進路について本気出して考えてみた

初めまして、駆け出しの新人イラストレーター兼漫画家のオノ・タコと申します。社会人としての生活を送る裏、同人活動や創作のお仕事をエンジョイしている者です。

はじめにお断りしておくと、noteでは普段Twitterで呟かないような内容を投稿する予定となっています。
ちなみに有料記事は予定していません。

また対象については特に想定はなく、あくまで文章作成や思考の言語化を通して、己の創作活動へ何かしら還元するためのものになります。
それでも暇つぶしにはなるかな、と思ってくださる方向けでしょうか。

そもそもなんでnoteを始めたのかなんですが、ここで記事のタイトルが絡んできます。
学生時代から作品の頒布こそしないものの、ネットではそこそこ熱心に同人活動に勤しんでいたのですが、社会に出てからは少しお休みをしていました。(“描くこと”には継続して触れていましたが)
もうオタクも足を洗ったのかな〜〜〜なんて思ったんですけどね、2年前くらいに舞い戻っちゃいました。

私の学生時代がちょうどソシャゲの黎明期〜過渡期だったかと思うんですが、私のような学生にもお仕事が巡ってくる時代だったんですね。
当時からプロフェッショナルとして携わっていた方々に対しては申し訳なくお恥ずかしい話ですが、すでに進路としてクリエイター業とは全く別の業界を選択した学生オノタコにとっては、ちょっとした職業体験のような、好奇心も込みのお仕事でした。「ああ、学生時代イラストの仕事やったことあるぜ」と言ってみたかった。
その程度の心構え、といえば認めざるを得ないのですが、自分にとっては別世界に位置する高尚な仕事だと思っていたのも事実なんですよ。
専門的に学んできた技術も自分にはないですし、「好き」だけで務まるものではないと。
実際、めっちゃきつかったです。素人なりにお金をもらう以上は、という気構えではいたので緊張するんです。しかし要領が伴わない。
(業界に詳しい相談できる人物もいないので、当時はもっぱらその手のスレッドを覗き見ていました。)
今思えばお金をいただくのに値しなかったのです。あらゆる意味で。

結局一年弱というごく短い期間の従事となりましたが、そこではっきりと思いました。「自分には仕事としての創作は絶対向いていない」と。
当時いただいた案件の出来を思うと本当に穴を自分で掘って埋まりたい気分ですが、そう結論付けられたことは大きな収穫でした。
幼稚園時代からずっと好きだったお絵描きについて、真剣に考えた初めての機会であり、初めての挫折でした。

そんな自分がこの一年で兼業としての創作をエンジョイしてしまっているのはなぜなのか。
これについてはなんとなく自分で分かってきていますが、すでにだいぶ長くなっちゃったのでまた別の機会に書こうと思います。書くのかな。
大好きなことでさえ成人しないと考えられないわけですから、あらゆることの成長がゆっくりだなとつくづく思います。
ただ幸いなことに、自分なりの成熟曲線と機会の巡りあわせが今すごくちょうどいい具合に交わってるといいますか、それもあってここ最近はやっぱりもっと創作に携わりたいなと思うようになりました。

現在はフルタイムで本業に従事しながら、毎回許可を得ては余暇に創作を行っている状態です。
本業がそれなりに楽しいこともあってこのままのバランスが衣食住的にはベストのような気もしますし、本腰入れてクリエイトの世界に没頭してみたい気もしはじめました。
人生80年(ほんとは100年×3回生きたい)として、体力や気力の全盛期も踏まえたところ本気出して考えてみたくなったわけです。

いい加減長いので、いったん終わります。
ブログなんて久々もいいとこだったんですが書いてみると楽しいですねこれ!