見出し画像

ベースクール

国立に、「探究型の学習塾」というコンセプトで子供たちが学べる場所がある。その名は「ベースクール」。自ら考え、実践し、表現することをモットーとし、まさに、人としての「ベース」を形づくる「スクール」を展開している。

小学生が対象で、1年生から6年生まで幅広く参加しているが、4〜5年生が中心だ。曜日ごとに3〜7人のグループがつくられ、3ヶ月を1区切りとして活動をしている。まず「テーマを設定」し、そのテーマに沿って「探究」、最後に「まとめ(発表)」を行うというのが、一つのサイクルとなっている。

この活動のポイントは、あくまで全てを「子どもたちが決める」ことにある。何をテーマにするか、それをどうやって表現するか、形あるものにするか、なぜそうなるのかを考え、それを最後にどうやってまとめていくのか。大人(運営側)はほとんど口を出さない。もちろん、過程の中で言い合いになったり、上手く事が進まないこともあるが、それも、一つの子どもたちが育つ過程であるのだ。

保護者の方からも評判は上々で、定期的に意見交換などを行なっているという。学校とは、また違った形で、子どもが育つ場所にもなっている。

この活動している場所は、もともと「くにきたベース」という名前で、駄菓子屋をしながら子どもたちが集まっていた。時にはイベントなども行なっていたが、この活動の延長として、ベースクールが生まれた。

※ベースクールウェブサイト
http://baseschool.net/

※ベーススクール(クラウドファンディングサイト)
https://motion-gallery.net/projects/baseschool

こうしたベースクールの活動を、少しずつ外に広げている。地域のイベントに出ることも増えてきた。その中で、今回は体験授業として、ooenも参加させてもらうことになった。

今回の企画は「さかさま動画」。子ども達でアイデアを出し合い、映像を通じて対話の時間を作るというもの。こちらも対象は小学生。興味ある方はぜひご参加ください!

※facebookによるイベントページ

画像1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?