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音大生の私が、1ヶ月間、1日1枚絵を描き続けてみた話。

皆さま、お久しぶりです。
だいぶ期間が空いてしまいました。
ずっとnoteを更新しようしようと思いつつも、なんだか目の前のことに追われてしまって、特筆すべき"何か"についてじっくり考えたり向き合う時間がなかった感じがします。夏休みの間はもっと色々載せていきたい…!

さてさて、音大生3年目の6月。
月の初めの私が、何を間違えたか、自分の忙しさも考えずに『1日1作チャレンジ!』とかなんとか言って、毎日絵を描く宣言をしてしまったのです。見切り発車にも程がある。

友達の家に泊まる日も、本番の日も、23時45分の電車の中でも、ところ構わずなんとかその日中に絵を投稿すべく、半ばヤケクソで1ヶ月間描き切りました。

そこで私が気づいたことをつらつらと語っていきたいと思います。

時間はあるものじゃなくて作るもの


"時間があったら"は多分一生来ない。時間があったら絵をたくさん描きたいな〜と漠然と思っていたんだけど、"時間があったら"って気持ちでいたら、それに取り組むタイミングって多分ずっと来ないんだろうなって実感しました。ほんの少しでいいから、結果的に出来上がった作品のクオリティはあまり問わないから、少しでも1日1回それに触れる時間を作る。そうでもしないと"やりたいな〜"って言ってる間に時は流れ、自分の興味が薄れた頃にやっと時間が出来たりするんだろうなと思います。
時間はたまたまあるものではなくて、やりたいことのためにちゃんと生み出す、捻出するものなんだなと実感した1ヶ月間。なんだ、その気になれば時間あるじゃん、出来るじゃん!って思いました。
いつかやりたいと思っていることも、期限をつけていこうかな、ちゃんと自分の力で形にしていこうかな、なんて思えた1ヶ月間でした。

1,2枚納得のいく作品ができたらいい方


質の良い、自分の納得のいく絵だけを生み出したいから、それが描けなさそうな日は描かなくて良いか〜なんて思っていたけど、それは大きな間違いでした。
納得のいかない沢山の絵の中で、ごく稀に良い絵が生まれるものなんだと実感。熟考すれば必ず良い絵が生まれるでもなく、アイデアが降ってくるでもなく、ただただトライ&エラーを繰り返していくうちに、納得のいく色・線・構図…そういうものがぼんやりわかっていくんだなと。
初めからいい作品が生まれるわけがない。
ある意味、"質"をチャレンジの条件とは無関係にしたからこそ量をこなせたし、量をこなすからこそ質が担保されていくのではないかなと思います。
質の良いものをたくさん作るためには、それ以上に失敗を重ねる必要がある
母数に比例して成功も増えていく、当たり前だけど、改めて納得。

アイディアの枯渇は、アイディアを出しすぎた時じゃなくて、出し惜しみしてる時に起きる


始める前は、30日間も絵を描いてたらアイディアがどこかで尽きてしまいそうだな、と思っていました。
でも実はそんな心配はいらず、どんな絵を描こうかな…と思いながら毎日とりあえず手を動かしていれば、そこから派生して色んなアイディアが次々に浮かんできます。さらに、自分が描いた絵からさらにインスピレーションを受けることもありました。
逆に、ただ頭の中でただ思い描いているだけの絵はいつまで経っても形にならないし、そこから進展がないため、新しいアイディアが生まれることも少ない。
アイディアを形にしようとする過程で新しいアイディアが生まれるし、思い浮かんだら描こうと思ってるうちは思い浮かばないんだなと。
インプットだけがアイディアの引き出しになるのではなく、アウトプットこそアイディアの引き出しを増やすコツなのかもしれない、と思いました。
もうこれ以上出ないって思ったところからが真のアイディアなのかもしれないね。
上辺だけ何か自分の経験から直接影響を受けているようなものではなく、本当に自分の内から湧き出るものなのです、多分。
自分らしさってこういうことか、とも感じました。



継続的に制作を続けるって大事だな〜と本当に思ったので、忙しくても少しでいいから自分の時間を作ろうと心に誓いました。ありがとう自分!!
また今後も不定期ではありますが更新しようと思いますので、ぜひお付き合いください!

最後に、1日1作チャレンジの期間に描いた作品を少しご紹介👇


他の作品は、
InstagramのハイライトやTwitterにありますのでぜひ覗きに来てください〜!👀


最後までご覧いただきありがとうございました!

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