはテレビ出演をしている可能性も大いにあるだろう。最新曲「EYES ON YOU」と過去の代表曲とのメドレーを予想。

NewJeans(2) Supernatural

 昨年は特別企画での出場。過去のK-POPグループを比べても異例の待遇であった。今年、正式に日本デビュー。事務所内での諸々が報道もあったが、東京ドームでのファンミーティングを成功させ、その前後で各種音楽番組にも相次いで出演した。騒動の決着はついておらず、出場はそれ次第か。

乃木坂46(10) チートデイ

 昨年は1期、2期が卒業した後、初めての紅白出場となった。今年出場すれば、ついに10回連続となる。変わらぬ人気、NHKを含めた各メディアへの露出量を考えると、連続出場は濃厚だろう。過去9回の出場でも、2回以上披露された曲もなく、メドレーでの披露もないのはガールズグループの中でも異例だろう。その年のヒット曲がある中で、過去曲を披露した例もあり、歌唱曲の予想は難しいが、昨年に引き続き5期生の井上和がセンターの「チートデイ」を予想する。

Perfume(17) 無限未来

 現在、ガールズグループとしては異例の16回連続出場中。昨年はカウントダウンライブもあったが、変わらずNHKから紅白出場。ファンからは人気のc/w楽曲「FAKE IT」の披露であった。今年もカウントダウンライブが予定されているが、アニバーサリーでもあるので、前半早い時間での出場となるか。歌唱曲は紅白未披露の「無限未来」を予想する。

星街すいせい(初) ビビデバ
 
 チャンネル登録者数246万人(2024年9月20日現在)を誇る大人気VTuber。今年はビビデバが大ヒットし、MVの再生回数は8500万回を突破。
NHKの番組出場歴もあり、出場の可能性はあるだろう。

ME:I(初) Click
 
JO1とINIを輩出したオーディジョン番組の女性版で結成されたガールズグループ。今年デビューでNHKを含む多くの番組に出場。出場の可能性は大いにあると思うが、他にも日韓共に多くのガールズグループが活動しており、そのあたりの兼ね合い次第か。

MISIA(9) フルール・ドゥ・ラ・パシオン

 昨年まで5年連続でトリないし大トリを担当した紅白の顔とも言える存在。今年の出場も確実だろう。未披露の代表曲もあるが、日テレ系パリオリンピックのテーマソングとなったこの曲を予想。疾走感溢れ、アスリートおよびリスナーを鼓舞するこの曲は紅白の舞台にも相応しいのでは。

水森かおり(22) 輪島朝市

 2003年(第54回)に初出場以降、21年連続で出場中。昨年はドミノ、それ以前も巨大衣装、イリュージョン、謎解き等と何かと演出が気になるところだが、初出場から毎年違う曲を披露してきたのは特筆に値するだろう。しかしながら、今年は「輪島朝市」を2008年(第59回)以来16年振りの披露になると予想。紅組演歌歌手は3組が能登関連の楽曲と予想したが、いずれかは披露されるだろう。

YOASOBI(4) 舞台に立って

 昨年は「アイドル」が大ヒットし、紅白でのステージも話題になった。今年は「舞台に立って」がパリオリンピックを含むNHKスポーツ中継のテーマソングとなった。今年後半は東京・大阪でのドーム公演、アジアアリーナツアーもあり国内外で大活躍。12/27まで香港公演が予定されているのが少々懸念点だが、今までのNHKとの結びつきからも紅白出場を予想する。

緑黄色社会(3) 僕らはいきものだから

 今年もライブ、フェス、各種メディアへの出演と変わらず精力的に活動。
今年はNコン課題曲を担当し、紅白連続出場は濃厚だろう。多くのタイアップ曲もあるが、Nコン課題曲の披露が妥当か。

LE SSERAFIM(3)CRAZY

 昨年まで2年連続で出場。K-POPのガールズグループの中でも、特に日本での活動も精力的な印象である。8/30に公開された「CRAZY」のMVは既に6,400万回(2024/9/20現在)を超える再生回数。日韓を含む世界で活動するため、スケジュール次第だとは思うが、出場の可能性は高いと考える。

