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育休のススメ

育休、取ってますか?
私は取りました。

これは mediba Advent Calendar 2021 8日目の記事です。

男性育休を取り巻く事情

これはもう言わずもがなかも知れません。
2020年度の男性育休取得率:12.65% という過去最高水準に至ったものの、決して高いとは言えない状況です。
令和2年度雇用均等基本調査結果 - 厚生労働省

また、2021/06 より「男性育休取得に関する法改正」が決まり、より男性が育休を取得しやすい世の中になってきたと感じております。
(以下の記事が分かりやすかった)

私自身、2021/10に2度目の育休取得をしました。
(1度目はパパママ育休プラスと言う制度を利用しました)

また、リモートワーク中心で一日の大半を家で過ごす為、より一層仕事と家庭の不可分性を感じながら生活する方も増えてきたと思います。

幸いにも、現職場においては非常に育休が取りやすい状況・雰囲気があります。(沢山の方にご迷惑をお掛けしましたが・・・)

という育休を取得したという実体記です。

この記事では触れません
・1度目の育休詳細について
・育休制度そのものの詳細について

筆者の職場での立場/働き方
・開発部門のマネージャー(いわゆる中間管理職者)
・基本フルリモート

家族構成(2021/12執筆時点)
・世帯主(筆者):約36歳 
・妻:3x歳 2021/03〜 専業主婦 筆者の1億倍しっかり者
・長男:もうすぐ3歳 未就園児 電車好き
・次男:2021/10月産

何のために取ったのか?

今回は
・やんちゃ盛りの未就園2歳児を抱えての家事/育児は確実にしんどい
 → 産褥期の妻の負担を軽減する為
という名目で育児休暇を取得しました。

お恥ずかしながら、「産褥期」というものを初めて知りました。
(長男が産まれた時、妻は産後から割とはつらつだった記憶・・・)

産褥期(さんじょくき)とは、出産後、体が妊娠前の状態に戻るまでの期間を言います。
その期間は人によって変わるのですが、一般的に6~8週間ほどかかります。妊娠出産は女性にとってとても大きな体の変化を伴うのですが、産褥期の間にゆっくりとホルモンバランスが徐々に妊娠前に戻り、子宮の大きさも徐々に小さくなっていきます。

収入面

育児休業制度を利用する場合、給付金は以下の計算式によって支給額が変わります。

・育児休業開始から180日:
[休業開始時賃金日額×支給日数(通常は30日)]×67%

・育児休業開始から181日目以降:
[休業開始時賃金日額×支給日数(通常は30日)]×50%

また、2021/06時点での上限・下限の金額は以下の通りです。
・上限額:45万6,300円
・下限額:7万7,220円
毎年見直しされる様なので厚生労働省のサイトをご確認ください。
以下の計算ツールで計算してみると良いかもしれません。

期間

出産から1ヶ月としました。
前述の産褥期に応対する想定での期間としました。
(1度目の時は5ヶ月取得しましたが、社会復帰が非常に大変でした・・・)

制度で取得出来る期間については厚生労働省からの発出をご参照ください。

育休までに決めた事

1:目的を定める
前述の通り「産褥期の妻の負担を軽減する為」としました。
筆者自身、料理と掃除が苦手なので・・・それ以外の所はなんでもやるマン宣言です。

2:無理はしない、ラクする方法を選ぶ事
親が倒れてしまっては元も子もないので、「手抜き上等」です。
・冷凍食品/惣菜/テイクアウト/デリバリーは親友
・散らかってるんじゃない、これはアートだ
・妻が寝不足でキツイ時は長男と二人で長めの外出

※手抜きは普段からお願いしてます、気楽に生きていたい派

3:長男ファーストを心がける事
歳の大差が無い兄・姉になる子が居る場合は特に「赤ちゃん返り」が待ってます。産まれてくる順番は決められません。
お兄ちゃんになりたくてなった訳では無いという事を念頭に置き、凡そ以下を決めました。

・「お兄ちゃんなんだから〜」という叱りつけは絶対にしない
・両方泣いたら妻が長男対応(やっぱりママ〜ってなるお年頃)
・次男が寝てても遊びにあまり制約を設けない

※ちなみに夫婦共に末っ子なので、兄姉の気持ちはわかりません

育休期間中

産後

2021/10/10 未明に産まれました
陣痛〜出産まで約40分という超絶安産

入院期
コロナ渦の為、出産立ち会いやお見舞いもNGでしたので、出産〜5日間は長男と二人きりでの生活です。2日目までは寂しくて泣いてました。

[この頃にやった事]
来る新生児の受け入れで色々と制約を受けるであろう長男に対し、なるべく甘やかしてあげようという魂胆です。

■毎朝/毎晩のテレビ電話
長男の寂しさを紛らわせる為ではありますが、若干不安を抱える筆者の相談定例という会になりがちでしたwww(仕事感)

おかげで3日目くらいからは飽きたのか、あまり画面も見ず、夜泣きもしなくなりました。

■(極力)長男が行ったことの無い所に連れて行く
新生児がある程度の月齢にならないとなかなか外出しづらくなるので、このタイミングで長男が行きたいと言っていた所に連れて行く事にしました。

iOS の画像 (1)

ここの所ずーっとLaview(西武鉄道)がお気に入り

迎え入れ
ここからは一気に生活リズムもスタイルも変わり、「育休までに決めた事」の実践期となります。

凡その生活スケジュール

①7:30:起床
②8:00:朝ごはん
③9:00 〜 11:30:筆者&長男 遊びに
④11:30 〜 13:00:お昼や動画タイム
⑤13:30 〜 15:00:筆者&次男とお散歩
⑥15:00 〜 16:00:おやつ食べたり長男と遊んだり
⑦16:00 〜 17:00:妻&次男お風呂 → 筆者&長男お風呂
⑧17:00 〜 18:00:晩ごはん
⑨18:00 〜 19:30:適当タイム(大体長男は19:00くらいに歯磨き)
⑩19:30 〜 :長男睡眠(寝かしつけ:妻)、家事
⑪21:30 〜 :自由時間&次男対応
⑫23:30 〜:就寝

生後2ヶ月以内では約2時間おきの授乳サイクルではありますが、完全母乳の為、夜間対応は参入できる隙がありません。(実際、不機嫌になられると困るので夜は気にするなと言うありがたいお言葉を頂きましてw)

育休の目的を果たすべく、
・極力③までには次男を寝かしつけてから外出する様にする
・長男が「ママを次男に取られた」とならない様に⑤で二人の時間を作る
・⑤の時間で食材の買い出しも行う
などは特筆して工夫した点かな、と思います。

最後に

「育休はただの休暇では無い」という事は(念の為)お伝えしておきますね

育休を取る上で、会社の多くの方にご協力頂いた事、快く承認してくださった上長やグループの皆様には本当に感謝しておりますm(_ _)m

育休に温和な会社、ここにあります。
一緒に育休を取得しましょう(?)

(ちゃんと技術的なネタを書けばよかったと書き終えてから後悔してます)