
品性をお金で買ってみる
「品性は金で買えないよ」
HUNTER × HUNTERという漫画の中で、クラピカが言っていた。
僕はこの言葉に強く深い意味を感じた。
まったくその通りだと思うが、では人の品性とはなんだろう。
確かに街中を歩いていても、ネットを見ていても、品性がある人とない人がいる。その人にあったことも話したこともないが、品性を感じる。
そんな人は一体どんな人なのだろう。
今日は品性について考えようと思う。
僕が考える品性は
「人を不快にさせない」こと。
品性がある人の特徴をあげてみる。
清潔感がある
使う言葉が綺麗
着ている服がオシャレで綺麗
人に対して優しい
ルールを遵守する
取り乱さない、騒がない
などだろうか。
これらの特徴は、「人を不快にさせない」ということで一致している。
清潔感がない人は、合う人を不快にさせるし
汚い言葉をつかえば、周りにいる人は不快だろう。
つまり品性とは
いかに多くの人に不快を与えないかであると思うのだ。
清潔感、言葉、行動、態度、において、誰かを不快にするような事はしない、ということだろう。
多くの項目において人を不快にすることが少ない人を、品性があると表現するのではないだろうか。
ただ、人に不快感を与えまいとして、常に気を使っている人はそれはただの臆病だ。
「これを言ったら相手は不快に思うかな」などとビクビクしていては品性は出ない。
品性とは出そうとして出せるものでは無い。
確かにそう思うのは大事な事だが、品性のある人はそんなこといちいち考えない、経験則で知っているのだと思う。
品性、人間の品とは、磨こうとした人が、場数を踏んで手に入れたものなのではないだろうか。
圧倒的な場数の上に成り立つ品性がお金で買えるわけが無いのだ。
それでも品性を金で買うためには?
お金をかけれるのは、サービスや物だけ、ならそれらを使って自分に品性を加えれないだろうか。
品のある物を持つこと。
品のある物とはどういう物だろうか。
僕が考える品のある物の特徴は以下に示す。
高いではなく新しい
汚いではなく年季が入っている。
1、品性がある人が着る服や持つ物は、高いというより、新しいような気がする。
値段が高い高級品というより、綺麗に手入れされているということだ。
品性がある人は恐らくGUやユニクロを着ても様になる。着る人に服は依存する。
2、長く使えるものを選ぶ、コロコロ買い換えるより、長く使えるものを選ぶ。長く使えるものと言えば高いもののような感じがするがそうでも無い。足るを知っていれば、妥協点ができる。
例えば僕は、大学やちょっとしたお出かけの時によくGUのスウェットを着る。3000円くらいだった気がするが、今年で3年着ていてまだまだ着れそうである。
買い物上手とは、長く苦なく使えるものを選ぶ能力だと考えている。
こういう特徴を持つ物を身につけるようにすることが品性をお金で買うことに繋がるのではないだろうか。
ワンポイントにお金をかける
品性がある人は、小物にお金を使っている気がする。時計やスマホ、カバン、筆記用具など。
常に見られるものではないがそのワンポイントが味を出すようなもの。
まあ小物にお金をかければ、長く使えるし、上記の内容と被ってくるが、品性がある人は本当に小物にお金をかけている気がする。
だから最近僕は時計を買った。
デジタル時計からの卒業だ。
これで少しだけ品性を買えただろうか。