記事一覧
リリーアルバこと奥本有里候補の似非医療行為疑惑
国民民主党は2月16日に次期衆院選の東京都第三区の候補として奥本有里氏を擁立することを発表した。しかし、奥本氏にはスピリチュアルカウンセラー若しくはカウンセラー育成として似非医療行為に携わってきた疑惑が提起されている。
なお、本記事では違法・合法関係なく「科学的なエビデンスもなく具体な疾病に効果があるとし、対価を得る行為」を似非医療行為とする。
Ⅰ 奥本候補の似非医療行為のエビデンス詳細は山口弁
WBPCの評価委員会で随意契約の議論はあったか?
Ⅰ 随契の手続きと事業者評価委員会東京都では随意契約にあたり、合議制の委員会により随契の必要性等を吟味する等の内規が定められている。
若年被害女性支援事業のWBPCへの随意契約を行った福祉保健局は、受託事業者評価委員会で適格との判断をもって当該手続きを踏んだと主張しているようである。
しかしながら、事業者評価委員会では次年度契約に関する評価は目的としておらず、評価項目も当該年度の履行状況に関す
BONDの賃貸物件等費用の検証
BONDは東京都若年被害女性等支援事業(以下、「東京都支援事業」という)及び性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(以下、「DV支援交付金」という)においてシェルターやステップハウス等の賃貸関係の費用の出入りが激しいことから、整理してみる。
Ⅰ シェルター関係費用の整理(1)東京都支援事業
東京都支援事業では実施状況報告書で実際の支出報告をしているが、精度が非常に荒く個別の賃貸物件の費用を特定で
colaboは「持ち出し」で東京都支援事業をしたのか?
colabo弁護団が、監査の再調査を受けて持ち出し(自腹)で東京都の支援事業を実施したと主張している。この主張が契約上成立するか検討する。
契約に立ち返って事業範囲を特定した所、金の出し入れに焦点をあてた監査とは異なる結果となっていることを予め断っておく。
Ⅰ 委託事業の事業範囲決定企画競争は提示された金額で実施する事業内容を、入札では提示された事業内容に対して価格を競争する。このため、委託事業
福祉保健局によるcolabo再調査の検証
colaboの再調査結果について様々な解釈や議論がなされているが、額が大きい人件費と法定福利費を中心に検証する。
なお、3月8日の都議会答弁等を受けて3月11日に大幅な記事の修正を行った。
Ⅰ 基本情報の整理colaboの委託事業に関する人件費及び各種保険の内訳金額を整理し、確定する。なお、監査で「本件事業費(表3)を算出した台帳」は混乱を避けるため、本記事では「支援事業台帳(表3)」とする。
東京都若年被害女性等支援事業(WBPC)の業績評価
東京都が実施している「東京都若年被害女性等支援事業」について入手できたデータから見える化及び業績評価をしてみる。
Ⅰ はじめに(1)東京都の事業者評価の課題
東京都でも評価委員会を組成し、東京都若年被害女性等支援事業の受託事業者の評価を実施している。この評価結果が次年度の当該団体との契約理由ととしている年度もある。しかし、東京都が実施しているこの事業者評価には以下の課題がある。
第3四半期ま
colaboの「232泊と都に報告した」を検証してみる
Ⅰ 令和3年度のホテル宿泊費問題令和3年度の若年被害女性支援事業においてcolaboは保護者の一時的な宿泊のためホテルへの宿泊を計画し、実際に宿泊サービスを実施した。受注直後に提出する事業計画では1万×300泊の300万とし、業務完了時の精算では300万とだけ記した実施状況報告書を提出した。
その一方、colaboの2021活動報告書ではホテル宿泊は61名232泊となっており、事業計画書の300泊
「colabo令和4年度事業計画書」のデマを流したの誰?
colaboの令和4年度事業計画書に関する開示請求結果についてまとめる。
Ⅰ 経緯10月下旬に暇空氏は、colaboが東京都に提出した令和4年度事業計画書に、多数の計算ミスがあることをツイートで指摘した。
これに対して11月29日付の文書にてcolabo及び弁護団は「暇空氏は新旧のバージョンをもっているのに、修正前の旧バージョンを用いて情報操作をしている」と反論した。これを受けて暇空氏は公開し