次点での紅組出場者予想

アンジェラ・アキ(7) 手紙~拝啓、十五の君へ~

 昨年、10年振りに日本での活動再開を発表。今年、ミュージカルの音楽制作に参加し、本格的に活動再開。NHKとはNコン課題曲「手紙」をはじめ、朝ドラ主題歌を担当する等、結びつきは深い。今年は手紙の発売から15周年の節目であり、紅白にカムバックの可能性も。

SEKAI NO OWARI(7) Romantic

 2022年に「Habit」の大ヒットで4年振りに出場。昨年は不出場であったが、タイアップ曲も多く、いつ復帰してもおかしくない。今年は長期に渡るアリーナツアー、クリープハイプのカバーアルバムに参加し「栞」が話題に。前回は紅組として初出場。今回も紅組として予想にあげる。

tuki.(初) 晩餐歌

 顔を出さない現役中学生歌手として「晩餐歌」をリリースし大ヒット。テレビ出演の例はあるので、紅白出場の可能性もないとは言い切れない。

NiziU(5) SWEET NONFICTION

 2020年の初出場以降、4年連続で出場。企画コーナーも含め紅白を盛り上げている。今年もドーム公演を含めたツアーも開催しており人気・実力は申し分ない。昨年「Make you happy」を披露している事もあり、今年は何とも言えないところ。他のガールズグループとのバランス・兼ね合い次第か。

薬師丸ひろ子(5) Woman "Wの悲劇"より

 昨年は特別企画に出場し、ついに「セーラー服と機関銃」を披露した。今年は12月にかけてツアー中であり音楽活動にも精力的。

ヨルシカ(初) 晴る

 詳細なプロフィールは明かさずに活動している。ヒット曲は数多く、キャリアを見ても出場の可能性はあり。今年リリースの「晴る」はアニメ「葬送のフリーレン」のEDテーマに起用された。

白組

Official髭男dism(5) Sharon

 昨年はVo.藤原聡の療養がありライブ活動はセーブしながらも、紅白には出場。初出場前より明確に紅白出場を目標としており、紅白への出場は積極的と考えられる。他の音楽番組への出演がなくとも、紅白出場は大いにあるだろう。今年はアルバムリリース、全国ツアーを経て年末を迎えるスケジュール。未披露の代表曲は数多くあるが、例年通り、今年発売の楽曲となるか。

omoinotake(初) 幾億光年

 ドラマ主題歌となったこの曲が大ヒット。発売以降、ロングヒットを続けており、今年を代表する1曲。NHKの各種音楽番組へも出演しており、紅白出場の可能性も高いだろう。髭男同様山陰発のバンド。出場となれば、ステージ上で両者の交流もあるか。

Creepy Nuts(初) Bling-Bang-Bang-Born

 年始よりアニメタイアップとなった「Bling-Bang-Bang-Born」が国内外で大ヒット。間違いなく今年を代表する一曲。過去に何度もタイミングはあったと考えられるが、今年こそ出場となるだろう。

郷ひろみ(37) GOLDFINGER'99

 昨年の白組最多出場者。今年も「うたコン」「のど自慢」に出演り、しており、紅白にも変わらず出場するだろう。近年は隔年で「2億4千万の瞳」を披露している。周期的に今年は違う曲の披露になるか。

こっちのけんと(初) はいよろこんで

 SNSや動画サイトを中心に大ヒット。MVは三ヶ月で9,300万再生、THE FIRST TAKEも2週間で1,050万回再生を超えている(2024/9/20現在)。テレビ出演はまだ少ないが、今年を代表する一曲として出場の可能性は大いにあると考える。

JO1(3) Love seeker

 昨年まで2年連続出場。企画コーナーも含め盛り上げた。グループ全体は変わらぬ人気を誇り、今年も連続出場すると予想。後輩グループのINIも人気だが、今年は変わらずJO1が出場するのでは。

