ともの

考え事の排泄やプロジェクトの記録など

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マガジン

  • 躁鬱の話

    精神科は薬をもらうだけの場所なので薬以外の助けとなる何かを作っていきたい

  • 卒業プロジェクト

    卒プロ「弱い風景」と卒プロ時に起こったこと

  • コンテクストデザインサブゼミ

    Takram渡邉康太郎さんとサブゼミのみんなと、コンテクストデザインについて考えたこと

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(精神状態としての)アイドルになりたい

アイドルになりたい。 職業としてとかではなく、精神状態としてのアイドルになりたい。 最近私はアイドルが好きで強く憧れている。特に好きなグループは、JO1🇯🇵、INTO1🇨🇳、Stray Kids🇰🇷だが、他のグループも好きで色々チェックしている。 曲を聴くと気分が良くなるし、パフォーマンスを観ると心を動かされるし、vlogを観ると微笑んでしまうし、メッセージが来ると元気になる。アイドルは私にとって生きる力をくれる存在だ。そして、私もそうなりたいと願う理想の存在でもある。

    • [歌詞] 靴下焼け

      「夏」というテーマで4月に作った歌詞です。やっぱり今年も海には行きませんでした。 靴下焼け[1A] スプリンクラーの水って汚いらしいよ まあでも 撒いていいくらいには綺麗でしょ 地面を濡らし終えるまでの儚い休憩 [1B] 赤と迷い黒にしたスパイク 凍らせた2本のスポーツドリンク 追い風がみんなのTシャツ押す [1サビ] 走って 走って 走って 跳んで 部活 部活 部活 部活 私の夏休みはどこ 金色の日焼け止めでも止まらない 一生消えなかったりして 靴下焼けがこの夏の証拠

      • 本当は美術家になりたい

        アイドルだとか色々言ったが、本当は美術家になりたい。 本当の本当は “美術家” になりたいわけではないが、本当は美術家になりたい。 そう思い出したのは、先日、光岡幸一さんの個展「ぶっちぎりのゼッテー120%」を観に行ったからだ。 大学生の頃は気になる展示は大小問わずドンドン行って、作家さんとしゃべって、中でもこんな風になりたいと憧れる作家さんに対しては、私はこういうことやりたいと思ってるんです…!みたいなことをちょこっと話したりもしていた。友達にも制作をしている人が多いの

        • "カッコよくない私"の歌

          相席食堂の街ブラ-1グランプリにて、M-1 2022最下位のダイヤモンド野澤が「(M-1 決勝で選んだネタのせいではなく)なにやってても最下位だったかもしれませんね」と自虐しているのを見て、自暴自棄になって全部をダメだったことにする発言は本当にやめた方がいいなと思った。 そう思うのは、自暴自棄になって全部をダメだったことにする思考がいっつも頭の中に浮かぶからだ。 ネガティブにならず困難が生じても解決方法を考えろ!みたいなツイートをたまに目にするが、わかるけどわかり合えない。それができないからこうなっている。私だって「生きるのしんどい」「全てが上手くいかない」なんて思わない方がいいと思っている。 しかしそんな言葉で溢れる頭の中で論理的に考えられるわけもなく、生きるのしんどい、全てが上手くいかない、と思っている自分ってなんて最悪なんだ…という負のループに突入してしまう。 そういうとき、言葉を脳外へ出さざるを得ない。iphoneのメモとか、自分だけのLINEグループとかに書いてもいるが、自分の黒い気持ちを他の人に見せたくなってしまうこともある。鬱々とした気持ちを抱えていることを隠して元気にやっていると思われることは、実際の自分と相手に見えている自分にズレが生じてなんだか嫌だからだ。 しかし自分の苦痛をうまく口にするのは難しい。それは言わない方がいいよの線引きは人によって違うし、これはダメなやつだとわかっていてもその言葉を出すことしかできないときもある。 苦しみをPOPに変換して吐き出すことができるのが歌だと思う。DADA & AZUの「Changers」を聴いたのをきっかけに、こんな歌を歌っていいのか..!歌でなら私も自分を救うことができるかもしれないと思い始めた。そうして苦しみつつも楽しみながら歌を作っていたのだが、最近急に制作の先の希望が見えなくなってしまった。もうなんもやりたくない、なるべく家から出たくない状態。辛い。ここで一曲歌います。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ なんで思ってたんだろう 作品出来ればなんとかなるって 急に目が覚めた 過信・作りたい気持ち 夜逃げしていった 私は家から出れないのに お金かからない動画見て日々過ごしてる 恵まれてたこれまでの環境 己で選び作れと教わって 真面目に目指した優等生 もう自分の期待に応えられないわ 余計なプライド 妄想の重圧 なくしたくても出来ない いっそ自分の全部なくしたいよ これがカッコよくない私です __________

