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気分ではなく、基準で叱る

先日、小学校の面談に行きました。
たった15分だったのですが、子育てにおいてヒントが得られたので、備忘のために書き記します。

小学校の面談の中で、息子の担任の先生と、以下のようなやり取りがありました。

私「5年生の時はお友達とのトラブルもあったのですが、6年生になってからそういったトラブルは特にないようで、仲良しの友達も増え、安心しています」

先生「それはよかったです。私は叱る基準を3つ決め、子ども達にも、折に触れて伝えています。具体的には『①嘘をつく②お友達を傷つける③努力をしない』で、なるべくブレないようにしています。この基準と照らし合わせた時に、5月ぐらいに息子さんに気になる行動があり、個別に注意したことがあるのですが、それをきっかけに息子さんの行動が変わったのを感じています。それとともに、お友達との関係性もよくなってきたように思います。また、自分が叱る『悪い行動の基準』を、繰り返しクラスに伝えることで、子ども達が自分で判断して良い行動を取れるようになり、クラスの雰囲気も落ち着いてきました」

この話を聞いて、私は、最近読んだ、以下の記事を思い出しました。

親方として大事なのは、一貫性。
(中略)
親方の説明や仕事の進め方に一貫性がないと何が起きるかっていうと、弟子は親方の顔色を見るようになっちゃうんですよ。

関連して、以下の投稿も見つけて、なるほどなぁ、と考えさせられました。

そして、偶然、「ダブルバインド」という言葉を知り、以下の記事を通して、一貫性のなさからくる弊害を学びました。

私も、担任の先生を見習って、叱る基準を明確に作り、子どもにも繰り返し伝えることで、気分に左右されない、一貫した行動が取れるように意識していこうと思います。