見出し画像

2021シーズン 明治安田生命J1リーグ 第7節 浦和レッズvs鹿島アントラーズ(H)

結果は2-1の勝ち。

メンバー

画像1

4-1-4-1。西、柴戸、武田、武藤初先発。絶対に勝ちたい鹿島戦ですがどうなるか。

ざっくり試合内容

前半
前半は終始浦和側が保持した展開。中断期間でしっかりと戦術を整理した成果か非常にスムーズに試合をコントロールできている部分が多かった印象。何度かピンチもありましたがチャンスの方が多く、崩しやファウル後のフリーキックなどでしっかりとシュートで終われるシーンが多かったです。

そんな中、37分に先制。小泉から大きなサイドチェンジを西が受けて少し運んでからゴール前へ素晴らしいクロス。上手くギャップの間に走りこんだ明本がナイストラップから冷静に流し込んで先制。いきなり西を獲得した成果が出ました。

しかしその後、ロスタイムにセットプレーから失点。武田が付ききれなかったのもあり処理の難しい山なりのヘディングを決められました。

後半
後半のメンバーチェンジはなくスタートしました。いつもだと恐怖の10分間でしたがなんと65かしのぎ切り、落ち着きを取り戻した浦和。

66分逆転に成功。武藤からゴール前へスルーパス。走るコースを変えた明本が倒されてPKゲット。なぜか槙野がキッカーでしっかり決めてリード。

その後も左サイドで山名→明本→武藤→山中で崩しての完璧なクロスを関根が頭で押し込んだ!と思ったのですが武藤のところでVARでハンドを取られてノーゴール。

その後は鹿島の圧力も弱くなり最後までしっかり守り切って試合終了。

◎GK
・西川
失点シーンはポジショニングに疑問符もあるが、キック精度はさすがの一言。
◎DF
・西
ようやくリーグ戦でお目見え。明らかにレベルの違う選手であることを証明した試合。右サイドで関根、小泉と相手を崩すシーンが多く見られた。アシストのクロスは視野の広さを感じた。
・岩波
今日はチャレンジパスではあるがミスが多かった。やはり守備で不安な部分はあるが今日はなんとか持ちこたえた。
・槙野
なぜかPKキッカーで得点ゲット。空中戦の強さを見せつけた。
・山中
明本とのコンビで相手右サイドを何度も蹂躙。ノーゴールにはなったが関根へのクロスは流石山中。

◎MF
関根
ついに復活か。今日の関根は守備だけでなく攻撃でも大活躍。ゴールはお預けだが西とのコンビは強力な武器になるかもしれない。
・柴戸
パスミスはあったものの潰し役として仕事を全う。潰しきれない時は周りと上手く受け渡しを行うなど守備的MFとしては上出来。
・武田
出れば仕事をするのが武田。ワンタッチプレーやドリブルなど相手の急所を狙うプレーが多く見られた。失点シーンは残念。
・小泉
攻撃、守備ともにしっかりと仕事をしてくれた。特に守備で最後の最後まで足を延ばすのは素晴らしい。
・明本
今日は明本の日。走り込みやドリブル、ワンツーなどで相手右サイドを押し込んだ。先制点は冷静に流し込んでJ1初得点。

◎FW

・武藤
相手のスペースを常に探りながら走り回ることで繋ぎ役として仕事を果たす。明本へのラストパスはらしさが出ていた。

◎控え
・伊藤敦(68分 武田と交代)
中盤の強度を増すための交代か。ピンチを潰して貢献。
・興梠(74分 武藤と交代)
短い時間ながら随所に興梠のプレーを見せる。チャンスを創出するもののゴールにはならず。
・杉本(74分 小泉と交代)
高さは出来たもののゴールはならず。興梠がおぜん立てしてくれたのは決めたかった。
・宇賀神(86分 関根と交代)
時間が短いため印象なし。

全体的な感想

リーグ4戦未勝利という状態かつルヴァンで負けたこともありどうなるかという感じでしたが、なんとか勝利できました。

守備での課題はあるものの、今日のフォーカスは得点できるかというところでした。VARで取り消されたのも含め複数得点できたのはかなり朗報です。

西が入ったことで右サイドの連携が非常にスムーズになっており、チャンスが増えることで得点も増えていく、というような好循環が起きそうな気がしています。

実際今日はシュート数こそ8本でしたがすべて枠内というなんとも珍しい結果が。あとはゴール前にもっと侵入することで得点も増えていくのかなと思います。

Jリーグは4/7 ホームの清水エスパルス戦です。このまま連勝して欲しいですが相手も難敵なのでどうなるか。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?