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        (精神状態としての)アイドルになりたい

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          相方ほしくない?

          ウケることをやりたい。それが選択の一つの指針になっている気がする。自分にとってこの人生ウケるなーっていうのがいいし、それによってあわよくば周りの人も笑ってくれたらいい。 私の思うウケる人生とは、人があまりしない経験をするとか、失敗を笑いに変えて新しいことにどんどん挑戦してみるとかで。 今はアイドルを目指していることになっていて、”私”(25歳でそんなに美しかったり痩せてるわけではなくて元々アイドルとかいうキャラではなかった私)がアイドルになろうとしているのオモロいなと思っ

          相方ほしくない?

          カムバック準備中

          仕事を辞めて8ヶ月が経つ。今はアルバイトをしたりしなかったりしながらアイドルを目指している のだろうか。 今年のはじめに仕事を辞めるということがまず決まり、他に働きたいところも特になかったので、今浮かんでいるやりたいことを実現していこうと思った。 最初は、儀式を作ることだった。それは去年友達の結婚式に参加したことをきっかけに思いついたことで、結婚するかしないか、するとしてもいつになるかわからなくても、結婚式のようにみんなに祝福されみんなに感謝を伝える機会としての儀式を作る、

          カムバック準備中

          211005

          昨日の冷蔵庫の大掃除でラズベリージャムを発見したので、クロテッドクリームと紅茶のスコーンを買ってきて一緒に食べた。スコーンに塗らず、クロテッドクリームとラズベリージャムだけでもしばらく食べられそう。クロテッドクリームラブ。 昨日作ったじゃがいもとソーセージの炒め物のソーセージから、危険な旨味を感じる。危険な理由は、賞味期限が幾らか過ぎて冷蔵庫の中で乾燥して硬くなっていたから。匂いを嗅いで腐ってなさそうだったので食べてみたところ、味が濃くなり、ソーセージの味を超えている。昔の

          211004

          昨日会ったときに友達に言えば良かったセリフを反芻しながら歩く。 最近ふとイヤな感じの言葉が出てしまってダメだ。嫌いなことや苦手なことを伝えようとするとき、伝え方をよく間違えてしまうので気をつける。何かを頼まれたときイヤな感じに思わない、イヤな素振りをしない。 もし開店時間内にお店に辿り着けたらぬいぐるみの犬を買おうと願掛けして会社を出た。なんとかギリギリ間に合いそうだったが、電車内で預金残高をまじまじと見てしまったら、お店の最寄り駅に着いても席から立ち上がれなかった。(1

          211003

          整骨院に行ったら担当が変わっていた。丁度金髪にする前後で切り替わったので、金髪にしたんですねの話をせずに済んだ。友達には金髪に触れて欲しいが、突っ込まれませんようにと思っちゃう人も僅かにいる。施術してもらっている最中、この人(男性)私のお尻を触りながら何を考えているんだろう。とか考えてしまうので、整骨院を変えた方がいいかもしれない。 Twitterの中国アイドルアカウントに流れてきた本格中華フードコート、食府書苑に行ってビャンビャン麺を食べた。本当は大きな小籠包も食べたかっ

