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【8月31日は野菜の日】野菜の保存、活用にも氷が活躍!


野菜も氷で保存する?

氷で保存する食品、というと一般的に水産物のイメージが強いのではないでしょうか?

例えば、市場で氷の上に海産物が並べられている光景は度々目にしますが、同じように野菜が氷の上に並んでいる光景はイメージしづらいものがあるのではないでしょうか…。

日本の家庭用のものでは馴染みのない形態だが、
輸入の冷凍ほうれんそうはブロック状に規格化され形成されていることが多い。
Wikipediaより:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tiefk%C3%BChlspinat.JPG 作者:3268zauber様 ライセンス:CC 表示-継承 3.0

冷凍されたほうれん草やミックスベジタブルは身近なものではありますが、あまり馴染みのない、氷そのものと野菜という組み合わせ。しかし、近年は氷詰めで鮮度を保った生鮮野菜の輸入が増加しています。

特にブロッコリーは平成初期までほとんど輸入されることはなかったそうなのですが、氷詰め輸送によって平成6年には既に7万トン以上も輸入されるようになり、それ以来主要な輸入品目となったそうです。

この対策として国内産野菜の氷詰め出荷が増加し、氷の需要が増大しています。

ブロッコリーは-0.6℃から凍り始める、比較的、凍結に強い野菜のため氷詰めにしてもみずみずしさをキープし続けることができ、氷詰めでの出荷が多いです。

使われる製氷機は、従来は雪状に製氷した氷を貯蔵庫に蓄える方式が主流で、雪状の氷はカクカクしていないため、ブロッコリーを傷つけないというメリットがありますが、一方で庫内で氷どうしが癒着しやすく氷の取り出しが大変というデメリットがあります。

そのため「フレーク氷」という薄くてサラサラしたフレーク状の氷や、氷の表面がドライで癒着しづらくしたザラメ状の氷を作ることができる製氷機が、雪状の氷を作る製氷機の代わりに使われることが増えています。

またブロッコリーは、生産量全国1位の北海道では6~10月に旬を向けますが、夏季の電力負荷に製氷機が及ぼす影響も無視できないものがあります。

そのため、できるだけ少ないエネルギーで製氷できる製氷機の開発も求められています。

野菜も氷締めするとおいしい!

皆様は、野菜の氷締めはやっていますか?

実はサラダに使うレタスやキャベツの野菜も、氷締めすることでパリッとした食感を高めることができます。
このとき大事な点が二つ、野菜はあらかじめ切っておくこと(できれば細かくして表面積を多く)、また10分以上野菜を氷水に漬けておくことです。

氷締めした後の野菜はザルにあげ、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫に保管しておくことをオススメします。(氷締めしてすぐの野菜は水分多めなのでキッチンペーパーに吸い取らせます)

ひと手間かかりますが、そのまま生野菜を使ったサラダよりワンランク上の味になります。

冷凍野菜の「解凍」にも「氷」が使える!

また、冷凍野菜を解凍するのにも氷を使ったテクニックがあります。冷凍の野菜をそのままレンジや常温で急速に融かすと、内容物が水分とともに「ドリップ」として流れ出て、栄養や味が損なわれてしまうことがあります。

そこでポリ袋などに入れた冷凍野菜を、氷水の入ったボウルに沈めながら解凍すると、ドリップを最小限まで抑えることができます。

また、この方法では非常に解凍に時間がかかってしまうような気がしますが、実は条件にもよるものの、空気よりも水の方が熱伝導率が高く、より素早く温度を物体に伝えられるため、常温で解凍するよりも、氷水で解凍した方が早いこともあります。

是非「小野田商店の超純氷®」を食卓のパートナーに

夏も終わりですが、まだまだ残暑は続くと思います。
そんなとき、冷やした夏野菜を使った栄養たっぷりのメニューは、季節の変わり目に体調を崩しやすかったり、食欲が低下しがちな、この時期にピッタリです。

小野田の超純氷®︎は無味無臭なため、少し融けてもあまり食材の味に影響を与えず、冷やしなすや、冷やしトマトの付け合わせに最適です。

是非とも、今年の夏野菜と小野田の超純氷®︎をあなたの食卓にいかがでしょうか?

参考・出典
:技術開発ニュースNo.75/1998-1.出荷野菜の氷充填システムの実証実験・夏季におけるブロッコリーの氷詰め出荷への適用


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