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運転と性格と私 vol.2

勅使川原真衣

先日の”運転と性格と私 vol.1”お読みくださり、ありがとうございます。
終わり方についてきっちりご批判ありがとうございます(笑)。
解説がもうすでに面倒になっている自分を感じつつ、解説してまいりましょう。

あ、その前に。
そもそもこれを書こうと思ったのは、
性格行動特性の師匠に「車たくさんこすってぇ」という話をした際の師匠のご指摘があまりに目鱗だったので、似たような誰か(いるのか?)のお役に立ったらと思った次第です。

師匠:「なんでそこまでこするようなことになるの?」
私:「あーえっと、左側に相対的に多くやらかしているので、脱輪気味?車両感覚に難あり?ってことかと」
(リトル勅使川原in my heart:ふっふ、こんだけこすっても冷静に分析はしてるんですよ。ふっふ)

**

師匠:「違うでしょ。“あぁヤバいかも”っていうときにブレーキではなくアクセルで通り過ぎようとしているからでしょ。運転に限らず人生の失敗、たいがいそれでしょ!」**


これですこれ。

喪黒福造なみの稲妻が走りました(平成生まれの方はおわかりになりますでしょうか)。

そうだ!すごーい師匠!👏やっぱりすごいや👏
あれもこれも(運転に限ったことじゃない、運転が表出しやすいけど)
「やばいかも」→回避行動、にならないことで、数々の過ちを・・・。
(ま、それでも失敗だと思ってないけど😜)

というわけで、

**己の人生、

一事が万事、脳の解釈の癖を知ると、
インプット(周りの事象)に対するアウトプット(言動)が予見しやすいので、ぜひ知っておきたいところです。**

今回で言うと、こういう感じ;

インプット:ミラーを見るに、このままいくとぶつけそう、という視覚情報
解釈:「それはどうでしょう。ぶつからずにいける場合ももしかしたらあるのでは!?」(危機ではない、という判断)
アウトプット:アクセル踏んでバックを続ける→やっぱりこする

ささ、
Vol.1での特性を掴みやすい言動※1~※5を確認します。

※1
「やだーこれ無理かも、あぁあぁ切りなおすのもいいけど
このまま行ってみないとわかんないか!(そのままバックを結局続ける)」

※2
「こんな入り組んだ都内でこんなでかいの乗ってぇ。海底まで潜りもしないのにダイバーズウォッチするでしょ。ほぉら私なんて動いちゃいますからね、動いちゃいますからね!」

※3
しかも当初ディーラーさんには「2か所擦って~」と言いましたよね。
左前ホイールを近所のマツキヨに寄ろうとして縁石ザザザザ。
うっすらわかっていたんです、でも2か所も3か所も一緒かな、とかね。 

※4
月1回の旅育も欠かさず!

※5

と、既に長くなっちゃったので、解説は次回(笑)!

では、登場させましょう。
私の物事の解釈の癖、言動の選好性がひとめでわかる、性格行動特性レポートを。今回は、Big5はもちろん、個人的にとても好きなマクレランドの動機もあり、
ユングの深層心理もあり、メリルのソーシャルスタイルもありの、
Marco Poloという名のアセスメントを解説します。お手数ですが結果レポートをDLの上、御覧いただけるとありがたいです。

※1について
これはわかりやすく、ここを見るのがいいんではないでしょうか。

B.「仕事に対する動機」の最下位に位置する「安全動機」。100パーセンタイルのうち、21!
開発者から以前、「無鉄砲な〇ちがい」と言われたことがあったのですが、
これはそのレベルです。
困難を困難と思ってませんからね。
避けようって発想がない。
石橋を叩いたこと?ありません。ブレーキは故障中です。
ピンチより、チャンス。何事もチャンスの女神に見えがちなので、
アクセルぎゅうでチャンスをとりに「この先行き止まり」の表示も見ずに
突進します。
(あったなぁ…バックでくねくね細道を100m以上戻る途中で電信柱にズサササ)

動機は、
目に見える言動が水面に浮く氷山の一角だとすると、
海の中に沈んでいる大半の氷山が、性格行動特性になるわけですが、
その中でも、特に根底に位置すると言われています。
皆さまの動機(=何に火がつくか?究極、何のために生きているか?みたいなとこ)、まずは知ってください。

※2
これは何でしょうね。醜い心です(笑)。
強いて言えば、これも動機で見ましょうか。

「権力動機」がトップに君臨しています。
有能さの証明によって、自身が環境をコントロールできる立場にありたい、
と思っています。
カイエンみたいな記号は、いわゆる富の象徴だとすると、
富のない自分は、負けた(勝ち負け思考)・・・この相手の上には立てないかもしれない、みたいな解釈が一瞬で広がるのでしょう。
さらに自身の運転スキルも顧みず、往生際悪く、自身が動くことでこの場をコンロトールしようとします。
でも、これ、だから悪いってことはなくて、
私で言えば、併せて「達成動機」も高いので、有能さの証明のための努力は惜しまない。自分の限界をみてみたい。的な。
これまでの学歴やキャリアを多少なりとも押し上げてくれたのは
私のこういう動機が多分に影響しているでしょう。
有能さの証明で、この先の人生、生きていきたくないですけどね!

※3
これはいけません。
A.Big5の「良識性」御覧ください。

低い。
特に「誠実」低いです。
note.第一回で書きましたが、
小1の夏休みの朝顔の観察絵日記を、初日に予測で書き上げてしまうとか、
良識性あるわけがありません。
2つも3つも一緒♪こういう人は医療機器の品質管理とか
絶対に置いてはいけません。
職務適性は職種によっては確実にありますので、ここは押さえましょう。
ただ、これも弁護しておくと、
よくお客さんにもお話するのですが、「誠実」80、みたいな方が
トップセールスになることはまず難しい。アリさんマークでもどうだろう。
「嘘も方便」は一定割合で必要。何事も過ぎれば「ば〇正直」ともいえるのです。

※4
要は多動ですね。
Big5を見ても、「フットワーク」「移動容易性」際立っています。

行った場合のリスクより、行った先のチャンスに目がいってるわけですから(先の動機)
そこにフットワークの軽さが加われば、
糸の切れた凧とでも呼びましょうか。

いつもあちこちで会ってキャッチアップしてくださる皆様、ありがとうございます。

息子は恐らくは移動容易性低く、もう少し安全動機があるタイプなので(まだ自己形成中ですし、自己理解の進んだ16歳ころまで受検できないと言われています)、旅育と呼んでいるのは私だけで、大変嫌がってますねぇ。

息子:「おうちにいたい!!」
私:「出かけたら、〇〇が見られるかもよ~」
息子:「見れないかもしれないでしょ」
私:「見れるかもしれないし、見れないかもしれない!さぁどうする!」

不毛です。
息子は試練です。

ふ~

ここまできてまた疲れてしまいました(笑)。良識性なく今回も終わります。次回、※5まで解説して、まとめる予定!

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