純烈(7) 純烈魂

 去年まで6回連続出場。多くの企画・演出で紅白を盛り上げた。今年も「うたコン」「のど自慢」にも変わらず出演。来年3月にはメンバーの岩永が卒業予定。今年も変わらず出演し、盛り上げるのでは。

鈴木雅之(7) DADDY!DADDY!DO feat.鈴木愛理

 2020年以降、4年連続出場中。キャリアに対して出場回数が少なく、未歌唱の代表曲も多い。例年通り、うたコン出演もあり。今年も変わらず出場するのでは。歌唱曲は悩みどころだが、近年の代表曲を鈴木愛理とのコラボで。鈴木愛理が出場となれば、2007年に℃-uteとして13歳の時に出場して以来、17年振りとなる。

Da-iCE(初) I wonder

 レコード大賞受賞アーティストでありながら、意外にも今まで紅白出場はない。現時点で、レコード大賞受賞者で紅白出場がないのはDa-iCEのみ。今年は「I wonder」が大ヒット。今まで何度も紅白出場のタイミングはあったと思うが、今年こそ出場するのでは。うたコン、Venue101にも出演し、例年以上に紅白出場の可能性は高いだろう。歌唱曲は「I wonder」単独か過去曲も含めたメドレーになると予想。

TOMORROW X TOGETHER(初) ひとつの誓い (We'll Never Change)

 BTSと同じ事務所に所属。今年は日本での活動も特に積極的で各種音楽番組への出演、4大ドームツアーも成功させた。NHKではVenue101 Presentsの特番はの放送もあり、他のK-POPグループと比べても出場の可能性は高いだろう。

Number_i(初) GOAT

 過去にはKing&Princeとして5度の出場経験がある3人。NHKをはじめ各局の音楽番組に出演。全国ツアーのファイナルは12/26なので、スケジュール的にも紅白出場は可能だろう。

Vaundy(2) タイムパラドックス

 2022年に紅白初出場。「怪獣の花唄」を歌唱し大いに話題になった。紅白出場以降、未だにストリーミングランキングでは上位をキープしている。昨年は不出場。テレビ出演はほとんどなく、年末年始を挟んだ全国ツアーが予定されていることもあり、紅白出場も厳しいか。「タイムパラドックス」は映画ドラえもんの主題歌となり、ストリーミングでは1億回再生を突破している。
(2024/9/20 Venue101でVaundy密着の特番の発表あり。一気に紅白返り咲きの可能性も高まりました)

BE:FIRST(3) Masterplan

 今年は東西ドーム公演を成功。年末年始を跨いで4大ドームツアーも予定されている。NHKの各種音楽番組にも出演しており、ボーイズグループの中でも紅白出場に最も近い存在の一組ではないか。

福山雅治(17) New Year's Eve Medley 2024

 
昨年まで4年連続でトリないし大トリを務めている。今年は例年以上にライブ活動に精力的。大晦日は例年通り感謝祭が予定されているが、紅白には十分間に合う予定。出場はほぼ確実だろう。今年発売の「ひとみ」か過去曲の歌唱か。昨年同様、過去曲も含めたメドレーか。現時点では、「ひとみ」と「虹」のメドレーを予想する。

藤井風(3) 満ちてゆく

 国内に留まらず、アジアを中心に世界各国でも支持されている。今年は日産スタジアム公演を成功させ、公演の模様をYouTubeで生配信。12月まではアジアツアーを開催予定。紅白には過去2度の出場歴があるが、昨年は不出場。そもそもテレビ出演が稀ではあるが、NHK構内で収録された「tiny desk concerts JAPAN」が放送、配信される等、結びつきは深い模様。紅白なら出場もあるか。

フジファブリック(初) 若者のすべて  

 来年の2月をもって活動休止が発表されている。代表曲「若者のすべて」は名曲として数多くのアーティストにもカバーされており、支持され続けている。このタイミングなら紅白出場の可能性もあるだろう。

