
読書という名の旅の軌跡
運命の出会い
本に出会う、それはもう自分の人生を変えるような本のこと。
ふと立ち寄った書店で出会うこともあれば
ネットで見たり、電車の広告かもしれない。
冗談半分で買った本がそうかもしれないし
たった1行で人生が変わることもある。
今日は僕が本と歩んだ道のりを
振り返りたいと思う。
1冊~10冊目
本の面白さを知り、本への固定概念が覆る。
自己啓発書や読書術の本をよみ、メモを取りながら、ふせん、端を折るなど色々ためす。
10冊~20冊目
本を読んでいる自分はすごいんだ。と錯覚する。本を読んでいる自分はすごいと思い込む(読書の思春期)賢げな題名の本やぶ厚い本、読めたら知的に見えそうな本を買いあさる。積読が増える。
20冊~30冊目
読書をしても、人生が変わらないことを知る。
本に人生の正解などないことを知る。
ただその中で、自分の人生に刺激を与えてくる本の存在に気づく(良書の存在)
読書とは何かをもう一度見直す。
(読書暗黒期)
30冊~40冊目
目自分なりの読み方の確立する。
情報から知識への変換、分析へ。
著者との対話という読書へ。本を選ぶ感覚、読み進め理解する感覚が少しづつ身についていく。
本を純粋に楽しむこと、いい本に出会うこと、ただただ読書が楽しくなる。
40冊~50冊目
世界、物事への見え方が少し変わり始める。
考え方や価値観の変化、多くの事を客観視できるようになっていく。 内容のうすい本を選ばなくなり、自分に必要な本を選べるようになっていく。
50冊~60冊目
3000~4000円の本に手を出しはじめる。著者に対する意見、反論が生まれる。
本に対してのレビューを書けるようになっていく。 自分なりの方法で著作との対話をくり返し自分の答えを出して行けるようになる。
60冊~70冊目
人づきあいが変わる。話をしていてもつまらない人達と疎遠になり、人間関係が変わる。話が通じない人達があらわれる。
難しい文章問題、論文、教授の難解な解説がスラスラと頭に入ってくる。
70冊~80冊目
大体の読みたい本は読破し、昔ながらの文学作品への一歩をふみだす。 カラマーゾフ、銃・病原菌・鉄、ゲーテ、夏目漱石などなど。
長く深い教養への1歩。
80冊~90冊目
本なしでは生活できなくなる。
本を見て目次を見ただけでほんの中身が想像できるようになる。
息をするように本を読み、買い、語れるようになる。ある意味狂気である。
90冊~100冊目
ひとつの分野について本を読んでいるうちにその分野について本がかける気がする。気が、する。
もうかれこれ100冊読んだのかという自身は
図書館という樹海を見た瞬間に打ち消されるが、人生の糧にはなると信じれる。
終わりに
僕はダイエットの知識を本で得た。
僕は本で痩せたと言っても過言ではない。
人はなぜ太るのか、から始まり、運動、睡眠、食事、色んな分野の本を読んでダイエットに生かした。
僕が最初に読んだ100冊のうちダイエットに関する本は約4割を占める。数多く読んできた僕のダイエットに関する結論は「原始人になれ」だ。
原始人の生活を真似れば、痩せるし太らない。
40数冊の本を読んでの結論はたった1行だ。
今でもダイエットに関する記事や本には目を通すようにしているがこの結論はまだ覆っていない。
まだまだ読んだことの無い本は沢山ある。
買うだけ買って読んでない本だって、
この結論がいつか覆ればいいなと思いつつ、覆らないでくとも思う。
本は有限のように見えて無限だ。
全てを読むことなど出来はしない。
だから面白いと思います。はい。