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【第15話】若い女性との結婚は性的搾取なのか?(国際結婚の真実)

こんにちは、既婚40代男性のおおかみです。
こちらのnoteでは自分の体験を元にした
婚活に関する有益な情報発信を行っていきます。


国際結婚に対する偏見の嵐


私は37歳の時に外国籍の女性、
具体的に言いますと24歳のタイ人女性と結婚しました。

日本人が海外の女性、特に東南アジアの女性と結婚すると、
性的搾取している」や「人権侵害、人身売買だ」などと
非人道的な行為をしているかの如く批判されることがあります
(私も実際にそのような批判を受けたことがあります)

しかし、そのような批判は実情を知らない人々が
偏った情報、自分の偏見、妄想といった根拠のない情報を
元にした発言であり、全くの見当違いであると断言できます

結論として、国際結婚は完全にwin-winの関係です。
搾取する、搾取されるといった価値観からは真逆の関係です。
なぜそうなのか理由を説明したいと思います。

※ご注意:以下の見解は世の中の全ての国際結婚の事例が
そうだと断言しているわけではありません。
あくまで私の事例という限定的な範囲での見解であることは
ご理解ください。


日本と同じ手続きで結婚している


まず大前提として、結婚は本人の意見を尊重して成立しています
決して日本に来るのを望まない現地の若い女性を
無理やり日本に連れてきて結婚させているわけではありません。
なぜ断言できるのかというと、
日本で結婚するのとほぼ同じ手続きを踏んで結婚しているからです。

私のケースで説明しますと、
1. お見合い
2. 結婚指輪(等)を渡す
3. ご両親へのあいさつ
4. 結婚式
5. 日本への渡航


という流れを踏んで結婚しています。
当然、お見合いは「この人は無いな」と思ったら
こちら側も女性側もお断りすることが可能な条件下で行っています。
この手続きを踏んで結婚していてもなお
人権侵害、人身売買といわれるのなら、国内を含め、
すべての結婚は人権侵害になるのではないでしょうか?

※1~4までの過程はすべて現地(私の場合はタイ国内)で行いました。

現地の厳しい経済事情

我々、独身の日本人男性側ではなく、
逆に海外の独身女性側に立って結婚する理由、メリットについて
考えてみましょう。

現地の若い独身女性の望みは、ずばり経済力(お金)です。
お金が目的というと
「ブランドバックが欲しいのか」
「強欲な女だ」
と思われるかもしれませんが、それは日本人の感覚で、
現地では生活に直結した切実な問題になります。

私の事例を上げますと、私の妻は結婚前、
バンコク郊外の自動車工場で働いていました。
月給は日本円で5万程度だったそうです。
タイは近年経済発展を遂げており、物価も著しい上昇を続けています。
タイに行ったことある方ならご存じかもしれませんが、
首都バンコクの中心部はもはや東京と変わらないレベルにまで
発展しています。

いくらタイは日本に比べて物価が安いといっても
月5万円の給料では生活は困難なレベルです。

そのため給料を増やすために
賃金の高い夜勤をぎりぎりまで入れて働いていたそうです。
(それでも月給9万円程度)。

体調が良くない日であっても、生活の為には仕事を休むことも出来ず、
健康的にも経済的にも生活はかなり苦しかったようです。

結婚にふさわしい男性がいない絶望

工場勤務が辛くとも、女性ならそれは一時的なもの、
結婚適齢期になれば男性と結婚して寿退社をすればいいのでは?
と思われるかもしれません。
しかし、それも難しい事情が現地ではあります。

これも私の事例になりますが、タイの場合、
結婚にふさわしい男性という存在が
日本に比べても極端に少ないのです。

タイはよく
「微笑みの国」「マイペンライ(気にしない)」
など、その寛容的な国民性を好意的に説明されることがあります。
しかし、逆を返すとこれは
「責任を取らない」「約束を守らない」
という無責任な国民性と同義です。

タイ人男性は日本人男性と異なり、
熱心に仕事をするという特性を持っている人が少なく、
その結果、経済力のある男性が非常に少ない
それに加えて責任を取らないという国民性もあるので、
「彼女が妊娠したら」逃げるといった話も日常茶飯事とのことです。

つまり、タイ人の若い女性が結婚相手に求めているのは、
「経済力」があって「約束を守る」男性なのです。

理想の結婚相手はそれぞれ海外にいる

つまり、現地(タイ)の女性たちは結婚適齢期になっても、
「経済力」があって「約束を守る」男性が周りにほとんどいないので、
結婚が難しいという問題を抱え、今日も低賃金で働いているのです。

では彼女たちが結婚して幸せをつかむために必要な、
「経済力」があって「約束を守る」男性はどこにいるのでしょうか?
そう、あなたを含めた日本の独身男性が
まさにそれに当てはまるとは思いませんでしょうか?

日本の結婚適齢期を逃してしまった独身男性は多くの場合、
「経済力」があって「約束を守る」男性に当てはまります。
彼は若い女性と結婚して子供が欲しいと思っています。
しかし日本国内で結婚するには男性側に「若さ」という要素が
求められるため、結婚することができません。

一方、タイの結婚適齢期の女性は、
「経済力」があって「約束を守る」男性を見つけて、
結婚し、安心して子供を産んで育てたいと考えています。

しかしタイ国内にはそのような男性は少数なため、
相手を見つけることができず、結婚することができません。
その結果、低賃金で働き続けることを強いられています。
彼女たちの多くは「経済力」があって「約束を守る」男性であるならば
相手の年齢は気にしないと考えています。

この二人をマッチングさせたらwin-winになるとは思いませんでしょうか?

子供を産み育てたいという想いは一緒


二人の想いはひとつです。
理想の相手を見つけて結婚して、子供を作り、
安心して子供を育てたいということです。

日本人の独身男性が理想とする結婚相手はタイにいる
そして、タイ人の独身女性が理想とする結婚相手は日本にいる、
それが現実なのです。

私は結婚して今年で9年目になります。
東南アジア人女性との国際結婚ということから
結婚当初から日本国内ではさまざまな批判的な意見や
偏見の眼にさらされてきました。
しかし、いま振り返ってみると
そのような無責任な他人の意見に惑わされなかったことは
本当に良かったと思っています

そして惑わされなかったからこそ、
独身時代に望んでいた以上の幸せを
私はいまつかむ事が出来たのだと感じています。

■おおかみ
既婚40代男性。
37年間彼女無しから14歳年下の24歳女性とたった5か月の婚活期間で結婚。
現在は娘2人にめぐまれて子育て奮闘中。
自分の婚活経験を元に結婚したいと考えている独身男性に対して
人生の後半を幸せにする為の有益な婚活情報の発信を目指しています。

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