大樹七海🌊OOKINANAMI(雅号)|弁理士,芸術・科学・知財クリエイター

作家【🥇第21回本づくり大賞優秀賞受賞】 /国立研究所(理研・産総研)にて半導体・創薬…

大樹七海🌊OOKINANAMI(雅号)|弁理士,芸術・科学・知財クリエイター

作家【🥇第21回本づくり大賞優秀賞受賞】 /国立研究所(理研・産総研)にて半導体・創薬研究を経て芸術・知財・標準・科学・歴史専門 /著書『世界の知的財産権』『弁理士にお任せあれ』『ビジネスツールとしての知的財産』、内閣府選定『規格と標準化』、経産省『くらしの中のJIS』他。

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『世界の知的財産権』書籍のご紹介

概要『世界の知的財産権』 日本は世界で最も高い部類の技術力やデザイン・コンテンツ創造力を有していますが、それに見合う受益を得ているとは言い難い面があります。  本書は知財リテラシー向上のため、知財の世界史から国家体制・機関・知財関連法と制度等を横断的・網羅的に解説し、発明者・デザイナー、海外展開を行う経営者・支援者(弁理士・弁護士等)に至るまで、世界の知的財産権を理解するためのバイブル書的位置づけで刊行しました。 最新情報 Twitter ■ 著者 大樹七海 OOKINAN

    • 【連載】大樹七海の知財教室 『Vol.6:「意匠」の権利を取ってみよう!』

      一般財団法人の建材試験センターさんが発行される、機関紙『建材試験情報』にて、知財講座の連載第六回目の記事です🌼🖋  今回は、手続き編。出来る限りシンプルに書きました! 特に、公表しちゃったけれども、どうにかならない?という質問が多いので、「新規性喪失の例外規定」という手続きの説明を、まず最初に持ってきました😥  また、「意匠の出願の種類」についても戸惑う所に思います。そこで、出来る限り簡潔に説明を入れました🤗  意匠権をどう取得するのか、感じを掴んで頂ければと思います😉✨

      • 連載第14回『発明事業列伝』”からくり儀右衛門”こと田中久重-その3<空前絶後の大成功・天下一のロボットショー公演>🌟江戸時代の科学技術とエンタメ、🌟「からくり・オートマタ」の世界史、🌟エンタメ・バブル期『化政文化』について、🌟江戸のメカニック史、🌟江戸時代の旅について他

        🌟末尾に冒頭3ページ無料掲載中📖🌟1.日本の科学技術とエンタメ 江戸時代から明治にかけて活躍した、”からくりギエモン”こと田中久重の生涯を深く学ぶ、それは、近代科学事業史(ハード面)を理解し、同時にそれを受容する、「日本を形作るもの(文化・ソフト面)」という器の方も、併せて理解できるような構成にしています。  かなり、詰め込んだので、「江戸時代のエンタメ事情」にも、皆さん強くなられる内容になっています。  今回、”からくりギエモン”との異名が付くに至った<空前絶後の大成功・

        • 連載第13回『発明事業列伝』特別編Ⅰ 第一部:江戸時代の世界史(戦争史)・第二部:江戸時代の科学技術史/偉人の系譜>志筑忠雄 (🌟無料公開・冒頭試し読みアリ📖)

          紹介記事を書きました😊 冒頭2ページ試し読み無料公開📖幕末の日本が、西欧が、 現代につながる流れが、わかる‼️ 骨太・簡潔明解に解説✨ 1.特別編Ⅰの目的 今回も、ぜひお読み頂きたい、骨太の回。  第一部における西欧戦乱史(17~19世紀)ですが、その後の「条約」「契約」「国家」の成立と関係が深いため、理解しておくと、法律・国家観(外交・経済)の理解に役立ちます。  次の第二部は、日本・東洋と西洋、この両方の目線を持ち合わせ、自然科学の理解に努めた「志筑忠雄」と「ケンペル

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        • 【連載】大樹七海の知財教室
          6本
        • 【連載】発明事業列伝 <著名な特許 世紀の発明事業列伝>
          5本
        • 毎話読み切り漫画 ジマンジ(自慢寺)
          6本
        • 大樹七海(おおきななみ)制作実績
          1本
        • 絵本製作『いたいのバイバイ!』がんの痛み緩和治療について
          1本
        • ストーリー漫画でわかるビジネスツールとしての知的財産
          2本

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          『建材試験図鑑』発刊<安心安全を守る・お仕事マンガ>その2

