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メタバース領域で注目を集める日本企業

こんにちは!メタヨミ研究所のミツヤです。
通常業務であるPRのお仕事と、メタバースの動向調査に勤しむ日々を送っております。

本日のテーマはメタバース市場で注目を集める日本企業についてです。

世界のメタバース市場マップ。馴染みのあるサービスもちらほらありますね!

元Facebook社が社名をmetaに変更したニュースを皮切りに多くの企業がメタバース領域への参入を宣言しています。

しかし、まだメタバース領域で理想的なサービスやデバイスを提供できている企業はありません。

そんな未形成なメタバース市場で注目を集める日本企業を幅広く選定しご紹介したいと思います!



①Shiftall

Shiftall社はパナソニックの子会社で将来パナソニックが進出すべき新しい市場にいち早く参入し、実践的に調査、研究開発する役目を担っています。

メタバース領域に参入し、米ラスベガスで開催されたCES 2022で注目を集めた商品がMeganeXとPebble Feelです。

MeganeXは超高解像度・超軽量のVRヘッドセットで、年間2,000時間以上メタバース内で過ごすといわれるヘビーユーザーにも快適なプレイ環境を提供します。

ヘッドセットではなく「メガネ」であることが肝

販売価格(予定)は10万円ほどと言われており、メタバースを頻繁に利用しないユーザーは手の届きづらい商品です。

Pebble Feelはメタバースと連動するウェアラブル冷温デバイスです。専用シャツと組み合わせることで体を瞬時に冷却・加熱することができます。メタバース空間で使用する事でより没入感を感じる事ができます。

背筋も伸びそう

Shiftall社ではパナソニックの技術力を使ってより没入感を感じられるようなデバイスを開発しています。今後、現実世界と変わりない感覚でメタバースが体験できるようになっていくかもしれません。


②シーズメン

元々カジュアル衣服の専門店であるシーズメンは外神田商事と提携しメタバースファッション専門のアパレルブランド「ポリゴンテーラーファブリック」を設立しました。

シーズメンではメタバースの人気アバターのファッションを現実世界で使いやすいような形に直し販売をしています。

商品第1弾は、人気アバター「レイニィ」の衣料品を現実の商品として発売し、予想を上回る売上だったそう。

今後、現実世界の衣服をメタバースのアバター用に変換する事業も検討中との事で注目を集めています。


③REALITY

グリーの子会社であるREALITY社は、「REALITY」というサービスを運営しています。元々、VTuberのライブ配信が視聴できるアプリとして運営されてきましたが、メタバース事業として再定義し注目を集めています。

また、メタバースプラットフォームでお馴染みの「cluster」でREALITYとの連携が可能となり横の繋がりを強めています


④HIKKY

HIKKYは2021年11月にNTTドコモから65億円を調達したと発表し注目を集めるメタバース系スタートアップ企業です。同社は世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」や、VRコンテンツ開発エンジンの開発を進めています。

https://www.store.vket.com/v5/

バーチャルマーケット」とは仮想空間の中でアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる世界最大のVRイベントです。
近年のメタバースブームで多くの企業がこのバーチャルマーケットに出品し注目を集めています。
また、世界中から100万人以上の来場者を集め、ギネス世界記録にも認定されました。


⑤まとめ

今回はメタバース領域で注目を集める日本企業をまとめてみました。

多くの企業をリサーチする中で、デバイス関連は海外から遅れを取っているものの、サービス関連の企業はHIKKYの「バーチャルマーケット」をはじめに海外でも評価されているサービスが出てきています。

日本は「IT後進国」と言われています。

多くの外資ITサービスが日本に浸透し、国の経済状況は決して良い状態とは言い難い状況が続いています。

しかし、アニメやビデオゲームのオリジナルキャラなど、IPを強みに持つ日本にとってメタバースの到来は大きなチャンスと言えます。

今後も日本発のメタバース関連企業に注目しつつナレッジが溜まったタイミングでまた記事を書きます!

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