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あなたが言うその「お笑い」って、ネタ番組ですか?賞レースですか?それとも、バラエティ番組ですか?

私は多分、バラエティ番組のことだと思っている。

これが皮肉であると伝わっていると話が早い。

Twitterで芸人さんをフォローするようになってから、世の中にはお笑いに携わっている人が思ったよりも多いことを知った。

しかし私は知っている。私も社会のコミュニティに属しているから知っている。

芸人さんよりも遥かに多い数の人たちが、どういうわけだかお笑いの話をしていることを。

どうしてお笑いのことが頭になくてもお笑いの話をするんだろう。

若い人たちはインスタや音楽の話をしているときふいに「〇〇知っとる?」と頭に無いからどうせ続きもしないくせにお笑いの話をぶっこむ。そしてそれが案の定微妙な空気を生み出しているのを見て、私の心がざわつく。

大人はわざわざ、「あくまでも別世界の話として」お笑いの話を持ち出す。自分と同世代の人の活躍について話しているのに、いつだって「まあ俺とは違うんやけどな」というスタンスで話す。そりゃちゃうやろ。スポーツ選手だって音楽家だってあんたとちゃうわ。それと一緒や。

そしてお年寄りは、「……くだらない」と言っている。顔が言っている。もしかしたら、「この人たちはいつ働いているの?」くらい思っているのかもしれない。どうやら皮肉は年をとらないようだ。

これね、多分ね、オンバトがアメトーークやってる時間にやりだしたらもうこんな事態にならないと思うのよ

これあれですよ、

具体的な名前を使って抽象的な意見に具体性を持たせているんですよ?

だからわざわざ、「あ、もちろん私はアメトーーク好きですよ!好きなんですけれど、」なんて言いません。好きだからこそ言いません。

私には、あなた方が話すお笑いの話がすべて、「そういや昨日のアメトーーク観た?」の話に聞こえる。もうこれは感覚の話なのだが、自分からお笑いが好きって言う人は、絶対に話のすべてをアメトーークでまかなわない。だから、実際にしていようが私の皮肉フィルターに引っかかっただけだろうがとにかく、アメトーークの話しかしないくせにお笑いを話す人の気がしれない。相手の両肩を掴んで前後に揺らし、血眼になりながら「……お前今なんの話しとるかわかっとるか……?」と問いたいくらいだ。

あなた方が言うはちゃめちゃでキラキラした若手芸人も、苦労した後に確かな実力を発揮して活躍している中堅芸人も、非難されがちな下ネタ系芸人も、私からしてみれば見えていない!幽霊でも見てんじゃないか?

つまり私が何を言いたいのかというと、………

ネタ見ないくせに喋んなや!!!

………これです。普段から溜め込んでしまう性格でアウトプットすることが苦手なので正確には伝えられませんが、おそらくこいつが私の中でいつもぐるぐる渦巻いている思いです。

私はお笑いが好きです。物心ついたときからネタ番組を楽しんでいました。これほど興味を持った分野は他にありません。

私のお笑い好きアピールをここらでしておくとより鮮明にわかると思うのですが、私の思いの構造は、

好きなものが好きなように扱われずにすねている

というものです。よろしくお願いします。

最後に少し、賞レースの決勝戦について。

賞レースの決勝戦というのは我々視聴者にとって、芸人さんが一夜にしてスターになる手段のうちの一つです。「この人って〇〇で売れたよな〜」の、「〇〇」に入るもののうちの一つです。

だからどうしてもあの神聖な感じがいまいちこちら側に伝わりづらい。まあこれに関しては多くのものに共通すると思います。人はやはり、当事者でないと身が入りません。

私はあの特別なテレビ放送が、特にM-1グランプリが、ネタの特番のように思われている感じが気に入らない。

……ENGEIグランドスラムか!!!(例によって、これも好きですよとは言いません。)

そもそもあれは決勝戦なのに、いつも話は「M-1観た?」。
私だって観たけれど、正確に言やあ観とらんわ!(ちなみに今回は準決勝をライブビューイングで観たので少し鼻が高い。)

M-1グランプリの冒頭で、「全国のお笑いファンの皆さん」のようなフレーズをよく聞くけれど、この放送だけ観てる人はファンと呼べるのか……私もだが……。

良い戦いを観たあとは、「やっぱりネタっていいよな」と思いながら深夜の30分のネタ番組を観たい。もうオンバトやっとれせんけど。

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お笑いの話をします。 空気階段とラーメンズのネタが好きです。
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