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ベルギー ブルージュの運河と建物を描く

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ヨーロッパの街角にひとりたたずむと、ここは異国だとつくづく実感する。
聞こえる言葉は異国語、鼻も高ければ背も高い欧州人。
慣れぬ英語で道を尋ね、見慣れぬ紙幣で買い物をする。
笑顔の店員にはホッとするが、たまには邪険な人もいる。

早朝、ベルギー・ブルージュのチャーリーロケットYHから運河に沿って散策する。
レンガの街並みが水面に揺れていた。

DSCN5056日本人団体

愛の湖公園に向かって散歩していると、ちょうど運河の橋の下を遊覧船が通った。
船のマイクが、日本語で案内している。
日本人の団体客だ。
中国人の団体客は良く見かけたが、日本人の団体はこの旅では初めてだった。
橋の上から「こんにちは」と言うと、みんな手を振って「こんにちは」と答えてくれた。
船は去っていったが、そのとき年配の白人紳士が日本語で「こんにちは」と言いながら近づいてきた。 
はじめ中国人かと思い、話しかけるのをためらっていたと言う。
「こんにちは」という日本語を聞いて、日本人だとわかり、うれしくなって話しかけてきたようだ。
「日本はすばらしい国だ。久しく行っていないが、日本は変わったか」という質問を英語で聞いてきたが、込み入ったことを説明できる話力はない。
変わったこともあるが、変わらないこともある・・・云々で、言葉を濁した。

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ブルージュの鐘楼の上から撮影。