プチ起業して集められるものは、お金の他に・・・

「プチ起業」は文字通り小さく起業することで、できるならば初期投資ゼロで、ランニングコストも恐ろしく安いのがいいです。そういう点ではネット起業が定番でして、私自身も無料ブログにアフィリエイト広告貼って今までやってきました。しかしその他にも手はあります。

ただ、プチ起業するときにお金を集めることだけではなくて、他のものを集めることも合わせて考えたらどうか?と思いますので、今日はそのことを書きます。

「プチ起業」で集めることができそうなものは・・・

お金

ふつう事業したらお金稼ぐのはセットになっています。だからお金は集める対象から外せないとは思うけど、プチを標榜するなら収入に目標を立てない方が気楽で、さらに金額もプチなら所得税も払わなくていいかも。令和2年度からは所得税基礎控除額が48万円になるから他に収入無ければこれ以下なら所得税申告不要だし、サラリーマンや年金生活者は年間20万円未満の儲けなら所得税申告は免除されます。

何が言いたいのかというと、
プチ起業の場合は、儲けもプチで良し!として、他のものを集めた方がいいんじゃないでしょうか!?

友人

プチでも事業をやるとなると人脈が必要です。
この人脈が必要っていうのは、人脈を知っていないと事業ができない、ってことじゃなくて、実際はその反対で、誰かの知人の知り合いの友人のダンナが手伝ってくれた、みたいにつながった先で事業がはじめて実行可能になる場合があるんです。そういう場合、知人の知り合いも、その友人も、手伝ってくれたダンナも、全部が友人になる可能性があります。会社や本格的な事業家の場合は、こういうのは同僚とか同業者とかいって、そのお仕事が終わったら関係も消えるのですが、プチ起業のお仕事?のつながりは消え難いんですね。良くも悪くも。

ただ、プチ起業でのお仕事は、たとえば小学校の授業のお手伝いとか、そういうのが私の場合は多いので、ふつう「事業」って表現するときのお仕事のイメージではないものが多くなります。

体験

会社や本格的な事業家とかのお仕事では「業務経験」とか言って、経歴書に書くような立派?なものですが、プチ起業の場合は旅行に行った時の「楽しかった体験」みたいなものを、いっぱい出すことができます。

断言しませんが、私はプチ起業家の目指すものはこの「体験」を集めることではないかと考えています。体験はお金とは違っていっぱい集めても税金と取られることがありませんし、旅行での体験とも違って旅費がかかりません!・・・たまにちょっとかかることもありますが格安で体験ができます。

村おこしの仕事を手伝えば、村民とBBQしながら村の掟を聞けるし、幼稚園の子ども達を遊ばせる仕事をすると園児に頭ペンペンされて一緒に遊ぶことができます。とかいうような体験のことですので、事業自体がプチで、いろんなことに首突っ込んでやると、膨大な体験を積み上げることになる! ここにプチ起業の醍醐味がありそうです。

モノ

実際に、モノをもらうことが多いんです。
これは贈り物ではなくて、余ったから、要らないから、処分に困って、というモノを「じゃあ俺もらって帰るから」式で手に入れるモノのことです。
町内会BBQ会場のお世話なんかをすると、多量のお肉が余ってしまい、会の終了後にスタッフがその肉でBBQして腹いっぱいになることあったし、妻はデパ地下のイベント手伝いに行って、その日限りの賞味期限で売れ残ったものを貰って帰ってきて・・・それがそのまんま夕食のおかずになるんです。もちろん美味いです!


ざっとこのようにプチ起業では、いろんな事に手を出すことができるので、さまざまなものを集められる利点があります。

反対に失うものは・・・
「あなたは何をやっている人ですか?」という問いに、言葉を失うのですね。
あれも、これも、そういえばそれもやったな、なんて考えると「私は〇〇をやってます」とは簡単に言えないんです。

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