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タダDIYの宝庫は、地元工務店と、じぶんち

今日はタダでDIYをするコツをnoteいたします。

家具づくりや家のリフォームを自分自身でやるのを、今はDIYと言われていまして、これは昔は日曜大工と呼んでいました。
自分で作れば思い通りのモノが作れるし、なにより買うより安いのも魅力です。しかしDIYを始めてみると、実際けっこうお金がかかるぞ!と思うものなんです。それは材料の木の板とか角材などを買わなければならない!そう思い込んでいるからです。DIYで棚を作るぞ!と勢い込んでホームセンターに行って1枚800円の板と、支柱用の角材2本各500円を買い、他にネジや接着剤を買って合計3200円!という塩梅なんです。だから完成してから「買った方が安かったかも・・・」と反省の念がこみあげてくるんですね。

もしほぼほぼゼロ円でDIYができたら、さそかしいい!でしょうね。

今回ほぼゼロ円でリフォームしたのが以下です

これがビフォア↓

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わが家のトイレはハウスメーカーの構造上、こんなに広いトイレになっています。これを間仕切りして洗面台とトイレに分けて、途中に壁のような固定のパーテーションを設置する工事をDIYで行いました。

アフターがこれ↓

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洗面所には棚と鏡を取り付けました。その右にあるのが取り付けたパーテーションです。これでトイレ部分とつながってはいますが、それなりの洗面所とトイレの組み合わせが、ほぼタダでできたのです。実際にかかったお金は、接着剤と棚を支えるステーと、白ペイントを買った分の748円でした。

なぜこれが748円でできたのか?

まず材料代をタダでそろえたからです。

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この白い板のようなモノは、我が家で要らなくなって捨てる直前だった押入れの戸です。発泡スチロールの板の両面に薄い金属板を貼り、四方を木枠で囲んで壁紙を貼った構造をしていました。まさに粗大ゴミで捨てる直前でしたが、これをパーテーションに再利用する手を思いつきました。他に置いてある棒は、同様に捨てる戸の木枠だけを剥がして、必要長さに切ったもので、これもタダです。

作る前に書いた「設計図?」がこれです↓

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この図面も不要な紙のウラ面に書きました。完成してしまったら、リサイクル紙ごみに出します。

鏡もタダでした。

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これは亡き母の遺品の鏡台です。ここから鏡部分だけをはぎ取って、我が家の洗面の鏡として壁にネジで固定しました。

洗面台横の棚板は食器棚で不要になっていた棚板をそのまんま流用して取り付けました。

その他にも、今回はここには登場しませんが、工務店で出るゴミをいただく!という究極のタダ手法があります

工務店では新築や改築の際に、切り残りのコンパネや角材などの構造材がゴミとして出ます。それに改築の場合は古材も出ます。こういう材料は工務店が産廃として処理業者に渡してしまうのが常です、ちょっと待ったぁ!お先にいただきます!!とチャンスをうかがっていただいて来るという手があります。

懇意にしている地元の工務店にお願いすると、リクエストしておいたら、それに近い材料を残しておいてくれて、それを引き取りに行きます。

そういう材料は、えてして太かったりしますが、もし太かったら1本を2本に電動丸ノコで切って使えます。

ベツに恥ずかしがることはありません。工務店の方はこれでつながりができるからけっこう喜んで端材とか古材をタダで譲ってくれます。それに廃棄される材料が有効活用されるんだから、グレタさんだって喜ぶことでしょう。

買わなければならないのは、接着剤とかペンキの類でしたが

これらは全部使ってしまうわけではないから、次のDIYに残しておけます。

それに安いモノで十分な接着力があるし、内装に使う限りペンキも水溶性の安いもので十分です。

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これはプロの大工さんが使っていた接着剤の写真です。我が家のキッチンリフォーム工事で使ったものです。これはホームセンターで200円前後で買えるし、100均では同種の小型のものが110円(税込)です。この接着剤の正しい使い方をネット動画で勉強して使えばスゴイ接着が可能なんです。

ネジや釘はこのように普段から残りものを集めておきます。

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余ったネジや廃家具を分解したときに外したネジとか捨てないでコレクションしておくと、さまざまなサイズのネジの「宝箱」がこのようにできます。これを使って組み立てるとタダネジでモノができます。しかしやっぱり買わなきゃならないこともありますが、鉄のクロムメッキ品なら安いです。

タダ材料の良いところは、失敗しても心もお財布も傷まない点にもあります

新品板で寸法間違いして大失敗することがあります。私はADHDの素質があるので、この手の失敗をよくします。ちゃんと丁寧に確認したつもりが、気が散っているために思い込みが間違っているためです。今回も1200ミリで切った角材が5センチ短くて、やり直しました。が、廃材利用のタダ材なら、どうせ捨てるモノだったんだから、と心穏やかに過ごせます。

私はいつもDIYでは試行錯誤で作ってしまうことが多くて、錯誤のためにいっぱい端材が出ます。そういう端材もきっと次の作品の材料になるでしょう。ただ、あまり端材を貯め込むとゴミ屋敷モドキの様相になるので、ほどほどで、たまに断捨離するのがいいでしょう。

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