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インプロ稽古に赴く。

インプロとは瞬時に目の前で起こることを役者自身が俯瞰(客観的に見て)して自身のゴールを探していき…見つけたゴールに向かう最中に共演者が別のゴールに向かってるのならこちらに引っ張るか、相手に乗っかるか。それが誰も予想しなかった第3の道を見つけるか、のどれか。を即興で見極めながら進む。

ラップで例えるならフリースタイルダンジョン。判りやすく言うと演劇の即興バトルみたいな感じ。

「オツムの回転おせぇな坊主」

みたいにオツムと坊主で韻ふんでdisられたらどうしようなんて。

〜ここまでは稽古に行くまでの話〜

そんな事を考えながら吉本の稽古場へ。

全然ちごた。

インプロは「イエスアンド(相手を否定しない・全てに乗っかる)」所からがスタートで否定やdisりは不要でした。オツムの回転は必要だったけど。

大王の作るシステムに不備がないと言うか、出演者の方々を信用して思い切って演れば良いようにもなってた。間違えたとしてもエンターテイメントに。凄いシステム(劇作にも応用可能な部分ばかり。盗みたい)だし、今回からLINEのオープンチャットを使っての観客含めた全員参加のイベントとなるらしく超楽しめますよ!

僕も少しでも楽しめる為にイメトレしておこう。

んでも10/28。観に来られる方々の約9割が野村有志を知らないでしょうね。どこの誰か知らん奴のインプロで笑って楽しんで貰えるんだろうか。こいつはええから他の奴だしてくれ、にならないかな観客心理として。

観に来てくれる貴方、野村有志の死に様みといてくれよな!

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『インプロビアス・バスターズ』
〜大阪文化芸術フェス特別編〜
10月28日(月)19時開演
COOL JAPAN PARK OSAKA SS ホール

◆ご予約はこちら


【おまけ】

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野村へ向けられる大王の鋭い目つき。

んでも稽古前に「板尾さんが面白かったって言ってたよ」と関西演劇祭のこと言ってくれたり、稽古中「やっぱオパンポンは感いいな」など僕を乗せる為の方便だとしても萎縮させず伸び伸び演じさせれる暖かな言葉だよね。こんな風に後輩へのある種の気遣い的な言葉を僕も使っていこう、それで登れる人は確実に居るから。



スキを押して下さる方にまずは感謝を。その1つ1つが次への原動力になります。ありがとう。野村有志(オパンポン創造社)