          211002

          診療開始20分前に病院(婦人科皮膚科)に着き、24番の番号札をもらう。2時間程度待つだろうと伝えられ、2時間半待っても順番は回ってこない。次の用事があったので、2時間半待ったが今日は諦めて帰ることにした。改めて来るのが火曜になっても薬はまだギリギリ切れない。受付の方に今日はやめると話したら、薬の受け取りだけで診察をしないならこんなに待つ必要はなかったことを伝えられた。今日診察が必要か、最初に聞こうかと思ったのに聞かなかった。数日前、平日午後の空いてる時間帯に来ようと思ったのに

          非常にはっきりとわからない

          千葉市美術館で開催されている展覧会、目[mé]の「非常にはっきりとわからない」に行った。 この展覧会では、わからないことをわからないと言っていい。最初からわからないことをわかって入ってきているのだから。わかりたいと思いながら歩いていると、展示物が目に入ってくる。足音が耳に入ってくる。私はそこに物があることがわかる。物の形状がわかる。物の色がわかる。全てはわからないが、わかることもある。 「こわい」と言っている人がいた。わからないことはこわいことなのかもしれない。 「わか

          非常にはっきりとわからない

          躁鬱-通院について

          私は大学卒業直前の2020年春に双極性障害(躁鬱病)と診断され、それ以降定期的に精神科に通っています。 今回は私の通院状況について、「精神科の病院に行った方がいいかな?」と思ったことがある人のことを想いながら書きます。あくまで私の場合ですが、何かの助けになれば嬉しいです。 精神科に行ったきっかけ卒業制作が大詰めを迎えた1月、私は酷く追い詰められていました。この1年間取り組んできた、大学4年間の集大成となる卒業制作が、まだ納得のいく形になっていなかったからです。 もともと

          躁鬱-通院について

          躁鬱記録

          2021年5月14日、躁パートが来たことを自覚し始めた。 2020年3月の春休みぶり。 この1年、ずっと元気が出ない状況が続くんじゃないか、これが私の普通になるんじゃないか、もう行動的だった自分には戻れないんじゃないかと絶望していたが、それは鬱の状態だっただけで躁もくるのだ。これが躁鬱かと実感した。 今回の鬱→躁の流れ〜、気力がない。休日は13時、14時まで起きられない。 5月6〜10日、仕事でミスし、追い込まれる。 5月12日、自分が楽しめるような仕事にしなとアドバイス

          躁鬱記録

          卒制を頑張りすぎてキャパオーバーになり独房に入った後3週間入院した話

          学生生活が終わりを迎えようとする今、私はいつか国語の授業で読んだように虎のようになる経験をしました。はじまりは卒業プロジェクトを頑張りすぎたことでした。どうしてキャパオーバーになったのか、どのような状態になったのか、そしてこの経験からみんなに伝えたいことを記します。卒業プロジェクトの内容についてはこちらをご覧ください↓ 風邪を引いても休めなかった私の卒業プロジェクトには大きく3つ締め切りがありました。1月末の論文提出、2月頭の作品発表、2月半ばの作品展示です。 私は1月半

          卒制を頑張りすぎてキャパオーバーになり独房に入った後3週間入院した話

          弱い風景

          慶應義塾大学SFCを2020年の春に卒業する、とものあやです。 私は「弱い風景」という卒業プロジェクトを行いました。 日常的に都市を歩いていて、ふと目に留まる「ゴミ」がありました。用がなくなって廃棄されたゴミのある場面に、不思議と惹かれました。ゴミでありながら単に捨てられているだけでなく、周りの環境と関係を結び、置いた人の行為や気配が感じられる。そうした、ゴミという一言で片付けることのできない「ゴミ」を「オキザリブツ」と呼び、探究することにしました。 まず、「オキザリブツ

          弱い風景

          wHitE WrAPPing

          - アナタ の モノ を 白紙 で 包みます。 アナタ と モノ の 痕跡 を 残します。 アナタ と モノ の 物語 を 記します。 - wHitE WrAPPingは、白い梱包によって書かれる物語です。 - mouthpiece ─R.K マウスピースを包みたい。普段使うのが当たり前すぎて全く考えて来なかったものと、自分はどう向き合ってるのかなって気になって。 ring ─M.K 恋人から貰った指輪を包みたい。使えば使うほど痕跡が増えていって、彼と過ごした時間の長さ

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