活動費は時間500円で週休4日ボラ構想

活動費は時間500円で週休4日ボラ構想60歳済んで、
退職金も受け取って、
こどもは巣だって、
こんな条件揃った自分自身が考える『こんなボランティア活動があったら・・・』と思う夢物語をイメージを描きました。

なぜボラ(ボランティア活動)なのか

アルバイトやパートは給与所得者で、契約書に書いてある通りに働く代わりに給与が支給されるということなので、働く時間はまさに「拘束時間」。ベツにそれでも気にしなけりゃいいじゃん!なら、アルバイトやパートの方が稼げるし正社員の方がなお儲かるのは間違いないけど、拘束されて指示されて働くことは絶対に避けたい。
「好きなことを、好きなときに、好きなように」したいのなら、選べる道はオーナー企業の社長さんになるか、ボラになるか。

ネットで「アフィリエイト」もそうかな?と思ったけど、アフィリエイトはそれを行うガリバー企業の胸算用で完全にコントロールされるから、「好きなことを、好きなときに、好きなように」は無理なんだということが分かった。

なぜ時間500円

「活動費は時間500円」、これをアルバイトでやったら、時給500円の給与になるから日本全国どこの都道府県でも最低賃金を下回る。つまり違法になってしまう。が、ボラの場合は給与ではなく「活動費」とか「活動補助費」という行き帰りの交通費や昼食費の補助として渡されるものだから給与ではないので「それで良い」となっているらしい。どうもこれは暗黙の了解らしいのだが・・・時間あたり金額が500円というのはそのような「相場金額」らしい。

逆に言うと、時間あたり500円を超えてしまうと活動費として相応しくない金額になってしまう、そういう相場がボラ世界にはあるようだ。

誰が時間500円を出す

アルバイトと似たように企業や団体や自治体などがその費用を拠出して、ボラしたい人を集めて仕事するという寸法。
ただアルバイトは契約で仕事内容と仕事量を実行させるのに対して、ボラでそれをやったらルール違反。もっと緩やかに「このような仕事があるからできそうなものをできるところまでやってください」という具合に「仕事のお願い」になるハズ。だから仕事内容と仕事量をボラ自身が自分で決められる。

もしルール違反を見つけたならそのボラ仕事は即刻辞められる。時間500円というのはそれができるほど軽い軽い。だから有能なボラ人を引き留めるには自然に「良いマネジメント」でなくてはならなくなる。

そんなことで仕事ができるわけがない

と思うかも知れないけど、世の中には不思議な会社が実在していて「エビ工場 出勤日も勤務時間も自由」でググると出てくる会社は、社員でありながらそういうことが出来ているから、決して無理なことではない。ただそれができるようなマネジメントが要るのは間違いない。

しかしながら誰でもそういう世界でちゃんと仕事が楽しく出来るかというと、そうは問屋が卸さない。社員のように「ちゃんとやることが明確になっていないとわたしはダメなの」という人もいれば、「何も決まっていなくてなんでもアリの環境でないと本領を発揮できない」という人もいる。後者でないとボラの世界で能力を伸ばし難いのではなかろうか?と思ったりもする。

ただ、契約で仕事する方が能率的なことは間違いない

「働かないなら辞めちまえ」が通用するからそうなのだ。ボラの場合は「おまえ働かないから辞めろ」は基本ない、滅多にないと言った方がイイかも知れんが。ただし500円払うのだから「これやって欲しいな」ぐらいは会社も団体も言えるハズ。まあバッチリ働かなかったとしても時間あたりの経費はアルバイトの約半額だからアルバイトの稼働率の50%でトントンの費用対効果だと言える。

この稼働率50%はとても低い

ふつうありえへん低稼働で、アルバイトだったら即刻クビだろう。きっとボラでもそんな低稼働でダラダラやる活動家は少ないと思う。反対にモリモリ仕事する活動家も絶対いるから、会社や団体も総合して十分な費用対効果を出せると期待できと見ていいと思う。

週休4日っていうのは何で?

週に3日だけボラするということ。これだけ活動すると色々なことができる。同じ仕事を企業や団体が期待したとして、週5日勤務のアルバイトを時給1000円で雇うより稼働率50%でも1.6倍の人員を抱えられる。だから仕事に対するアイデアのバリエーションが広がることにつながる。結果的に品質の良いものやサービスの芽が出てくるかもしれない。

そういうビジネスを創造することは、それをやってみたいクリエーターやその予備軍にとっては活動の場として垂涎と言っていいかと思う。

そんなこと言ったって稼げない
それはそうだ。
だから60歳済んで、退職金も受け取って、こどもは巣だって、という条件が必要だと考えている。
年金受給していればなおさらいいと思う。年金は考えてみたら給与生活者になっていなければ仕事と関係なく入ってくるお金。それで生活して、自分のやりたいことはボラ活動費で賄えたら最高だ。

年収にして50万円ぐらい

このジェネレーションでは、生活のダウンサイジングに成功しさえすれば年収50万円、経費を差し引いて年間所得48万円未満なら令和2年度から基礎控除以下になるから所得税がかからない金額。自身の経験ではこの金額で自身のための出費はカバーできる年間金額だと思う。

今の世の中ではボラに助成金を支給する団体もある

けど、企業や団体が活動目的を定義して、こんな仕事をこの会社(団体)でやってくれたら時間あたり500円の活動費、というスタイルは滅多にお目にかかれないほど稀。少なすぎる。
実際にそれは有るんだけど、活動内容に食指が動かないという感じ。つまりそういうボラは少なすぎて活動内容まで選べないという状態が今だと思う。

いろいろ書いたけど、活動費は時間500円で週休4日ボラは、捨てたもんじゃないと思う。

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