見出し画像

目黒区 大塚湯

2021.7.2.

今日は飯田橋と尾山台でのアポがあったため、帰りは目黒・品川エリアでハシゴをしましょうということに。

「祐天寺」駅より15分ほどてくてく歩き、油面商店街の入り口に位置するビル型銭湯。
外から見ると、看板やポスターなどがあるわけでもなく、一度通り過ぎてしまったほど。ちょっと離れてみると煙突もチラッと見えるのだけれどね。場所柄なのかな??

さて、入店すると、フロントには女将さん。例によって回数券でお支払いしつつ、スタンプをいただきつつ、事情聴取スタート。
現在は三代目で初代は富山県ご出身、姉妹店について伺うと、以前は大田区糀谷に同じ屋号の銭湯を経営していたのだが、既に廃業とのこと。
「今お遍路も四週目で」とお話すると、「どこのお風呂がよかったですか?」とプロ経営者から聞かれて、最近ハマっている大田区の銭湯をおすすめしてみる。そして「雑色」のデリカキング、竹沢商店、肉のいのせなどのお惣菜屋さんも地図や献立もリコメンド。「行ってみます!」とのお返事をいただき、とってもうれしい。

そして脱衣所へ。高齢のお姉さんたちが予防接種をいつどこで打ったといった話をされていて、どこの銭湯でも見聞きする話題にホッとしつつ、この話題がいつ終わるのだろうと憂いてしまう。

浴場はペンキ絵などもなく、いわゆるビル型の内装ですっきりしたタイル貼り。手前にはカランが並び、湯船はそら豆の形で、ジェット三席が設置されている。そして今は使われなくなったサウナも。二席ほどのこじんまりサイズで、常連さんに伺うと、「とてもいいサウナだったのに」とのこと。

こちらの近くには別のサウナつき銭湯もあったようで、廃業しマンションになったのだそう。そう、どこでも感じることだけれど、等価交換などマンション経営の方が生活も楽に、安定するんだよね。

お店を出ようとすると、先ほどとは違う女将さんが「どちらから?」と聞いてくださり「会社帰りなんですが、調布からなんです」とお伝えすると「ではこれ、よかったら」と冷蔵庫からオロナミンCをくださった。あまり普段飲むドリンクではないのだけれど、お心遣いがとっても嬉しい。家人へのお土産にします、ありがとうございます。

画像1

先述した、少し離れたところからの煙突。細くて都市っぽい。うん、いいお風呂でした。目黒まで25分ほど歩き、またもすっかり汗だくだ。

画像2

お遍路番号 目黒 6
住所 〒153-0063
目黒区目黒4−21−19
電話番号 03-3791-0346
ホームページ
アクセス 山手線「目黒」駅よりバス「自然園下」下車 徒歩5分
休日 土曜
営業時間 15:00−23:00

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?