星野源(10)Hello Song

 
出場すれば10回連続となる。毎年、その年発売の楽曲を披露しており、この10年のトップランナー的存在。まだ今年はリリースがふないのが懸念点だが、NHKでは多くの番組の出演歴はあり、紅白不出場となる事はまずないだろう。現時点ではリリースがないので、未披露曲を歌唱曲の予想とする。

ポルノグラフィティ(14) アゲハ蝶

 2000年(第51回)に初出場。以降、計13回出場し、平成中~後期の紅白を彩った。直近の出場は2014年(第65回)。今年はデビュー25周年で故郷・因島と横浜で記念ライブを実施。うたコンにも出演。13回の出場ながらも未歌唱の代表曲も多い。THE FIRST TAKEへの出演や、サウダージがカラオケランキングでも上位に喰いこむなど、話題になる事も多く、例年以上に紅白出演の可能性はあるのでは。

MY FIRST STORY(初)×HYDE(初) 夢幻

 鬼滅の刃のタイアップとなった楽曲をコラボでリリース。鬼滅関連の楽曲は5年連続の恒例で披露されており、例年通り出場の可能性もある。HYDEはラルクとしての出場、YOSHIKIとのコラボステージでの出場はあるが、正式出場歌手としては初となるはず。

Mrs. GREEN APPLE(2) ライラック

 昨年初出場。今年もリリースするすべての曲が話題となり、今や日本を代表するバンド。ライブ活動、テレビ出演にも積極的であり、その勢いのまま紅白出場となるだろう。過去曲も含め候補となる曲が多いのが悩ましいが、今年リリースの曲で一番のヒット「ライラック」を予想。

三山ひろし(10) 恋…情念

 NHKの各種音楽番組への出場も例年通りで、紅白への出場も確実だろう。恒例となっているけん玉とのコラボもあり、紅白の顔のひとつともいえる存在。毎年違った曲を披露しており、演歌界でヒット曲を出し続けているトップランナー的存在。

山内惠介(10) 紅の蝶

 三山ひろしと共に初出場してから今年も出場すれば10回連続となる(余談だが、乃木坂46、星野源も同年に初出場し、今年も出場すれば10回目となる)。貴重な演歌枠であり、今年も例年通り出場するだろう。

ゆず(15) 栄光の架橋
 

 出場となれば通算15回目、2017年には大トリも務めた。今年も例年通りの出場となるだろう。パリオリンピックも盛り上がった今年、2019年以来の「栄光の架橋」の披露もあるのではないか。

米津玄師(2) さよーならまたいつか!

 今年、朝ドラ「虎に翼」を担当。4年振りのアルバム発売もあり、例年よりもメディアへの出演も多い印象。NHKとしては何としても出場して欲しいアーティストの一人だろう。テレビでの歌唱は「Lemon」を披露した2018年の紅白以降ない。年明けからはツアーも予定されており、出場へのハードルは高いと思うが、粘り強く交渉を続けるのでは。

RADWIMPS(3) 正解

 紅白には「君の名は」「天気の子」が公開した際に2度出場。「すずめの戸締り」の際の出場はなかった。2018年の18祭で作られた「正解」が卒業ソングの定番となりつつあり、今年新録音源としてCDリリース。そもそも、テレビ出演は少ないが、可能性はあるのでは。

次点での白組出場者予想

サカナクション(2) 新宝島

 今年活動再開。NHKスペシャルで山口一郎が取り上げられるなど、NHKとの関りは深い。CDJ最終日に出演の可能性もあるが、11年振りの紅白出場となれば代表曲「新宝島」の歌唱が順当か。

さだまさし(23) 案山子

 2020年、2021年は特別企画で出場したが、昨年は白組として出場。両国国技館のカウントダウンライブ、その後の「生さだ」は毎年の恒例となっている。

SPYAIR(初) オレンジ

 今年大ヒットした劇場版「ハイキュー」の主題歌。男子バレーボール日本代表の人気もあり、オリンピック関連の演出も含め出場の可能性は大いにありそう。MY FIRST STORY×HYDEの出場がなければ、次点でSPYAIRが出場と予想。

