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新「ポーの一族」と人間の愛その6

(ネタバレしてます)

月刊「flowers」10月号に「青のパンドラ」の続きが載ったのですが、今回も扉絵+12ページという少なさでした

内容は、人間になったアランが今後どうするか?というもので、なんと現在のアランの年齢は13歳ということが発覚しました

ずっとエドガーもアランも14歳だと思っていたのに、実はアランは13歳だったんですね。ということは、アランのいた学校に転入した際、エドガーは一つ下の学年に潜り込んだってことですかね。イギリスは9月から学校が始まるので、11月生まれのアランと5月生まれのエドガーが同学年だとするとエドガーのほうが年下ということになってしまうので、萩尾さんとしてはエドガーがアランより年下になるのをなんとしてでも避けたかったのでしょうか?

wikiで調べても、アランは14歳ということになっているので、私だけの勘違いということではなく、多分、今回初めてアランは13歳ということになったのではないでしょうか

そうだね きみを仲間に入れたのは1879年の11月――頃だった……

「青のパンドラ」

ってエドガーが言っているので、14歳になる直前に、11月30日生まれのアランは吸血鬼になったということなのでしょう。その後

学校に行くこと 仕事につく訓練とかしないといけない

「青のパンドラ」

とエドガーはアランに語るのですが、いや、アランの言うように、大金持ちのアーサーに養ってもらえばいいんじゃないの?彼らも人間のアランが一人いるといろいろ便利だと思うのですが、まあ、それではストーリー的に困るのでしょう

ということで、前回、アランの誕生日までの間に何か大きい動きがあるのでは?と予想したのですが、そっちよりもメインは5月のエドガーの誕生日、エドガーが15歳になることのほうが重要なのかな?と思い直しました

で、次は何月号に掲載されるのだろう?と見てみたら、「つづく」としか書かれてないんですよ。この調子では、また半年くらい平気で間隔が空くのではないかと……

今月号の「flowers」には、萩尾望都×清水玲子のスペシャル対談というものも載っていて、二部構成になっていて、「MELODY」10月号では第一部「少女まんがにおける過去・現在・未来」、こっちの「flowers」では第二部「この世に、理想の男性は存在するのか?」という内容になっているようです

第一部「少女まんがにおける過去・現在・未来」という内容が気になったので、「MELODY」も買ってみたのですが、タイトル詐欺では?と思ってしまうような対談内容でした。第二部のほうは、推しのアイドルやら俳優やらを語り倒しているので、興味があるなら、こっちのほうが内容は濃いかなと思います

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