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練馬区 辰巳湯

2020.07.27

朝の家族会議。私と銭湯お遍路の未来について。「もう気が済むまでやったらいいよ。もう何言ってもやるんだもんね?」とのこと。何となく、全面的に前向きな後押しではないが「今日は練馬で集めてきます」と言い残し、家を出てきた。若干気まずさは残るが、取り敢えず続けてみよう。

仕事帰りに、大江戸線で練馬駅に。練馬区なんて、埼玉に片足突っ込んでいるエリアだと思っていたけれど、よくよく思い出すと、木馬の会会員だった頃に豊島園に弟とようく来ていましたよ、週一来ていた時期もあるくらい。来月末には閉園なんでしょう、悲しいね。

そんなこんなで、東中野や中井での降車を耐えて、練馬駅から徒歩5分。マップによると、おやおや?ワンコイン釣り?ワンコインって人によって定義違うよね、ランチなら500円だろうけれど、釣りはどうなんだろう。誰か今週中に自分の目で確認してきてほしい。先を急ごう。

おや、傘置きの新種発見!見たことないけれど、懐かしいフォルム。例によって回数券とサウナ代300円を支払い、小タオルを圧力でお借りする。受付のお母さんがテレビを観ている姿にもほんわかさせられるなあ。

浴場は広々としていて、これは練馬のノーマルなのだろうか。こちらは細切れに「幅」のあるお湯。半露天的なお風呂以外、一切白湯がないっていうね。中でも絹の湯と岩盤泉がとてもよかった。岩盤泉というのは初めてだったけれど、天然鉱石の粉末で岩盤タイルを作り(中略)なんらかによいらしい。このお湯の狭さがちょうどいいんだな。幅は50cmくらいかな。ジェットバスと絹の湯の間に在るのだけれど、設計ミスで作られた感があり、ずっと嵌っていたくなる。天井は繋がっている男湯からの気配が全くなく、不思議と静寂なお風呂体験だ。

サ室は92度くらいか、湿度高めで熱さを感じず、カサイさんスタイルでしーっかり汗が流れ出る。こちらによく書かれているBGMだけれど、今日は30年代ではなかろうか、軍歌系というのだろうか、残念ながら知っている歌は流れなかった。でも今日はいいんだ。静かにいたいから。ちなみにサウナの先客が室外では散水の乱で辟易したので、ビジター感覚でやり返してみたよ。お・ん・が・え・し・Death!顔芸もすればよかった。

水風呂も23度くらいか、寒くもなく温くもなく。サウナしなくとも、色々なお湯と温冷浴できちゃいそう。この形がいいよなあ。

こちらもチェックしたいよね。ベンサンの幅、これもちょうどいい包まれ感。このサンダル、うちにも欲しいなあ。こちらは何もかもに包まれ、嵌ることのできる銭湯だ。

サウナ:8分 × 5
水風呂:2分 × 5
休憩:5分 × 5
合計:5セット

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