おみくじは引いた後結ぶ?それとも持って帰る?
新年を迎えた後、初詣の際のお楽しみとしておみくじを引かれる方も多いかと思います😊
おみくじは、その時々のあなたが目を向け気を払うべき事柄が書かれた、いうならば“神様からのお手紙”です。
今回はそんな、おみくじについてのお話です🎵
◆おみくじについて
おみくじには“今のご自身に必要なこと”が書いてあります。
なので、当社境内にはみくじの結び所もございますが、折角の神様からの今後の指針を示されたお言葉ですから、お持ち帰りいただくことをお勧めしております。
おみくじに書かれた言葉を自らの心に照らし合わせ、是非ご自宅までお持ち帰りいただいて、節目節目に見返していただき、受け止め咀嚼をしながらご健勝にてお過ごしいただければ幸いです✨
新しい年を迎えるにあたり、おみくじの結果はいい場合も悪い場合も、これからの一年をより良いものに導く手がかりとなることでしょう。
運命は必ずや自ら切り開くことができます。
結果が悪い場合も気落とすのではなく、お導きやアドバイスとして捉え、おみくじに書かれた神様からのお言葉をよく読んで、心掛けてお過ごしください。
どうか素敵なお知らせが届きますように♪
◆『日本書紀』にちなんだ縁起物「まゆ玉みくじ」
当社のおみくじは、神様からの言葉を天然の繭に包んで守り届ける「まゆ玉みくじ」。
繭は蚕を守り育むものであり、古来から神様へ捧げる最高級の献上品である絹を産することから、「福を招くもの」「災厄を退けるもの」とされています。
『日本書紀』には、"天皇が皇紀に桑摘みと養蚕を勧められた"という記述があり、こうした歴史を大切に、皇后さまは現在も皇居内にある天皇家の養蚕所「紅葉山御養蚕所」で養蚕に取り組まれています。
当社の「まゆ玉みくじ」も、そんな歴史のある養蚕にちなんだもの。
蚕が生んだ天然の繭を加工して、一つ一つ丁寧に奉製されています。
また、もうひとつのおみくじである「幸せみくじ」は、まゆ玉に知恵の象徴とされているフクロウの姿を模したかわいらしい形をしています。
"フクロウ"という名前は「不苦労(ふくろう)」や「福が朗々(ろうろうとあるように)」、という言葉とも掛かります。
同封の「願い文」に願いを託し、御神前の結び処に繭ごと結ぶことで願いを育みます。
おみくじに書かれた言葉を自らの心に照らし合わせ、神様のお導きを戴いて、心豊かにお過ごしください…✨