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賭けたのは素晴らしき夜

41日目(11月17日)

画塾終わって外に出て思った、5時暗っ。こんなに暗かったか?真夜中じゃん。ずっと真夜中でいいとか言ってる場合じゃなくめっちゃ真夜中な5時。心なしか前に座る男性の顔も暗かった。快速電車にゆられる、傍らにはメルティーキッス。
なぜ電車に揺られているのか、その答えは六本木にある。六本木ヒルズの隣、森アーツセンターギャラリー(ギャラリーセンターかもしれない)で今日まで開催されてるいるバスキア展に私は向かっている。バスキアとは、アメリカ出身のアーティストで彼の作品は現在まで超高額で売買されてきた。世界で最も著名なアーティストの1人とされる彼の作品が、今日本で見れるのだ。良い機会だし、私も見に行ってみようと思った。この機を逃せば、次の機会は遠い先の話になってしまうだろう。世界を魅了するバスキアの作品に胸を躍らせながら、六本木行きの電車に乗り込む。疲れているはずの足もなぜだか軽やかに弾む。早く六本木に着いてくれ、携帯の充電など知ったことか。さあ早く


見れませんでした。待ち時間120分でした。会場入り口でその表示を見たのが6時半で、会場が閉まるのが8時。ワンチャンも別に無い。ていうか何だよ待ち時間120分て。ディズニーランドしか許されてないだろ。ディズニーランド以外で見ても並ぶ気は一切起きなかったし、ディズニーランドで見ても普通に並ばないよ。
結果的に六本木滞在時間は5分でした。人生初めての六本木の感想は、
「六本木ヒルズでっけ〜」
「なんか変な生き物立ってる」
「街、眩しっ」
でした。全部ギラギラしてたし、べらぼうにでかい。一生を六本木ヒルズで終える生き物いそうで怖い。六本木ヒルズで独自の生態系構成されてると思う。トップがヒカキンのやつ。

私も馬鹿では無いので、なんとなく予想はついてました。入れないパターンもあるのかな、と。行く前に調べようかな、とも思いました。しかし私は思った。行けんだろ、と。そもそもこれからバスキア見に行く奴がスマホでちまちま待ち時間調べるか?いや調べない。(逆説)私はスマホを閉じ、ズボンのポケットに押し込んだ。そして、六本木行きの電車に乗り込んだのだ。行ける可能性に賭けて。
私はある種の博打を打ったのだ。私は丁、バスキアが半。賭けの結果だけ見れば出たのは半だったかもしれないが、私に後悔は無かった。次の楽しみが増えたからだ。生きている限り、何度でも博打は打てる。

今度は勝つぞ、バスキア。






#日記 #バスキア展

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1000字日記毎日投稿高校生
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