中国の配車サービスDiDi社の商標出願情報から推測される次の進出国は?

9件目は特許情報ではなく商標情報を調べてみました。
お題は、2019/3/1付以下ニュース記事に関連して、中国の配車サービス最大手の滴滴出行/Didi Chuxing社(以下、DiDi社)の今後の進出国についてです。

上記記事によれば、ブラジルとメキシコへの進出に続き、今度はチリ・ペルー・コロンビアへの市場に進出するようです。

次はどの国へ進出する予定でしょうか?
商標の出願国から推測できないものかと思い、2018年におけるDiDi社から出願された商標情報を調べてみました。

世界最大規模の商標DBである「TMView」に収録されている情報の内、2018年にDiDiから商標出願された国は上記10ヶ国でした。

数字は件数ではなく商標の区分数というものですが、数字が大きい程その国に注力していると捉えておけばよいかと思います。

2018年に進出すると報道があったメキシコが「44」と最も注力されており、その他、進出済みの米国・ブラジル・日本、DiDi labsを設立したカナダ、そして今回報道があったコロンビア・ペルーについても出願がありました。

他には コスタリカ・フランス・英国 にも出願があります。
特にコスタリカや英国には注力しているようですね。実に安直な考えですが、DiDi社は次にこれらの国へと進出することを検討しているのかもしれません。(google検索でサラッと調べる限りでは上記3ヶ国への進出の情報はヒットしませんでしたが、もし間違っていたらごめんなさい。)

以上、商標の出願国からDiDi社における次のビジネス進出先を探ってみました。特許情報は公開されるまで基本的には18ヶ月ものタイムラグがある一方、商標情報は3,4週間程で公開されるため、タイムリーに企業の動向を探るのに非常に適したツールだと思います。

気になる企業があれば、まずは商標を調べてみるのが手軽で良いかもしれません。

以上
小野田平作

#商標 #知財 #知的財産 #didi #滴滴出行 #配車サービス

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電機メーカー知財部 → 化学メーカー知財部 → 化学メーカーで事業開発等。 知財/特許/商標/デザイン/意味のイノベーション/IPランドスケープ/技術マーケティング Twitter:https://twitter.com/estoppel88
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