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イラストで課題解決

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イラスト×UIデザインについて、関連のある記事を集めています
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#デザイン

一貫性のあるイラストが誰でも作れる「イラストシステム」構築までの経緯

株式会社 Zaim でデザイナーをしている miya です。 今回は Zaim でよく使うイラストを「効率的に一貫したイラストを誰でも量産できる」ことを目指したイラストシステムを用意したので、その経緯をまとめたいと思います。 イラストシステムを構築したきっかけそもそもイラストシステムは「ユーザーにサービスの世界観が伝わる」「一貫したユーザー体験を提供できる」「誰でも同じタッチのイラストを効率的に作成できる」ことを目指した仕組みかと思います。 とくに Zaim では、実在す

「noteらしさ」をカタチに!noteイラストシステム構築の裏側

こんにちは!noteでイラストレーターをしているKimです。 普段はイラストシステムの開発をメインに担当しています。 そこで、今回はイラストシステムを作り始めてからちょうど1年半が経ったので、遅ればせながら、noteのイラストシステム構築のプロセスについて紹介したいと思います。少し長めですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです! はじめにイラストシステムを開発するまで、noteのサービス内では異なるテイストのイラストやグラフィックが複数存在していました。これは、一貫し

noteデザインチームにイラストレーターが加わって、1年が経ちました。

noteのデザインチームにイラストレーターのkimさんが入社して1年が過ぎました。 kimさんがデザインチームに来てくれるまでと、この1年間に制作してくれたイラストの紹介。それから、少しだけこれからのお話をします。 noteにイラストレーターが来るまでkimさんが来てくれるまで、イラストが必要になった時はデザインチームの誰かが、とりあえずイラストを作成していました。 どうしても日々のUIデザインなどの業務の合間に作るので、思うように時間をかけられていませんでした。 本当で

【Figma】10 万通り以上のイラストが生成できるモジュールを公開しました

こんにちは。株式会社 くふう AI スタジオ でデザイナーをしている miya です。今回、どなたでも簡単にイラスト生成できる「イラストモジュール omiso」を Figma Community に公開しました。 作成したきっかけ前回 Zaim のイラストシステムを構築する際に、イラストモジュールを作成しました。 Zaim のイラストは、課題として「描く人によって微妙に絵柄が異なる」「塗り面があったりなかったりし、汎用性に欠ける」といった課題がいくつかありました。 そこで

累計4万ユーザーのイラストシステムHumationを作って新サービスを立ち上げるまでの流れ

2022年、HumationはNFTとしてアートワークを量産する仕組みの開発から始まりました。 当時のNFTはユニークなキャラクターにアイテムを着せかえる形でそれぞれの個性を作っており、アイデンティティ・ステータス・コミュニティとして急速にブランド価値を高めていました。 そんな中、自身が新しいもの好きでありCrypto仲間の後押しもあって、個性のあるキャラクターのデザイン、パーツやアイテムを効率よく取り替えられる仕組みの模索を始めます。 キャラクターデザインイラストレー

ブランドをつくる!Illustratorで構築するイラストシステム

プロダクトのデザインにおいてイラストって重要ですよね! イラストによる図解や補足は、事柄をわかりやすく伝えるための効果的な手法のひとつです。 特に、わたしの担当する「SPEEDA」のようなBtoBプロダクトでは、プロダクト内での操作説明、営業資料の機能説明など、イラストを使用する機会が多々あります。 またイラストは、人を楽しくさせ、ワクワクをもたらす力も持っていて、淡々とした資料にアクセントとしてレイアウトしてみるとパッと華やかになったりしますよね。 そんな便利なイラスト、