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【映画感想】キンドラ×ポルプリ『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』『劇場版 ポールプリンセス!!』コラボ上映会

『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』『劇場版 ポールプリンセス!!』コラボ上映会に行ってきました。すごくすごく楽しかったので、今回は本note初めての映画について書きたいと思います。

わたしは昨年、『ポールプリンセス!!』(以下、ポルプリ)を観に熱心に映画館に足を運んでいました。この出会いなども詳しく書きたいところではありますが今回は割愛して、そんな大好きなポルプリをまたスクリーンで観ることができる!と知ったのが今回のコラボ上映会でした。

『KING OF PRISM』(以下、キンプリ)については
・アニメ作品は過去に一通り視聴済み
・ブタキン観劇経験あり
・キンドラは初見、キンプリの応援上映は初参加
で大体のストーリー、キャラクターと歌は把握できています。ただコンテンツに触れてから時間が経っているのと、噂に聞く応援上映の初参加に一抹の不安はありました。

一緒に行ったのは
・ポルプリ初見
・「レッドナイト・ヴァンパイア」からキンプリを知った
・キンプリアニメ作品は昔に一通り視聴済み
・キンドラは初見、キンプリの応援上映は初参加
というキンプリに関してはわたしと同じくらいの知識の友人です。キンプリを知らないはずなのにカラオケで「レッドナイト・ヴァンパイア」を歌い出した時はひっくり返るかと思いました。

彼女に劇場でポルプリを見せたい、せっかくだから噂のキンドラも一緒に見たい!の気持ちで誘って、チケットを取りました。9/3の池袋の回にお邪魔しましたが、グラシネが大好きな劇場なので久々に行けて嬉しかったです。

結果、すごくすごく楽しかったです!!この時この場所だったからこその化学反応に溢れていて、新鮮な2時間でした。会場には男性女性問わずどちらの作品のファンもいらっしゃって(体感はエリートの皆様が気持ち多めだったかも)もちろんどちらの作品も好きという方も、ポルプリ初見です!と伝えてくれるエリートの皆様もいてなんだかすごくあたたかい空間でした。

わたしはペンラ持ち込みOK上映の経験はありましたが、声を出す応援上映にはあまり慣れていなくて。予告編から皆様がペンライトを元気よく振り始めてからこれが噂の…!の気持ちになりました。

上映はキンドラ→ポルプリの順番。
途中休憩なしのノンストップ上映でしたが、この順番は個人的にすごく有難かったです。キンドラで上がったボルテージをポルプリのストーリー部分で休みつつ、また大会パートではしゃげるのが構成としてすごく観客に優しかったです。

そして始まったキンドラ、本当に本当に楽しかった。
話はアニメでもブタキンでも知っていましたが、映画館でこのような形に再構成されてみると、完全にエリートの皆様のリアクションを含めて作品にしたんだなと思いました。わたしは個人の好みとして映画でも演劇でも観客がそこにいることに明確に役割を持っている作品が大好きなので、 鑑賞後の幸福度がすごく高かったです。それと同時に、この構成は一種のエリートの皆様への「信頼」の形なのかもしれないと思いました。普通はこんな再構成の仕方考えつかないですし、ただ単にCMを入れればいいってもんじゃない。ひとつの作品としてはもうアニメで知っている内容がほとんどなのに、こんなにも新しく、面白くなる、それを観客が最高の楽しみ方で受け入れている。外野の勝手な印象ですが、作品と観客がこういう関係性で結ばれていることがすごく羨ましく感じました。

それでいて、エリートの皆様の楽しみ方がまた十人十色だったのも素敵でした。ペンライトで画面の再現したり、あの会場にいる観客になったり、視聴者としてチャンネル回してみたり、十王院グループの一員だったり、胸をパァン!って叩いてたり。客席を見てるのも楽しかったです。友人とは、「花火ってペンライトでああやって演出するんだね」「今度自ジャンルに花火が来たら使おうかな」と、さながら観劇の帰り道のような感想を交わしました。
多種多様なペンライトも新鮮で。友人はワーステのスコーピオン型ペンライトを持参していましたがキンドラもポルプリも地味に大活躍していました。

近くの席の皆様が役者すぎて、シンくんの謝罪に拍手が広がるタイミングでなかなか受け入れられない方とか、ジョージの音声トラブルの文句とかルヰくんが倒れたときの「暫くお待ちください」の動揺とか、4連続の驚きとか、芝居が細かくてめちゃくちゃよかったです。きっと当たり前に通いつめててなにもかも知ってるからこそ、そこまで作品世界に没入して楽しめるのだろうなあと思います。最高にかっこいいです。なんか本当に素敵な関係を見た感じ。

劇場で見るからこそ、シャインのステージの無機質さとかがより伝わってくるのもあって大会の没入感の深さも良かったです。Yuさんの作る曲が大好きなので、劇場の音響で聞くことができたのも嬉しかった。ブタキンで見ていたのでナナイロノチカイ!が数年越しに歌えたのも誓えたのも感無量でした。エンディングのジャンケンは、すごすぎてもうよく分からなかったのですが楽しかったです。あとドラマチックLOVEの諸々が怒涛だったので友人と混乱していました、あれはなんですか?トンデモウソ予告(仮)に全部もっていかれました。

1秒も空くことなくすぐ始まったポルプリパートも普段の応援上映とはまた違った盛り上がりが生まれたりしてすごく良かったです。大会パートで技に拍手があるの、やはりすごく素敵で。競技で試合を見てるんだ、っていうキンドラとの対比も相まってよりしみじみ感じ入りました。

そしてとっても嬉しかったのが、エリートの皆様の感想です。わたしも自分の好きなコンテンツに初めて触れてもらった時の感想はどんなものであれ宝物で、自分には無いコンテンツの見方を持ってる方もいて。でもその感想のあれこれを楽しむためには何より観てくれる人の「母数」が必要になるので、今回たくさんの感想があふれていて嬉しかったです。エリートの皆様のポルプリ感想、もっともっと聞きたいです!

あと今回を機にポルプリに興味を持っていただけた皆様には、ぜひYouTubeにてモーキャプ動画など上がっていますので観ていただけたら嬉しいです!!

コラボ上映会、2本の作品を時間をかけずに同時に見るからこそを見えてくるもの、素敵だと感じるもの、空間で生まれるもの、何もかもが新鮮ですごく貴重な時間でした。またコラボ上映会、ぜひお願いします!

帰り道、友人が「自ジャンルで応援上映したいな〜」と言っていてすごく共感しました。あんなに真っ直ぐ愛を伝えられる機会とそれが双方向として成り立っていること、ほんとに応援上映の真髄を見た気持ちです。作品だけじゃなくて熱量をかける皆様からも、わたしはすごくすごく言葉以上の力と元気を貰えました。キンプリはすごい!

映画だけでなく、エリートの皆様を観るためにもまた劇場に行ってみたいなあと思っています。やっぱりバルト9で観てみたいな。キンドラのロングランをお祈りしております。

そしてエリートの皆様、今日は俺の地元の祭り(ポルプリ)に来てくれて、ありがとう!!!!!!!

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