頼むから私に自己啓発本を勧めんといてや。

川栄李奈さんが生理用品の広告に出てるのに違和感を感じます。

こんにちわ

100年ぶりに読書をしてみることにした。
自慢ではないが私は本を読まない。本が好きではない。映画なら2時間、
音楽なら5分で物語が解決するのに、なんでわざわざ本なんて読まなくてはいけないのだ、というのは大袈裟だけれど昔から読書が苦手だった。夏休みの宿題の読書感想文ですら、本を読むことが嫌すぎて、世界名作劇場のアニメを見て感想文を書いていた。登場人物が外国人だとより最悪で、

アメリーは幼い頃から、兄のトムとその友人のステファンと森へ出かけては狩人の後をつけて遊んでいた。幼い妹が付いて回ることをトムは鬱陶しく思邪険に扱っていたが、一人っ子のステファンがその分、とてもアメリーに優しくしてくれた。高校生になったアメリーはステファンのことが好きだったが、5つも年下のアメリーのことをステファンが相手にすることはなく、成人をして仕事に就くことが決まると、街から出て行ってしまった。
 ステファンにはメアリという婚約者がいて~・・・

あれ?メアリ?アメリ?と、ページを捲り話を戻し、脳みそをフル回転して誰が誰の妹で、誰が誰の婚約者であるかを考えてしまうのて、一向に話が進まないのだ。

読む

ならば、どうしてそんな本を読めない私が100年ぶりに読書をしてみようかと思ったかというと、自分の語彙力を上げたいからだ。クソお局様に嫌気が差して退職をするにあたり、いつか文章を書いてお金を稼げないだろうかと旦那に話をしたところ「発想は面白いけど語彙力の無さは問題だと思うから、やっぱり本を読んだほうがいいんじゃない?こうゆう表現あるんだとかたくさん知ることがあるはずだよ」と言われたのだ。
 やっぱり本を読まなければだめか、私は本が苦手なだけではなく、本が好きな人が苦手だ。皆が皆そうではないけれど、私の周りにいる読書好きの多くは「本はすごく良いから読んだほうがいい。」「本を読むと知識が増える。」と、まるで本を読む人間は素晴らしくて本を読まない人間はミスボラシイみたいな言い方をするものだから、私は反抗心から本を読まなかった。本なんて読まなくても、お前以上にまともに生きてやるとクダラナイ反抗心を持っていた。だが語彙力の無さは自分でも薄々気づいていたので、やっぱり本を読むことにしようと決めた。

読まない

 しかし、そんな私の人生初読書魂を遮る者が現れた。友人の松田さんだ。松田さんは読書が好きだが私に読書を強要しない素晴らしい人なのだが、語彙力を上げるために読書をしようと思うと話をしたところ「語彙力の無さは、うーん、、ないって言われるならないってことにしたとしても、だがらこそ言葉のチョイスが面白いのかなって思うけどね。」と彼女は言った。
 あれ?私ってば本読まない本がいい?(ちょっと嬉しい。楽だし。)
「でもまぁ、どっちでもいいと思うけどね。」彼女はそう言って電話を切った。そうだろう、私が本を読んでも読まなくても彼女には関係なく、決めるのは私なのだ。

やっぱり読む

 というわけで、やっぱり本を読むことにしたので、早速2冊の本を購入した。

一冊は割と好きそうな食べ物系のエッセイで松田さんが読んでいた本のシリーズ化されているもの。もう一冊は映画化決定と書いてあったのでミーハーな私にはピッタリだろうと思われる暗そうな本。
 買っておいて読めなかった時の保険として、何を買ったかは内緒にしておきます。だって、え・・・そんな感じの読みやすい本も読めないんだ・・・って思われたくないからね。


#コラム #読書 #日記 #本 #語彙力 #買い物 #アラサー


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