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好きは見せて、隙は見せるな

こんばんは。
今日の記事はTikTokで動画を出したものの詳細としての文章になります。


全文無料です。
ちなみにこの文章は約1年半前の2020年8月に書いた記事のアップデート版です。
(マジシャンとしての仕事がほぼゼロだった中で、暇になったから記事を書き始めてその最初の方に書いた記事です)

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仲良くなったら舐められる?

高校生の僕は、どちらかというと舐められやすい先輩だったと思います。
調子乗りな後輩が「みのり!ジュース奢ってよ」と言ってきては、
「自分で買えよ!」みたいなやりとりをしていました。

関係性が悪いわけではなく、ノリとしてタメ口みたいな感じだったので、
歪んだ上下関係というわけではなかったのですが、
思い返すと普通に僕は舐められていたと思います。

当時は「そういうキャラだし、仲良いってことだからいいか」
と思っていました。
それは間違いではないかもしれませんが、社会人になって、
舐められること仲良しの境目をはっきりさせることの重要性に気づきました。

2019年、大手人材会社の看板を捨てて、今の会社に転職したのですが、
当時、出来立てほやほやだったマジシャン育成事務所に、
社会的な立場みたいなものはありません。

新しく仕事としてのお付き合いが増やしていく中で、
いろんな人に贔屓(ひいき)にしてもらいたい僕らは、
仲良くなるために動いたりしていたんですね。

でもそれが行きすぎると、僕らが心を殺して、
相手が言ったことにイエスと言って、自分が苦しむみたいなことが起こります。

『安い価格でも仕事がほしいフリーランス』は、こんなことになりがちだと思います。
例えば、新人カメラマンだったら

大人「普段いくらで仕事うけるの?」
カメラマン「こんなプランだと3万ですね」

大人「これからいろんな人を紹介するからさ、5000円でやってよ」
カメラマン「…..いいですよ…!」

みたいなことです。
仲良くなった結果、舐められるということです。

シンプルに実績や実力で黙らせればいいですが、
なにせ新人です。そこで圧倒的な差別化はできないでしょう。


優しくなるな、非情であれ


このカメラマンのような立場に置かれている人は、
かなり多くいると思います。

そして結果として、
「人を紹介はしてくれたけど、仕事につながるような感じではなかったな」
みたいな感じになって、カメラマンが損する構図です。

ビジネス的にこんなことを防ぐ方法はいろいろありますが、
少し汎用性高く、コミュニケーションにだけ重きをおくと、
仲良しかつ、舐められないを体現する必要がありそうです。

僕は基本的に、
人として誠実でいようという心構えでいますが、

これを自己中心的な目線で話すと、
世の中のマウントの取り合いに負けないように隙を見せない”
という意味合いがあります。

例えば、
僕が遅刻しないように振る舞うのは、
相手が、なにかやらかしたときにちゃんと指摘できるようにしておくためです。

遅刻する人は、当然ですが、誰かが遅刻したときに怒れません。
ただ実際にはそれだけではなくて、他の事案でも怒れなくなります。

極端に言うと、遅刻をすることで、相手の言葉遣いにも注意できなくなったりします。

「僕に言葉遣い注意する前に遅刻ぐせ直したらどうですか?」と言われたら、
少し言葉に詰まる気がします。

正確には、遅刻と言葉遣いは話が違うので、
「今はそれは関係ない」として話を進めることは出来るのですが、

「でも、僕も遅刻されるのは気に食わなかったですが、特段指摘しなかったですよね。僕の言葉遣いだけ指摘してくるのは、なんだか腑に落ちないです」

と言われたら、”指摘”という共通点を見つけて言われているので、
遅刻を詰めにいくのは、立場の差を利用しない限りかなり難しいです。

つまり、僕は相手がなにか自分に不利益を及ぼす時には、
それはやめてください」と言える状態にしておきたいのです。

カメラマンの事例も同じで、
「僕はすべて、きちんと仕事をしていましたが、あなたはどうですか?」と言える状態にしています。

「そんなこと言ったって、あなただってさ、〜」と言い返せない状況を作りたい。だから誠実な振る舞いをするのです。

僕と仕事上で出会う人たちが理不尽な対応をしてきた時に、僕のマナーができていなかったら、その苦しさや怒りは心の中に押し殺すしかありません。

カメラマンのレスが遅かったら、
「紹介もなにも、お前もうちょいレス早くしてから言えよ」と言われたら、簡単に負けるわけです。

自分がクズな態度をしていたら、相手のクズを受け入れるしかなくなります。

そして世の中には僕が思っていたより、歳の差を使ってマウント合戦を挑んでくる大人が多いです。

この争いには負けてはならない。
鬼滅の刃の富岡義勇が言った「生殺与奪の権を他人に握らせるな」です。

自由な振る舞いで、自由を失うのです。

僕はいつでも誰に対しても、立場を関係なく指摘できるように気をつけています。それは隙を作らないように動いているから出来ることだとも思います。

誠実でいると得があるよ!
みたいな話は合わずに、誠実な人でいる意味が見出せていない人はこっちの目線で考えてみても、何か行動は変えられるかもしれませんね。

今日はこのへんにして終わりましょう。
TikTokから見てくれた人ありがとう。

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