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【政見放送から】キャッチフレーズや耳あたりのよい言葉で、 私たちの生活は、東京は、それでよくなったのか?

東京都知事候補の小野たいすけ(泰輔)です。いよいよラストウイーク。すでに政見放送もはじまっています。このあとの放送予定ですが、NHK総合では、あす6月30日(火)朝6時から、NHKラジオ第1は本日29日(月)午後12時30分から、それぞれトップバッター。MXテレビは7月1日(水)18時30分、2日(木)午前2時10分、3日午後6時30分からの放送の4番目になります。

収録で使った原稿はこちらです。

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東京都の皆さま、こんにちは。小野泰輔です。

目黒生まれ、小平育ち。
12年前、大学の恩師、蒲島郁夫先生が知事になった縁で熊本県へ。
8年前に全国最年少の副知事となり、
この6月8日まで行政のかじ取りを一緒に行ってきました。

今回、なぜ、都知事選に挑戦するのか。
主要政党は、知名度の高い小池都知事の前に、候補者を出し切れませんでした。

コロナ禍で東京が変わらなければならないときに、
都知事選が無風のまま、論戦もないままでよいのでしょうか。

それなら、ちょうど副知事の任期が終わろうとしている自分が立つしかない。
私は、この状況に一石を投じなければならないと思い、たった一人で立ち上がりました。

都知事選に出る、と表明したとき、「がんばれ」という励ましの声もありましたが、
「小池さんに勝てるわけがない。なんでそんなバカなことをするんだ」
どちらかといえば、きびしい反応のほうが多かったと思います。

でも、私は自分がやらなければと思ったのです。

小池都知事は、この4年間、都民の期待に応える働きができたのでしょうか?

たとえば、東京ロードマップ。
国が緊急事態宣言を解除したのに、東京だけいつまでたっても経済の再開をしない。

そして、東京アラート。
感染者がまた増えてきたのに、どうしてレインボーブリッジが
赤からレインボーに戻るんでしょうか。
しかも、小池都知事の出馬表明の前日に。

コロナの前も同じことがありました。
思い出してください。豊洲市場問題の大混乱。
市場関係者に大損害を与え、最後は4000億円もの損失。
これすべて、都民の皆さんの税金です。

小池都知事は、前回の選挙で、待機児童ゼロ、満員電車ゼロなど、7つのゼロを掲げました。
しかし、達成できたのはペットの殺処分のゼロだけ。

アピールは天才的ですが、残念ながら、行政能力が欠けていました。

では、私、小野たいすけが都知事になったら何をするか。
熊本で12年、うち8年を副知事としてやってきた即戦力です。

まずはコロナの問題。
あいまいな「東京アラート」、「ロードマップ」は即見直し。
科学的な根拠に基づく感染対策で、経済活動を両立させます。

夜の街の対策も、小池都政は真摯に取り組んでいません。
真面目にやっているお店が多い一方、ルールを守らない店のため感染が止まりません。
支援策と厳しい措置を併用することで、感染拡大を抑えます。

遅れている都の休業協力金問題。
的確かつスピーディな仕組みを作ります。

小野@歌舞伎町

そしてコロナの第二波への備え。
コロナ対応のICUセンターを整備し、医療体制を強化します。
PCR検査は、医師が必要と判断した全員が、速やかに受けられるように体制を拡充します。

関心の高い、東京オリンピック・パラリンピック。
あと1年で世界の感染状況が落ち着くのは難しい状況です。
2024年に開催予定のパリも、コロナで準備が進んでいないと聞いています。
私は、東京大会を2024年に延期し、縮小ではなく完全な形で実施すべきと考えます。
東京オリンピック・パラリンピックは都民の夢です。
IOCや組織委員会、国、パリ市と実現に交渉します。

次に経済です。
コロナに負けない、新しい東京をつくっていきます。

私は熊本の副知事時代、くまモンの権利を県で買い取って、
民間に開放して一大ブームを築いた実績と自信があります。

皆が通勤で都心へ集中することなく、都内の周辺の核となる町に
ビジネス、子育ての拠点を整備し、東京の都市構造を変革します。

都心部は、ネットワークとセキュリティを強化し、
アジア最高のビジネスセンターやAI等のベンチャー誘致を特区で実現します。

感染症対策も備えた、安心して芸術・文化を楽しめる空間の整備にも取り組みます。

都営地下鉄とメトロとの一元化。
小池都知事は手つかずでしたが、皆様の利便性を大幅に向上させます。

次に防災。首都直下地震への備えです。
副知事のときに対応した熊本地震の経験を生かします。

命を守るための家屋の耐震・防火対策、
都外への避難も見据えた、他県との交流推進を目指します。

小野、宗男

元気に安心して暮らせる東京は健康づくりも大事です。

実は私自身もがんサバイバー。
数年前に肺がんを治療しました。

助かったのはがん検診ですぐ見つかったから。
もっと多くの方に検診を受けていただき、
がん患者の皆さまが治療しながら働ける環境を整備します。

多摩地区、離島の振興策
熊本で取り組んできた地域振興策の経験を生かします。

他にもたくさんの具体策があります。
ホームページやブログ、新聞の選挙広告をぜひご覧ください。

一方で、どんな政策も、予算がないと絵に描いたモチです。

小池都知事はあとさきを考えず、1兆円もあった貯金をほとんど使い果たしました。
そのあと始末として、財政再建にも取り組みます。

私が知事になったら、給料だけでなく、報酬もボーナスも50%カット。
不退転の決意で取り組みます。

小野@子ども

わかりやすいキャッチフレーズ、耳あたりのよい言葉。
私たちの生活は、東京は、それでよくなったのでしょうか。

今回の選挙では、候補者の議論がどれだけ真摯かで判断すべきです。

私には派手さはないかもしれません、わかりやすいイメージもないかもしれません。

しかし、東京が苦しい今こそ、都民の皆さんは成熟した市民として考え、
行動していただけると信じています。

いまこそあなたのお力をください!
東京都知事は、小野たいすけ。
小野たいすけを、なにとぞお願い申し上げます。

政策の詳細については、小野たいすけ公式ホームページをご覧ください。

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