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世田谷区 石川湯

2020.11.29.

今日もしっかり睡眠補給。起きると家人は呆れ顔。「何時まで寝てんの」と。さっと7kmランニングして、洗濯、洗い物などを済ませ、急いで・・っていうほど急いでいないが、外出。昨日買ったダウンが気持ちいいなあ。

待ち合わせは、新宿御苑。年に何回来ているだろう。年間パスポートも二年目で、月に二回は来るからね。四季折々の景色も、休憩どころの抹茶もご馳走だ。かなり紅葉進んできたね、芒や十月桜も同居するという都会のオアシス。今年はあと何回来られるかな。

今日のメインは、オペラシティ アートギャラリーの「生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代」。50年代の東京の景色や桂離宮、シカゴの景色など、とても興味深い。構図やモチーフなど、とても参考になる。ちなみに何の参考かというと、半年お休みしている陶芸です。そろそろいかなきゃなーなんて思いつつ、年明けになりそうだな。ピッチャーや湯呑みなどを作るのに、何の参考になるかは知らんけど・・。

その足で、初台から代々木上原に。家人には「按田餃子」に並んでもらっておいて、私は「Minimal」へ。ガトーショコラを購入したが、お値段もホールケーキ並み。帰宅後、デザートにいただいたけれど、濃厚で至極贅沢な味わい。行列の餃子屋さんでは、水餃子定食、ラゲーご飯、麻婆豆腐をシェア。健康志向が高すぎて、味ががっつり伝わってこないので、再訪はなさそう。小一時間待ち、というのも家人的にはNGポイント。私は行列は大好きなのだけれど、ここでは並びたいかと聞かれると・・。持ち帰りの方は時間も早そうなので、近くの方はテイクアウトがオススメかな。

満腹で家人と別れ、近くのお花屋さんでプロテアビーナス、フェゴダーク、アメリカンホーリーを買い、てくてく一駅、17分ほど歩く。途中、東京ジャーミイも通り過ぎ、ライトアップされた外観も美しい。ここ、お昼に屋上に上がることもできるので、とってもおすすめ。
ようやく到着し、例によって回数券でお支払い。姉妹店について番台のお姉さんに伺うとこちらは現在の店主(お姉さんのお父さん)で三代目だそう。お姉さん(娘さん)に「ということは四代目でいらっしゃる?」と聞くと、「まだ継ぐとは決めていないんですけどね」とのこと。ぜひ、継いでほしいなあ。スタンプをいただきつつ、下足札とロッカーキーとを交換、少し空いてきたタイミングで、大きなロッカーと交換してくれるなど、優しい未来の四代目!
ちなみに「石川湯」という屋号は、店主の名字から取っているようです。「東京銭湯」の記事によると、現店主のおじいさんが1927年に開業し、1977年に先代(2代目)が建て直したのだそう。とはいえ、43年か、それなりに歴史があるが、とても大事に手入れされている印象だ。

浴場のレイアウトは、浴室奥の薔薇のようなタイル、両脇の竹をモチーフしたかのようなモザイクなど、綺麗な壁面だ。湯船は左からジェットバス二席分、右側はバイブラとなっている。随分シンプルだな、と思いつつ、子どもからお年寄りまで、ゆったり浸かっているので、番台のご家族の対応からも、このお店が地域の方に愛されているのが伝わってくる。

毎週日曜日は薬湯だそうで、じっこう湯のような香りの「瑞恵(ずいけい)湯」で、芯から温まることができた。ちなみに今月は、1日、8日、15日、29日は「瑞恵湯」で22日、23日は「あわ風呂」だったそう。そっちも気になる。

ちびっ子二人を連れたお母さんがいらしたので、お風呂上りにお話してみると、自宅のお風呂が壊れてしまったそうで、ちょくちょくいらしているとのこと。「お家の風呂も楽しいけど、こっちの方が広くて楽しい!」とちび姉さん。そうだよね、楽しいよね。

というわけで、また近くを通ったら温まりにお邪魔します!

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