社会人1年目を思い出して


仕事での気付き①「先輩はみんな優しい訳じゃない」

大学を卒業して入社したのは当時社員数万人規模の総合電機メーカーでした。
ここで人事としてのキャリアをスタートさせましたが、必ずしも順風満帆とはいえなかった…
長い長い導入研修を経て配属された事業部の人事部は20人くらい、平均年齢は40歳くらいかなぁ…まーいろんな人がいるわけで。
とっても部下に優しい男性部長さん、笑顔で毒吐く女性課長、超絶威圧的な男部下なし管理職、体育会系先輩、典型的お局…新人に優しい人はほぼいなかった。
二回同じ質問すると嫌な顔される、陰口叩かれる、参考書投げられる、メール文面を繰り返し突き返される…
あまりにしょぼい仕事の出来に、今ではそうする気持ちも理解できるものの、言ってもパワハラやろ…ってものも多かった。

仕事での気付き②「辞めてもいい」

そして一年を待たずして転職しました。
もちろん手続きはあれど、社員一人が辞めたところで何の影響もない。
この事実は当たり前のことなんですが、ある意味自分に自由とプロ意識を植え付けました。
自分はこの仕事をしてもしなくてもいい。じゃあなぜこの仕事をしているのか?人のためではなく自分にとって有意義なことをしているのか?自分は事務処理をするために生きているのか?
この課題意識は現在も持ちつづけています。

仕事での気付き③「仕事はチームスポーツ」

プロ意識を持って仕事したとしても、所詮は人事部、スタッフ職。決してクリエイティブな仕事は多くありません。
でも同時に思うことは、「クリエイティブは個人では産み出せない」。
会社にはいろんな仕事をするいろんな人がいて、それでいて一つのモノを作り出している。
あ、仕事ってチームスポーツなんだな、と。
じゃあみんな苦手なところを矯正するんじゃなく、得意なところを伸ばしていくのがいいな。だって全員がユーティリティプレイヤーの野球チームは強そうじゃないし、全員が外からスリーポイント打つだけのバスケチームは応援しないもんな(強いけど)。

24卒新人に伝えたいこと

入社して半年、きっと15年前の自分と同じように苦しんでる子がいると思います。
そんな子は次の3つを覚えておいてください。
・ 誰かに頼っていい
・ ワガママを言っていい
・ しんどすぎたら辞めてもいい(人生設計後)

すべての新卒新人たちを応援しています!!

#仕事での気づき #24卒 #人事

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