          『建材試験図鑑』とは? その名のとおり、建材の試験を図鑑のごとく、イラスト漫画で解説していく作品で、機関誌『建材試験情報』で連載しています。  マンガを通して、その道のプロ、『建材試験センター』さんが提供されている、社会のインフラを守るためのサービスがわかります!  🌟💑この作品の特徴は、カワイイ&へぇ~が盛りだくさんなこと💑🌟  登場人物は、解説者のナマケモノ建介(技術士&一級建築士)と、はじめて土木建築の世界に足を踏み入れた、取材者のナナウサ(芸術・科学・知財クリエイ

          『建材試験図鑑』発刊<安心安全を守る・お仕事マンガ>その2

          連載第12回『発明事業列伝』ギエモン(田中久重)編その2 ~生誕・少年期スタート!~

          はじめに  「ギエモンその1」では、エジソン編(発明事業列伝・第2~10回)を終えて、次に<東洋のエジソン>と呼ばれたギエモンこと田中久重(東芝の祖)編に入るため、ギエモンの概要についてお伝えしました(発明事業列伝・11回)。  今回からいよいよ、掘り下げていく「ギエモンその2」で、ギエモン生誕・少年期がスタートします(発明事業列伝・12回)。  舞台は九州、福岡県久留米市より始まります。ギエモン(田中久重)は、久留米市の皆様から、郷土の偉人、『発明王』として大切に伝えら

          連載第12回『発明事業列伝』ギエモン(田中久重)編その2 ~生誕・少年期スタート!~

          アンコール・ワット旅行記(2024年1月)

           今年の正月休み、アンコール・ワットのあるカンボジア・シェムリアップに3泊5日で滞在しました。  カンボジアは初めてです。仕事の関係上、短時間でしたが同国のことを調べて、そして、遺跡巡りをし、現地の日本語の出来る方から、色々と生活・文化・歴史についてお話を伺うことが出来ました。  とても素晴らしい経験をしたので、忘れないうちに少しづつメモ的に残していこうと思います。  少し調べた限りですから、浅さと間違いがあると思いますから、その点はご容赦を!どうぞ参考書籍を見て下さい

          発明事業列伝 東洋のエジソン『からくり儀右衛門(ギエモン)こと田中久重』

           今号から、発明事業列伝は新シリーズに入ります。  エジソンの次に取り上げる発明事業家は、なんと日本人!  それも幕末から明治(寛政11年‐明治14年、1799年‐1881年の82年間)を生きた発明事業家、「からくり儀右衛門(ギエモン)」の異名をもつ、田中久重です。    この新シリーズで伝えていきたいことは、芸術・科学・発明・事業の三拍子の感性を揃えた、天才エンジニアのギエモンを通じて、わたしたち日本の科学魂のルーツを追っていきます!  江戸時代ワンダーランドともいうべき、

          発明事業列伝 東洋のエジソン『からくり儀右衛門(ギエモン)こと田中久重』

          芸術・科学・知財クリエイターについて

          ✨本記事は知財系もっと Advent Calendar 2023への投稿です✨ 私の肩書『芸術・科学・知財クリエイター』について書こう、と思います。一年のしめくくりも兼ねて。(トップバナー画は、『知的財産権の紋章』作 大樹七海、『世界の知的財産権』の表紙装丁に用いたものです。) 1.芸術・科学・知財クリエイター 今月から、「芸術」を表記に加えることを著述(12月号連載「発明事業列伝」・「知財ぷりずむ」経済産業調査会)にて発表いたしました。  さて、芸術も科学も知財も、『アイ

          【連載】大樹七海の知財教室 『Vol.5:「意匠」の権利って?どう使えるもの?~意匠権について理解を深めよう!~』 

          一般財団法人の建材試験センターさんが発行される、機関紙『建材試験情報』にて、知財講座の連載第五回目の記事です🌼🖋 🌟『大樹七海の知財教室』電子書籍版 ≪⑤意匠の回≫(画像クリックで読めます。連載第五回目、どうぞ!)紙媒体発行誌もございます。 コンパクトにもりだくさん💪! さまざまな立場の方々の目線から、「意匠権とは」「意匠権のなにが利いてくるのか」、を相当に掘り下げて、広範囲かつ実際・実践面で役立つように、かなりの気合を入れて、今回も書きました‼️😉✨ 2.項目はこちら

          【連載】大樹七海の知財教室 『Vol.5:「意匠」の権利って?どう使えるもの?~意匠権について理解を深めよう!~』 

          連載『世界の著名な特許にみる 世紀の発明事業列伝』(通称:発明事業列伝)

