ひとりで海に行ったお話
特に何が目的とかではないけど、ふらっとひとりで海に行きたいな〜〜と思っていました、ずっと。
"いつ"とか決めず、ただ直感に従って、行きたい時に行きたいなぁと思っていました。
それをついに達成したことをここでご報告します。(誰に)
午前中の授業を遅刻しながらも無事に受け終わり、
さて、気持ちいい天気だな〜楽器の練習するか、どうしようかな〜なんて思ってた時に、
あれ、もしかして今日じゃない?
とふと思って、なんとなく行きました、電車に揺られて。
海とご対面する前に、知らない街の路地をふらふらと歩いてパン屋さんへ。
シュトーレンの発売開始には目もくれず、クロワッサンと、スパイスの効いたカップケーキみたいな何かをひとつずつ紙袋に入れてもらった。あと、チャイラテ。準備はばっちり。
海に到着したのはほんの少しだけ陽が傾いてきた頃。
ぽかぽかな気温、話しかけるみたいに穏やかに吹く風、金色にきらきら光る海、心地のいい波の音、振り向けば足跡は自分のだけ。遠くでちびっ子がワンマンライブを開いていました。(かわいい)
ぜんぶが、やさしくて、いとおしくて、直感ってすごいなぁなんて思いました。
ボーッとしたり、曲や絵のアイディアを考えてみたり、考えてもどうにもならないことについて敢えて向き合ってみたり、将来のことを妄想したり、色々しました。贅沢な時間。
海を見ながら頬張るクロワッサン、本当においしかった。食べ終わった後の紙袋を眺めながら、あぁ、ドーナツの穴から海を見忘れちゃったなぁと思いました。
またいつかその時が来たら、今度はドーナツのために、海に行きたいと思います。切り替えてまたがんばるぞ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?