オノ

文章の練習を兼ねております。 内装業ときどきカフェの店主。

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最近の記事

夜にしがみついて、朝で溶かして

“夜にしがみついて、朝で溶かして”のリリースおめでとうございます!! 2021年9月8日のライブにて発表されてから数ヶ月待ちわびたこちらのアルバム。 “愛す”や”四季”を聴いて楽曲のアプローチに少し変化を感じたものの、"ナイトオンザプラネット"で変化ではなくこれは進化だと悟りました。 僕らが音楽を聴く手段がアナログと呼ばれるレコードやカセットテープからCDにうつり変わり、デジタルダウンロードから今ではサブスクリクションやYouTube、TikTokなどの登場により音楽を聴

    • ハ〜ワイ

      ちょっと今日は気分を変えてハワイの写真をtopに添えてお話したいと思います。 ま〜、話すって言っても何を書いていいか分からないし、こんな辺鄙な場所まで僕の言葉を求めてやってきてくれる方々に対してどんな言葉を届けたらいいかも分からないってのが正直な所です。 そんな正直さが仇になって誰かを傷つけてしまうこともある。 「あんな事言わなきゃよかったなー。」って寝る前に後悔すること。次の日まで引きずる事も結構あるし、寝てすっきり忘れることもある。 最近、後悔した事と言えば・・・本業の

      • お値段以上、恋人未満

        お店をやっている時に悩みに悩んだのが価格設定だ。 "安くて、量があって、早く出てくる"というのが昨今の醍醐味。そして「コスパ最高!」という部分で消費者を満足させてあげられないのが僕らのお店だ。 そもそも「コスパ最高!」となるまでの過程を色々想像して欲しいというのが今回文章を書いている狙いだ。 お客さんを笑顔にするのはコスパだけじゃない!と思っている僕のこの気持ちを言葉で訴えたい。 1,000円の小ぶりな牛丼と400円の盛り盛り牛丼ならどちらを選びますか? 大体の人は400

        • クリープハイプ

          社会の窓というシングルから凄く好きになったバンド。人生で一番好きなバンド、それがクリープハイプ。 J-WAVEのサタデーソニック(今はない)という番組で"社会の窓"の宣伝で出演していたのがキッカケで深く知ることになりました。 「余計なお世話だよ。」 社会の窓という曲のこの歌詞と、その声にやられた。本当にかっこいい。言いたいことをメロディにしてバンドサウンドで全てを表現する。そしてその言葉に負けない尾崎さんの声のトーンがリアルで刺激的だった。 そこからCDをレンタルしたり

        夜にしがみついて、朝で溶かして

          お付き合い

          人との付き合い方は非常に難しい。良かれと思っても相手を不快な気持ちにさせてしまう事もあるし、気を使い過ぎて心が通わない時もある。 空気を読み過ぎて時間だけが過ぎてしまったり、喜ばせるつもりが傷をつけてしまう事もだってなくはない話だ。 できる事なら義務教育中に丁度いい所を教えて欲しかった。 人付き合いとは別にSNSとの付き合い方もまた難しい。顔も知らない相手が僕らの情報を事細かに知ろうするのは良いが、相手がガード(鍵)をしている場合はどこの誰かも分からない。 そもそも本名で

          お付き合い

          踊り踊らされ

          ちょっとした好奇心と、自分の文才の無さがコラボレーションをしてお店の営業日にはあんなような投稿(挑戦)をしている。 普通に商品説明をすればいいものの、ちょっとズレた事がしたくなる。 朝起きて、出来上がったお菓子やスイーツを自然光に照らして撮影をする。撮影時間は長くても5分。そしてその写真をパソコンに取り込んで、好きな音楽を流してから文章を考える。 書いては消して、書いては消してを繰り返し10分ぐらいで文章のベースを作るようにしている。ベースが出来上がったらあとは思いつくまま

          踊り踊らされ

          正直者

          中学生の頃。 僕と友達は部活帰りに怖いお兄さん「なんだよ!?」と絡まれた。 絡まれたというと聞こえが悪いが「こーゆー車かっこいいよね!」と目の前を通った赤い車に向かって友達が手振りを交えて話していた、その手振りがお兄さんにとっては『喧嘩を売られている。』という解釈になりその赤い車に乗ったお兄さんがやってきた!と言った方が正しいのかもしれない。(ヒェー!!??) 「あおったから来たんだよ!どっちだよ。」とお兄さんが言ってきたから僕は正直に友達を指した。そしたらお兄さんは「オ

          正直者

          桃の季節と災いと。

          流石と書いて『さすが』と読むのを知ったのはお店を始める少し前の話。それと同じ時期に桃が夏の果物と知った。 小さい頃は桃が夏の時期にしか収穫できない事や、高額なフルーツなどと知る由もなく、母親が買ってきた桃をパクパク食べていた。値段の事など気にせずパクパクだ。挙げ句の果てに「桃缶の方が美味しい!」と言ってしまうような少年Yくんは今はいない。 母さん、ありがとうね。桃って意外と高いのよね。 そんな桃を使ってスイーツやパフェをお店で提供している。(完全予約制にて)SNS映えし

          桃の季節と災いと。