とんねるず(2) 情けねえ

 今年、28年振りに単独コンサートを日本武道館で開催予定。プラチナチケットになっており、開催前後では大いに話題となる事だろう。未知数であるが、紅白出場があれば目玉のひとつになるだろう。

back number(2) 新しい恋人達に

 2022年(第73回)に特別企画で初出場。ドラマ主題歌となったこの曲もストリーミングを中心にヒットしている。今年は12月まで対バンツアーを開催中で、ライブ活動が中心。年末にかけてテレビ出演があれば可能性はあるか。

L'Arc~en~ciel(6) READY STEAY GO

 直近の出演は2011年(第62回)。キャリア30年以上を誇るレジェンドバンド。HYDEとしての出場があれば、ラルクの出場も久々にないだろうか。リリースから20年を経ても色褪せない「鋼の錬金術師」のOPテーマの「READY STEAY GO」を予想する。

特別企画

サザンオールスターズ(6) ジャンヌ・ダルクによろしく~みんなのうた

 2018年(第69回)には究極の大トリとしてNHKホールに登場。後半はユーミンも乱入し、大いに話題となった。以降、紅白への出場はないが、あれから6年。もうそろそろカムバックもないか。昨年、茅ケ崎球場でのライブ、NHK MUSIC SPECIALの出演もあったが、紅白出場はなかった。今年はキャリア最後のフェス出演、久々のアルバム発売と例年以上にアグレッシブな活動になるのでは。

B'z(初) イルミネーション~ultra soul

 近年はテレビ出演そのものが少ないが、今年は稲葉浩志のソロ活動で夏場に各局の番組に出演した。NHKではクローズアップ現代にインタビュー出演、何より朝ドラ「おむすび」の主題歌が決定した。これまで何度も出場オファーはあったかと思うが、今までで一番出場の可能性が高いのではないか。もし出場、NHKホールでの歌唱となれば、究極の大トリという可能性も。出場者、観客を巻き込んだultra soulを聞きたい。

氷川きよし(24) 限界突破×サバイバー

 2000年(第51回)に初出場以降、2022年(第73回)まで23年連続で出場した。名実共に紅白の顔として活躍した。今年、活動再開したが、NHK出演はおろかテレビ出演はなく、紅白出場も未知数である。これまでの経歴からオファーは確実と考えられ、どんな形で、歌唱曲もどうなるか。近年の紅白では数多く披露された「限界突破×サバイバー」が有力か。

松平健(3) マツケンサンバⅡ

 直近では2021年(第72回)に特別企画で出場。近年は若年層も含め、世代を超えて愛されている。今年も「うたコン」に出演し、マツケンサンバⅡで盛り上げた。朝ドラ「おにぎり」にキャリア初の出演も決まっており、紅白出場の可能性も高いだろう。(個人的には毎年でも出場して欲しい)

松田聖子(25) 青い珊瑚礁

 直近では2020年(第71回)に出場。昭和、平成、令和と出場を続けるレジェンド。今年は「MUSIC FAIR」で久々にテレビ出演。NewJeansのハニが東京ドーム公演で「青い珊瑚礁」を歌唱し、日韓で話題となった。久々に紅白へのカムバックの可能性もあるか。

松任谷由実(7) 春よ、来い2024

 2018年(第69回)に出場後は2020年(第71回)まで3年連続出場後、2022年(第73回)にも出場した。今年は「ライブ・エール」に出演し、能登半島沖地震のチャリティーシングルとしてシングルカットされた「acacia [アカシア]」を披露した。出場となれば、この曲と2011年にも披露された「春よ、来い」のメドレーを予想する。

最後に

以上が現時点での出場者予想になります。次回の予想は10月後半~11月前半にかけて曲順も含めた予想を投稿予定です。そちらもご覧頂けると幸いです。


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