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sumidagawa books amazonでは出会えない本

お店(ギャラリーと雑貨)を続けて行くうちに自分が作った商品を置いてもらえないかと問い合わせがメールで来るようになりました。自分もそういう売り込みをしていたことがあるので気に入ったものがあれば置きたいなと思う反面、小さなお店で人通りが多い場所にあるわけではないので商品を買い取るのは少しリスキーだし委託で扱うのは管理が面倒だと思ってずっとお断りしていました。

何度かお店に来ていただいた方は知っていると思うのですが2ヵ月に1回くらいレイアウトを変更しています。今は少し落ち着いていますが休業しているのでまたレイアウトを変更したい欲がふつふつと湧いてきています。
店主である私は来店促進のことを考え常にお店を使って何か面白いことが出来ないかと考えてトライ&エラーをしています。

本屋さんオープン!

そんなある日の夜、急に立ち読み専門の本屋さん「sumidagawa books」を店内に作ろうと思いついたのです。ネーミングは隅田川が近いのとなんでも置いているamazonにもちろん対抗しています。

↓思いついた時のツイートです。

sumidagawa booksのしくみ

sumidagawa booksの仕組みはとてもシンプルです。ただ作品(見本誌)をお店に送るだけ。本という形体であれば何でもいい。審査は無し。利用料は無料で!

これまでギャラリーで個展をしてくれた作家さんとの繋がりを持ち続けたい、委託で商品を扱うと管理が面倒、だけど面白いことをしたいというわがままな店主の欲求を立ち読み専門という逆転の発想で解決したのでした!

無料でこんなこと始めるなんて、なんて素敵なことを考えるおじさんなの?と思ってくれた方には申し訳ないですがお店側のメリットもあると思っています。

■考えられるお店側のメリット
本を送ってくれた方がSNSなどでお店の事を宣伝してくれる。
本を送ってくれた人やその知人がお店に来てくれる。
来店したお客さんと本を通して会話がはずむ。
新しい本がポストに届くたびに店主が喜ぶ。
などなど。

今は棚が変わってしまって申し訳ないのですが思いつきで呟いてからすぐにイラストレーターの大伴亮介さんと同じくイラストレーターのりかちゃんが本を送って来てくれたのでした。嬉しかったよ~。大伴さんはこれきっかけでギフトシーズンにあった企画展に参加していただきました。

作品募集中

ギャラリーと雑貨を扱うお店なのでイラストやアート、サブカル好きな方が多く来店されます。いずれここから仕事に繋がる人やいろいろな出会いのきっかけになれば良いなと思っています。ギャラリーは毎週展示が変わるので客層も幅広いですよ。

興味を持っていただいた方は下記HPの注意事項をご確認の上、是非作品を送ってきてください。創作活動をしている方であればどなたでも無料で作品を置かせていただきます。

▼sumidagawa books 作品送付先住所
〒111-0042東京都台東区寿3-14-13-1F
トーキョーピクセル蔵前店内sumidagawa books
TEL:03-6802-8219 定休日:火曜日
12:00~19:00

【注意事項】棚には限りがあります。いっぱいになったら古い物から事前告知無しで棚から外し返却はしません。川の流れのように。

SNSもやっていますよ! X @makotooozu https://twitter.com/makotooozu Instagram @makotooozu https://www.instagram.com/makotooozu/