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ひとつ重大な心配が頭をよぎる「直葬」というもの

最近の葬儀は家族葬みたいな小さなお葬式が増えているらしくて、私の住む地域でも「家族葬」と看板に書いてあるセレモニーホールがあります。家族葬は私の母のときに実際に行いまして、参列者は親族8人だけ。費用は妹の希望で花をふんだんに使ったから決して安くはなかったけど、これは簡素で義理参列者も来ず、良かったと私は思っています。

最近「直葬」というさらに簡素な葬儀の話題が盛り上がってきましたが、まだ本格的には実行されていないようで、いろいろ課題と問題があるそうだと、下のリンク先記事でも述べられています。

課題・問題はザックリでは、個人は葬儀プロセスを知り得ないので、火葬場予約や遺体の処置要領などが分からず、途中で不都合な事態になり易いこと。確かに職業上やっていない個人はこのような事を知るはずが無いです。

私自身は質素で簡素な葬儀自体に異議なしですが、たとえ家族でもこの私流の考えを押し付ける気はありません。なぜか夫婦で共に簡素な葬式派ですが、私の葬式は私はやらないので、他の遺族が相談してその結果どうなろうと私は構わないです。が、ひとつとても気がかりがあります。その気がかりなことはもし直葬を選択されたら、極めて重大な私のピンチ!が訪れるかもしれないので、とてもとても心配です!!!!

その心配とは・・・焼く直前に生き返ることがあるのではないか?

この心配を他人に話すと、
「そう思う、確かに心配だ。焼く直前に生き返ることがある!と聞いた」なんて言うんです(汗)

でもどうやって、そんな事実があったことを知り得たのか考えると日本では、どう考えても「そういうことが起きました」なんてことを知るのは無理っぽいと思うのです。だってドアが厳かに閉まったら、あとはもう中で何があろうと分からないんだもの。

外国では土葬の風習がまだ残るところがあると言われ、不運にも土葬を終えた後に生き返った!という事実はあったらしく語られているようです。そのためか他の人がその生き返りに気づくようにいろいろお墓に工夫があったという話しはひとつやふたつではありません。下のリンク先記事にそのようなことが書かれてあります。

ここに書かれている発明品は、生き埋め事故があったからというより墓場恐怖症の人がいるから作られたと見るべきかもですが、中には実際に事故があったかもしれないことを誰が否定できるでしょうか。

今の日本のお葬式は、葬儀社の建物の中で多くは翌日まで安置され、通夜があって、さらに翌日あたりに火葬場に遺体を運ぶから3日間は生き返っても大丈夫な安心感があります。

でも私は心配なので「最後のお別れ」では故人をしのぶとかどうでもいいから、ちゃんと死んでいるかどうか、もういっぺんじっくり調べてよ!と思い、これだけキチンと遺言書に書いて残したいと思っているぐらいです。

それが直葬になったら、お医者様が「残念ですが・・・」と家族に告げたら、もうそのまんま霊柩車に載って火葬場ですか!!

速すぎんじゃねーか?

とっても心配なのですよ。

どうしてこれを上記の直葬の問題・課題に書き加えてくれていないのかが私は理解できませんが、次に誰かが直葬について記事を書くときには必ず火葬する前にちゃんと死んでいるかどうか問題を書いて欲しいです。

そうやってこの重要問題が国民意識になり、政府を動かし、直葬プロセスの適正化についていくつかの規制やガイドラインの策定を行って欲しいと切認願うものであります。


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