腰呼吸を確実に覚えよう(1)
前回の記事を『エネルギー体操』のベテランさんが読んで、先に腰呼吸を確実に教える方がいいと思うと感想を述べられました。
腰呼吸の基本を理解する
『エネルギー体操』を体験しながら覚えていただこうと思っていましたが、基本をしっかりと教えて、一方で体験していただいた方が早いと気付いて、ここで、腰呼吸の基本を理解していただくことにしました。
腰呼吸とは何か?
胸式呼吸、腹式呼吸、丹田呼吸などの呼吸法がありますが、腰呼吸はさらに深い呼吸です。「腰呼吸」は私が命名しました。
簡単に言えば、腰から下だけを意識して呼吸(吸う、吐く)します。
体験します。
1. 普通に吐いてから、さらに吐きます。
2. 次に吸うのですが、1で普通に吐いたところまで吸います。
3. そこから吐きます。この繰り返しが腰呼吸です。
上半身を緊張させないのがポイントです。股を開いた方がやりやすいです。
腰呼吸は何故必要?
『エネルギー体操』は、手や意識に生じさせた「気エネルギー」を体に送ります。
腰呼吸は、その「気エネルギー」を最大に強めるためのものです。腰呼吸によって、最大に強められた「気エネルギー」を利用することができます。
なでるだけでも自然と腰呼吸になっていきますが、時間をかけずに、早く腰呼吸を身に着けてしまった方が、より早く、より深い『エネルギー体操』を体感できます。
どうしたら訓練できる?
顔など、敏感なところに手をかざします。手に力は入れません。肌に付けません。
どのような呼吸で「気エネルギー」が強くなり、どのような呼吸で「気エネルギー」が弱くなるのか実体験してきます。
出来る人はこれだけでできるようになりますが、そういう人は数少ないと思います。
次回はできない人のために、訓練の為のパターンを紹介します。
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