           現在、大樹七海が最も力を入れている、『科学・知財コンテンツ』の一つとして、科学史・産業技術史・知財史・国際政治経済史・文化芸術史の系譜より、生き生きと、リアルな苦闘をえがく<にんげんのSTORY、すなわちHISTORY>として執筆中の『発明事業列伝』です。  出会ったひとに勇気を与えて人生が変わるものを目指して、日々奮闘しながら作り上げています。  以下に、調べやすいように『連載リスト一覧』を掲載しておきます。 (まとまったら、書籍になると思いますが、お早くは、どうぞ掲載

          連載『世界の著名な特許にみる 世紀の発明事業列伝』(通称:発明事業列伝)

          【連載】大樹七海の知財教室 『Vol.4:価値ある商標権の取り方と活かし方を知ろう!』 

          【連載】大樹七海の知財教室📖一般財団法人の建材試験センターさんが発行される、機関紙『建材試験情報』にて、知財講座の連載第四回目の記事です🌼🖋 🌟『大樹七海の知財教室』電子書籍版 ≪④商標の回≫(画像クリックで読めます。連載第四回目、どうぞ!)紙媒体発行誌もございます。  今回は、ひたすら重たい内容が並びますね。。。😅 本来、1回(6ページ)で詰め込む内容ではないので、読むのちょっとキツイかも。。ごめんなさい。 「商標、簡単だョ!」っていう人もいるけれど、でも、そうでもな

          【連載】大樹七海の知財教室 『Vol.4:価値ある商標権の取り方と活かし方を知ろう!』 

          科学・知財コンテンツ制作に対して思うこと&新連載について 大樹七海(オオキナナミ)

           記念すべき、2023年「弁理士の日」に寄せて、テーマ「知財コンテンツ」について書きたいと思います※  私自身、「科学・知財コンテンツクリエイター」という見かけない肩書を名乗ってもいるので、自分のためのテーマのようにも感じた次第です。     ちなみに、大樹七海(おおきななみ)は、弁理士仲間が考えてくれた「大きな波」を起こすという由来の雅号で、弁理士資格持ち・国立研究所出身のクリエイターです。 1.科学・知財コンテンツ制作に対して思うこと(1)正しさへの配慮が求められる🤓

          科学・知財コンテンツ制作に対して思うこと&新連載について 大樹七海(オオキナナミ)

          【連載】大樹七海の知財教室 『Vol.3:商標権の理解が深まるとビジネスを強化できる!』 

          【連載】大樹七海の知財教室📖一般財団法人の建材試験センターさんが発行される、機関紙『建材試験情報』にて、知財講座の連載第三回目の記事です🌼🖋 1.『大樹七海の知財教室』電子書籍版 ≪③商標の回≫(画像クリックで読めます。連載第三回目、どうぞ!)紙媒体発行誌もございます。 コンパクトにもりだくさん💪! 商標のキモを掴んで、どうぞ使いこなされて下さいね😉✨ 2.項目はこちら 1.はじめに:ビジネス上、必須の知識『商標権』 2.本気の商品作りには、本気の知的財産権作りを!

          【連載】大樹七海の知財教室 『Vol.3:商標権の理解が深まるとビジネスを強化できる!』 

          連載『建材試験図鑑』ができるまで ~試験技術をイラストで解説~

          🌅≪はじまりに寄せて≫🌅◆1.コンセプトについて📖✨ 以下の画像クリックで無料でお読み頂けます😊📖! (建材試験センターさんの機関誌「建材試験情報」の電子ブックへGO✨) ◆2.目的🌈✨  土木・建築のこと、こんなにお世話になっている、社会の超重要なインフラ💦なのに、その技術、それに関わる方々の世界を、なんにも知らない・・・😨私は、建材試験センターさんの取材で知り始めてから、その現状にショックを受けたり、感銘を受けたりしました😮こんなに知らないというのは、まずいのではな

          連載『建材試験図鑑』ができるまで ~試験技術をイラストで解説~

          この世に、たからもの、を。

          1.今回のテーマ:私の製作スタンス「たからもの作り」✨本記事は知財系 Advent Calendar 2022への投稿です✨ 「私の製作スタンス」について書こう、と思います。 🎄ちなみに昨年の記事はこちらです📒  クリスマスにちなみ「たからものを受け渡す」という趣旨となります🎁  「たからもの、を受け取る」とは、「大切に思うモノ・コトとの出会い」であり、出会えた感動は深く心に残ります。その後の人生に影響を与えるもので、この感動はどこから来るのか、どうしたらこの感動に携わ